MacにもExcelはあり、Windows版とはいくつか違いがあります。
Windows版とMac版を比較してみました。
Windows版とMac版のExcel
Windows版のExcelの最新バージョンは2010、Mac版のExcelの最新バージョンは2011です。
機能は、どちらも大きな違いはありません。
Windows版とMac版のExcelの違い
Mac版のExcelは次のような違いがあります。
1 × Mac版はショートカットキーが違う
Mac版はショートカットキーが異なります。
ショートカットキーをよく使う私としては、非常に戸惑う点です。
基本的には、Windows版のショートカットキーでCtrlキーをCommandキーに変えれば使えるようになります。
たとえば、Ctrl+W(ウィンドウを閉じる)は、Commnad+W、Ctrl+S(上書き保存)は、Command+Sです。
私がよく使うショートカットキーで操作が異なるのは次のようなものがあります。
左側がWindows、右側がMacです。
セルの編集 F2 → Control+U
オートフィルター Ctrl+Shift+L → Command+shift+F
時刻の入力 Ctrl+: → Command+ ;
挿入 Ctrl+Shift+;(+) → Control+i
名前をつけて保存 F12 → Command+Shift+S
※Mac版の機能の一部は、好きなショートカットを割り当てることができます。
2 △ Mac版はリボンのアイコンが違う
操作メニューのリボンも多少異なります。
3 ○ Mac版の方がきれい
Mac版はMacにしかないフォント(ヒラギノ)を使えますし、同じフォントでもWindows版よりもきれいです。
4 ○ Mac版は起動が楽
MacでWindows版のExcelを使う場合に、Mac版は当然Macでそのまま起動できます。
Windows版は仮想化ソフト(Parallels Desktopなど)を起動させなければ使えません。
5 × Mac版はマクロが遅い
私にとって影響が大きいのはこれです。
Mac版はマクロの実行速度が遅く、もっさりしています。
Windows版だとさくさく動くマクロも、Mac版だと、ワンテンポ遅れて動くことが多いです。
結論
私の場合、Mac版よりもWindows版を使った方が数段速く処理できます。
Windows版でExcelの書籍やブログなどを書いている関係上、やはりWindows版を使うことが多いです。
特にマクロを動かすのならば、Windows版は欠かせません。
もちろん、Mac版も使えるようにはしています(^^)
なお、Windows版とMac版のファイルは共有できますし、互換性もあります。
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本当に初期の頃からお名前だけは存じていたので、うれしいですね(^_^)
顔というよりも服装でわかったそうです(^_^;)
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