「できない」の基準の見直し。時間・お金で解決できないか。

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~できないという基準は人によって違うものではあるのですが、本当にできないのか?
その基準の見直しは欠かせません。
走ることができなくなった私として、強く感じることです。

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※レース用のランニングシューズ Leica M10(90mm)

走ることが「できない」

2019年6月5日に交通事故にあって、右の大腿頸部骨折をして、入院が3ヶ月、その後退院してからも走ることはできていません。
88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと | EX-IT

走る出したのは、2009年ごろ。
2010年7月にトライアスロンデビューし、同年12月にフルマラソンデビューをして、以降、トライアスロンは56戦、フルマラソンは22戦に参加してきました。

走るということは人生の一部にもなっていたわけですが、事故によりできなくなったのです。
レースに出ることはもちろん、自宅の周りを走ったり、仕事の合間に走ったり、旅先で走ったりという楽しみもなくなりました。

事故後2週間は絶対安静でベッドから起き上がることもできず、さらに6週間は右足を床につけることができず他動(理学療法士が大きく力を加えること)も禁止。
その後4週間は右足に体重を1/4、1/2、2/3とかけていき、両足で地面に立った3日後に退院しました。

その後もリハビリに通いつつ、筋力は徐々に戻ってきて、今は普通に歩くことができますし、いざとなったら走れるような感じです。
骨をくっつけるためのピンを入れるために切った部分その他の筋肉で痛むところはありますが、今走れといわれたら走れます。
ただ3ヶ月ごとの整形外科の検診(次回は2月)では、「まだ走ってはいけない」といわれており、完全に骨がくっつくまでか、骨を固定するために埋めたピンを抜くまで待たなければいけません。

走ることが「できない」わけです。
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毎年出ていたフルマラソンには当然参加できません。
トライアスロンは、スイムとバイクならできるので、状況を見ながら出ようかなと思っています。
ランはやめるか、歩くかで。
(スイム、バイクは、今もやってかまいません。)

走ることができなくなって改めて感じたのは、どうしても「できない」ことの壁って高いなぁということでした。
今は、たとえ時間をつくっても、お金があったとしても、走ることができないという事実は変わりません。

この走ることが「できない」という事実に比べれば、他の「できない」は、本当にできないことなのかどうか。
自分で壁をつくってるだけではないかと。

そう考えつつ、退院後から今日まで、自分なりにその壁を壊し、さらに挑戦しているつもりです。
時間とお金でなんとかなるんだったら、「できない」のではなく「できる」のではないでしょうか。

・自分にはできない
・まだできない
・無理だよ
・自分には無理
・できたらいいなぁ
などといったことはあるわけですが、今の私が走ることができないという状況と比べるとどうか。
できないことはないものもあるでしょう。

時間で解決できないか

「できない」の1つの解決策は時間です。
「時間があればできる」というものなら何としても時間をつくっていきましょう。

難しい選択もあるでしょうし、人間関係を壊さなければいけないこともあるかもしれませんが、時間をつくることで解決するのであればいたしかたないことです。

そうはいってもと思うかもしれませんが、決断しなければ、その「時間」でさえも刻一刻と過ぎていってしまうわけ、「時間があれば……」の繰り返しになってしまいます 。

時間を理由に、「できない」ということがないように、時間をつくってきたつもりです。
その時間が、事故で吹き飛んだわけですけども。

時間をつくるには、何に時間がかかっているかをざっくりとでも考えて、「これをなくせば時間がつくれる」というものを、時間をつくれるものから徹底してなくしていきましょう。

仕事でいえば、
・本当に休めないのか、仕事を切り上げられないのか
・本当に自分がやらなきゃいけないのか
・本当にこんなに手間をかける必要があるのか
などを考えたいものです。

私は税理士受験のときに、その年の試験に合格する確率を上げるために、仕事を辞めたことがあります。
「時間さえあれば合格するのに」という自分への甘えをなくし、「時間をつくったんだから絶対結果を出せ」と自分に発破をかけて、幸いにもその年は合格できたのです。
独立後も、「時間をつくるためにはこの仕事をなくさなきゃいけない」と必死に一年かけて、その仕事をなくすことに全力を注ぎました。
その結果今があります。

時間をつくるのはかんたんではないのですが、決断、行動しないと時間はできないものです。

お金で解決できないか

時間と並ぶ大きな問題として、お金があります。
「お金がないからできない」
「お金が心配だからできない」
といったものです。

今やお金をかけずにできることだって山ほどあります。
お金が問題でできないと思っていることが、お金をかけずにできる、または、お金をちょっとだけかければできるというものもあるはずです。

・本当にお金がないとできないのか
・お金が本当に必要ならいくら必要かを具体的に
・そのお金をどうやってつくるか

ということを考えてみましょう。

私は大きな投資をするときにはめちゃくちゃ計算します。
そのために日々経理と家計簿をやっているわけです。
これぐらい投資をしても大丈夫かどうかというのを考えて、その上で「できない」を打ち崩すようにしています。

また、お金の問題というのは何かに使うだけではなく、収入がなくなる、減るというものもあるでしょう。
何かを決断して、収入は減るなら、それなりに計算してみて、それに代わる収入を増やすことができないか、一時的に借りることができないかも考えてみましょう。
お金がたまるのを待っていたら時間がたってしまうので。

 

時間にしてもお金にしても、今の私が走ることが「できない」くらい、本当にできないことがどうか。
「できない」の基準を見直してみていただければ。
この記事をお読みいただいて、「できない」の基準を見直していただき、「できない」にチャレンジし、できるようになれば、今の走ることができないモヤモヤも報われますので。

 



■編集後記

昨日は人間関係攻略セミナーを開催。
音声も録音したのですが、痛恨のトラブル……。
後日録り直そうかと……。
もし、「参加したいな」という方がいらっしゃれば再度開催します。
セミナー要望フォームからお申込みいただければ。
(おひとりでも開催します。場所、参加費等は前回のこちらのページと同じです)
人間関係攻略セミナー | EX-IT

 

 

「1日1新」

人間関係攻略セミナーを開催
とあるセミナーに参加
ル・ブーランジェ・ドゥ・モンジュ GINZA SIX店
Neutralworks Hibiya

 

■娘(2歳)日記

早めに行った病院でかぜ薬をもらって、最近は飲んでいます。
おいしいようで、ご飯をそっちのけで「お薬飲みたい」と。
嫌がって飲まないよりはいいかもしれませんが。

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