「値付けは難しい」「値付けをどうすればいいですか?」「高くしたい」という声をよくいただきます。
ただ、値付けはある意味シンプルです。
「違い」があれば、高くできるので。
※自分だけ飛ばない by Sony α7S+35mmF2.8
高くできる理由
値付けをするときに、高くできる理由はなにか。
・ブランド力、人気
も大事でしょうが、
・違い、希少性
も高くなる理由になりえます
独立後、ブランド力・人気をつけるのもいいのでしょうが、より現実的なのは、後者の「違い」でしょう。
かんたんではありませんが。
他と同じだと、安いほうがいいのは当然です。
高くしたいなら、「違い」をつくる必要があります。
むしろ、「違い」があれば高くしていいのです。
「違い」があれば高くしていい
他と比べて
・自分にしかできない
・自分だけが提供している
・自分のほうがより◯◯
といった「違い」があれば、同じ値段にする必要はありません。
ましてや安くする必要などないのです。
・「違い」があれば、高くしていい
・「違い」があるのに、安くしちゃいけない
と考えましょう。
そうはいっても、
・実績がないから
・もっとすごい人が安くしているから
・高いと思われるかも
と躊躇しがちです。
実績、年数、年齢などは、あくまで「違い」の一要素。
絶対的なものではありません。
長くやっている、多くやっているが優れているというのは、あくまで1つの考え。
他の部分で「違い」をつくればいいのです。
逆に、実績があれば「違い」になるわけではありません。
もっとすごい人が安くしていても、関係ないことです。
値付けは自由。
どの商品にどういった値付けをするかはそれぞれの選択です。
一見安く見えて、実はそうではないというケースもあります。
すごい人の見かけだけの安さに翻弄されないようにしましょう。
そして、世の中には稼がなくてもいい人もいます。
そういった方は、当然安いのです。
稼ぐ必要はないのですから。
普通に稼ぐ必要があるなら(私もそうです)、そういった値付けに左右されてはいけません。
そして、高いと思われるかも……という不安。
いいじゃないですか、それでも。
どんな値付けをしても高いと思われるときは思われます。
1000円でも100円でも。
逆に、自分が高いと思っていても、「え、そんなに安いんですか?」「安くていいんですか?」「安すぎて逆に怪しい」と思われることもあるのです。
私の値付けのどうこうは置いていて、私もそうおっしゃっていただくこともあります。
「安い」→正義、「高い」→悪ではありません。
良心的というのも私は嫌いで使わない言葉です。
たとえ高いと思われても、売れるくらいの違いを目指しましょう。
そして、その「高いと思われるかも……」が、
「同業から高いと思われるかも……」
「先輩から高いと思われるかも……」
「友達から高いと思われるかも……」
だったら、即、その考えを捨てましょう。
独立後は、お客様だけを考えればいいのです。
とやかく言われないくらいの違いをつくりましょう。
その違いをつくるステップについてまとめてみました。
「違い」をつくる3ステップ
「違い」をつくろうとしても他と似たものになってしまう
「違い」をつくろうといろいろやってみても、なんだか似たようなものになってしまうということはありえます。
世の中、完全なオリジナルはないので、ある意味しかたのないことです。
ただ、「しかたがない」で済まない部分もあります。
他と似ている、二番煎じ、真似だと限界はあるのです。
それでも、最初のステップでは、忠実に真似てみることが欠かせません。
その先にオリジナルがあります。
ただ、気をつけたいのは、真似る期間・度合。
「違い」をつくる過程が10だとすれば、そのうちの1でやめたいものです。
ずっと真似をしていると「違い」をつくりにくくなります。
「違い」を意識的につくることができる
次のステップは、「違い」を意識的につくることができること。
他を徹底して研究し、「これはまだないな」と確信をもって、違いをつくり出すことができる段階です。
同業の本、ネットなどをそれなりに研究しておきましょう。
独立後は、お客さまのニーズに答える商品も大事ですが、「違い」をつくるための商品も大事です。
買う側としても、「こういうのが欲しかった」というものもあれば、「これって何?」というものもあるでしょう。
前者ばかりを出していても「違い」はつくれないものです。
後者の「これって何?」というようなものも、つくって出してみましょう。
それが「違い」になります。
「誰にも買っていただけないかもしれないなぁ、でもこれは伝えたい!届けたい!」というものも出していきましょう。
その情熱こそ「違い」です。
空振りもありますけどね。
ただ、今の空振りが明日のヒットにつながることはよくあることです。
意識せずに「違い」をつくれる
第3段階として目指したいのは、意識せずに「違い」をつくれる段階。
自分の情熱をそそぎたいものが、他と違うという自然な状態です。
そうなってこそ、「普通」や「みんなと同じ」「その他大勢」から抜けることができます。
ここを目指したいものですし、ここを目指すために独立したのではないでしょうか。
違いがあると、値付けの自由度は上がります。
高くするのも安くするのも無料の仕事をするのも、お金が必要なときに必要なだけつくることも。
そうなると時間の自由度も上がるのです。
「違い」=「強み」を常に磨いていきましょう。
■編集後記
昨日は、YouTube収録、オンラインセミナー受講、社長限定メルマガ発行など。
ランで移動も。
ランだと近くのスタバまでが近いです。
一時期は、松葉杖でそのスタバまでいけなかった(つらかった&コーヒーを運べない)ので、感慨深いものがあります。
普段使いできるシューズも買いました。
骨伝導イヤホンも……と思いましたが、試してみると、こめかみがちょっと痛く気持ち悪く……。
合わないということなのでしょう。
やめました。
Sonyの耳をふさがないタイプも試したがいまいちで……。
ラン自体は、体の使い方の感覚がまだまだつかめません。
折れた右脚をまだ信頼できず、踏み込みきれていないのも理由です。
徐々にならしていきます。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
ナイキアプリ
コバラヘッタで夕食
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
郵便局のグッズを買いに行こうとしたのですが、17時まで、かつ、保育園のイベントで行けず。
予定を変更して、ヴィーナスフォートのイベントに行きました。
雪の演出を。
娘は、夕食のカルボナーラとレインボーケーキとともに楽しんでいました。
途中、館内にバナナが落ちていて……。
最近、ブロッコリー、玉ねぎが落ちていたこともあり、娘は不思議に感じつつもおもしろがっています。
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■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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