独立後は手加減しなくていい・手加減してはいけない

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独立後、手加減しないようにしています。
その理由をまとめてみました。

※真剣にエアホッケー by Nikon Z f+24-120mmF4

娘にも手加減しない理由

手加減されるのが好きではありません。
「やったー勝った!」と喜んでいても、手加減されていたらおもしろくないからです。

昔、ハンドボール部にいたことがあります。
ハンドボールは好きで入ったのですが、先輩とやらにイラッと来て(はじめてのことで何も教えてもらってないのに怒鳴る人)、1ヶ月弱でやめましたが……。

そのチームのキーパーが手強く、シュートを決めて、「よし!」と思っていたら、「もうちょっとしたらちゃんと止めてやるよ」と。
私としては渾身の一撃だったのですが、わざと入れさせてくれていた、手加減していたわけです。
腹立って、悔しくて……。
思えば、父は、将棋でも麻雀でもスポーツでも手加減しなかったなと。
(単に厳しかっただけかもですが)

このときをはじめ、手加減されたときになんか物悲しい思いがあり、手加減はよくないなと育ってきました。

そして、娘に対して。
ゲームでもトランプでも、ルールを教えつつ、手加減しないようにしています。
手加減したパパに勝ってもうれしくないでしょうから。
少なくとも、手加減しない全力の状況を一度は見せています。

勝負とはそういうものかなと。
もちろん、練習したり教えたりはします。
ただ、現状の差はわかっておいたほうがいいと思うのです。

最近は負けても泣かなくなりました。
多少なりとも前向きになったことかなと。

そのうちいろいろ抜かれるようになるでしょう。
娘が30歳で、私は74歳。
そのときに手加減なしに語れるようにしておきたいものです。

勝負事で、手加減はなしかなと思っています。

独立後に勝負する同業他社もそうです。

同業他社に手加減しない理由

独立後は、同業他社に手加減する必要はありません。
めんどくさいこともあるかもしれませんが。
(やり方は工夫する必要はあります)

圧倒的な違いをつくってもいいですし、圧倒的に量をこなしてもいいですし、誰よりも勉強しても問題ありません。
食べていけるようになったからといって、それが永遠に続くわけでもなく、手加減する必要はないのです。

値付けについても同様で、足並みそろえる必要はありません。
(安くしてしまうと、結果的に足並みがそろってしまいますが)

後進に対しても、私は手加減しないようにしています。
全力の姿を見せることで、参考になることもあるでしょうから。
食べていけるようになったからと歩みを止めないようにしましょう。

独立後にゴールはありません。

そして、お客様にも手加減しないことが大事です。

お客様に手加減しない理由

お客様とは、仕事をご依頼いただきお金を払ってくださる方。
その方々の顔色をうかがいすぎて、手加減しないようにしましょう。

・これくらいでいいだろう
・本当は必要だけどお気に召さないかな
・これを言うと、解約またはまた買っていただけなくなるかも
と、手加減してしまうことは、お客様のためになるかどうかです。

もちろん、伝え方は工夫する必要があります。
やわらかくかつ確実に伝えなければいけません。

逆に言えば、「やわらかく確実に」という技を身につければ手加減する必要はないのです。

これは日頃の発信も同様で、手加減してしまうと、真意が伝われず、意図しない仕事、意図しないお客様を呼び寄せてしまいます。
自分のメディア、セミナー、コンサルティング、カウンセリングなどはもちろんのこと、気をつけなければいけないのは、かしこまった場。

講演(自主開催ではなく依頼をもとに話す)、そして本でも、手加減をしてはいけません。

これまで手加減せずに、失敗したこともあります。
多すぎる、速すぎる、タイミングが早すぎるなど。
それはそれで反省しつつも、手加減しないようにしています。
もちろん、好みや順番、段階は考慮しつつ。

独立後は、手加減しないようにしましょう。
それが礼儀でもあります。
遠慮する必要はありません。
(子供に対してはともかく)

独立前は、手加減しないと、めんどくさいこと(怒られる、仕事は増える、給料が下がる・上がらない、左遷、昇進しないなど)になりますからね。

 

 



■編集後記
昨日は、午前中に対面で個別コンサルティング。
組織の皆様のIT効率化を継続して6コマ行わせていただきます。
個のスキルと俯瞰が必要なのは同じです。
トップの方、現場の方の方向性が一致していることが必須ですが。
(反対勢力がいらっしゃる場合、組織向けのコンサルティングは承っておりません)

その後、帰宅して、Zoom個別コンサルティング(セミナー等)、Zoom個別コンサルティング(年末調整、源泉所得税納付等)。
夜に、ひとり税理士道場のZoom面談&ご契約、イントロダクションを。

1日1新Kindle『1日1新』
ヘクトール135mmF4.5を使用
Zoom3コマ

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
怖くてひとりで乗れないエレベーター。
1階ずつ練習をはじめました。
昨日は、4階下から。
娘と一緒に下から乗って途中で降りて階段で。
だんだんつらくなりますが、おもしろいので、階段で貫こうかと。

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