早く行くならひとりで行け、遠くに行くとしてもひとりで行け

独立後、ひとりで仕事をすると、限界はあります。
ただ、限界をちょこっとだけでも超える方法はあるものです。

※ひとりでも遠くに（北海道　美瑛）　by　Nikon Z fc + 26mmF2.8

ひとりの限界

独立後、ひとりで誰も雇わないと、自分ですべてやらなければいけません。
24時間、実質14時間をひとり。
おのずと限界はあります。

人を雇えばその限界を超えることができ、より遠くに行け、より多くのお客様に貢献でき、より多くの仕事ができ、より大きい仕事できるでしょう。
「早く行くならひとりで行け、遠くに行くならみんなで行け」という言葉は、アフリカのことわざ。

だからこそ、人を雇うべき、そのほうがおもしろいし、遠くに行けるし、多くの仕事ができるし、チームじゃないとできない仕事できるという考え方もあります。

アフリカのことわざに文句をつけるつもりはありません、ひとりでも遠くに行けるよと言いたいです。
ひとりだと早いというメリットも活かしつつ。

じゃあ、みんなで仕事をして、遠くに行っているかどうか。
そうとも限りません。
遅いというデメリットはそのままに。

どちらが正しいというわけではなく、どっちもどっちです。

ただ、そもそも遠くに行くことは必要なのでしょうか。

「より遠く」「より多く」「より大きい」は必要か

より遠く、より多く、より大きい。
私からすると前時代的なものですが、世の中はやはりこれが主流。
世の中の主流であっても、自分に必要かどうか。
自分のお客様に必要かどうかです。

売上を増やしたとしても、そのお客様、従業員のいずれか、ときには両方を不幸にしても意味はないかなと。

広く薄く安く多くという方向性はありますが、それを自分が望むかどうか。
成長とやらが必要かどうか。
大きい仕事って必要かどうか。

仕事量が増え、売上の限界に来て人を雇おうかどうか迷ったときには、このあたりを考えてみましょう。
中途半端に人を雇うと、自分も従業員もお客様も幸せにできません。

とはいえ、限界が来て（または近くなってきて）、モチベーションが下がるということもありえます。
より遠く、より多く、より大きく
は、ひとりでもそこそこは必要です。

ひとりで行く「遠く」とは

私が独立後、怖いのは、モチベーションが下がりきってしまうこと。
・売上が減った
・大きな出費があった
・病気、けが（限度はありますが。なおなにかあったらというのは人を雇っていても同じですし、どっちもどっちです）
なども怖いことではありますが、モチベーションがあれば、なんとかなる可能性はあります。

そのモチベーションを下げないために、「遠く」というのは必要です。
売上を増やすというだけではなく、もっと質的な内面的なものを目指しましょう。
その方向性ならひとりでも遠くに行けます。

・新しい知識やスキルを身につける
・新しい体験をする
・今の知識やスキルを磨き続ける
・発信を続け、影響力を広げる
・本を出して、知っていただく
・時間がかからない売上をつくる10/24 時間を増やさずに売上を増やすセミナー
・理論上はいくらでも増える売上の柱を持つ
・誰もやっていないことを真っ先に、圧倒的なクオリティで始める
・誰にも真似できないことをする、何が真似されないかを見極める
・より多くではなく、より深く貢献する
・ひとりじゃないとできない仕事をする（臨機応変、より小さいニーズ、スピード）
・同じくらい遠くに来ている人とお互い刺激しあう（同じ組織という馴れ合い、安易な仲間意識よりも強固かつ有益）
・肉体も鍛える
そして
・楽しむ

「楽しむ」というのは際限がありません、遠くに行けるものです。

数、量、規模といった「遠く」なら、みんなで行く必要があるでしょうが、そういったものに興味がなければ、違う方向性で「遠く」を目指し、モチベーションを下げないようにしましょう。

今やネットやITがあるので、ひとりの可能性は高まりました。
際限のない、ひとりの道を極めていきましょう。
雑音は気にせずに。

ひとりだからとなめんなよと。

モチベーションがなく、ぬくぬくと、日々鍛えていない人には負けませんので、自信を持ちましょう。

ひとりしごとで大企業の真似をしちゃいけないところ

 

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■編集後記
昨日は、自宅付近で。
朝ランで、累計17.5km/200km。
雨でサボると、一気に厳しくなります。
トライアスロンの脚のダメージも癒えてきました。
京都マラソンが当選したので、家族旅行で行きます。

本の執筆に集中。
夕方は、Zoom個別コンサルティング。
コンテンツづくりについて。
ひたすらやっていますから、お役に立てるかと。

夜にブログ。
フリーレンの続きを娘と見ながら。

■1日1新→Kindle『1日1新』
YOASOBI　BOOK3
Nikon Z9　ファームウェア4.10　鳥認識

■娘(6歳）日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
最近は、帰ってきてから寝なくなりました。
体力がついてきたのか。
一方で腹筋をしたいらしく、日々やってはいますが、なかなかできず……。
まあ、そのうちできるでしょう。