どこにいるか・何をしているかをあえて隠す美学

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「今はどこにいるか」「何をしているか」を感じていただかないようにしています。
そうすることで時間と場所の自由度が出てくるものです。

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※2019年9月4日13時半ごろ 機内にて Pixel 3

独立前はどこにいるか何をしているか明かすのが普通

独立前は、どこにいるのか・どこへ行くのか・何をしているのか・何をしたのかを報告するのが普通だったのではないでしょうか。
私は外出中に予定をこなしたり休んだり、効率化して早く終わっても3日かかっているフリをしていたりしていましたが。

勤務時間というものがあり、たとえば9時から17時は同じ場所にいて会社の仕事をするというのが普通でした。
独立するとその場所や時間に、こだわらなくて済みます。
どこにやっても何をしていても別にいいわけです。

もし常に連絡が取れないとダメな仕事があったら、その仕事自体を考え直すべきかもしれません。
私は実際考え、手放したことがあります。

1社との仕事をしていたら、リスクは独立前と変わりません。
複数の仕事をするのが独立後ですので、常に!というのは、難しいのです。
(そういうサービスなら別ですが)

独立直後の後ろめたさの払拭

平日は仕事ということが大多数ですので、平日にプライベートの予定をこなしたり休んだりすることは後ろめたさがあるものです。
平日の1日丸々でなくても、午前中、午後だけでも後ろめたさはあるでしょう。

そして、どこかに行っているときほどトラブルが起きるという、「独立あるある」も多いものです。

しかしながら、平日のメリットは間違いなくあります。
プライベート、家族の予定もありますし、どこかに行くのも平日だと安くて空いているものです。
むしろ、独立後なら、平日の空いている時間に利用するのが、混雑緩和になり、世のためでもあります。

かといって、
「今日から1週間ハワイです」
「今日は友人とランチです」
とか、すべてのお客様(これからのお客様を含む)に伝えるのも難しいですし、かえって気を使っていただくことになってしまうでしょう。
「すいません、休みの日に連絡してしまって……」と。
そんなことは好ましいことではありません。

もちろん、平日はみっちり仕事していつでも連絡が取れるようにして、それを売りにするという手もあります。
オフィスを借りて人を雇って、いわゆる電話番としてずっといていただくというのも1つの方法です。
ただ、誰かに電話を取ってもらったとしても、すぐに自分が対応できていないのは事実であり、電話番があることか解決策とはいえません。

独立当初私には人を雇って電話はいつでも取られたいせいにはしていました。
ただ、それでも朝一番の電話で不在だと遅刻したのかなと思われないか、いつもいないなと思われないかという無駄な後ろめたさがあったのです。

選んだ解決策は、自分がどこにいても対応できるようにしておくことです。
いつでも対応できるわけではありませんが、少なくともどこでも対応できるようにしておくと。
むしろ場所や行動を積極的に隠したほうが、気を使っていただかなくてもすみますし、どこでも対応できるようにしておくことで、その後ろめたさを払拭できます。
結果的に、真の意味で時間と場所の自由度を得ることができるわけです。

そのため、私には何をやってるかどこにいるかというかは明かしていません。
どこにいようと通常どおり涼しい顔して(見た目は涼しくありませんが)、対応させていただいております。
入院していたときも。

「今ハワイにいるから連絡がとれない」
「戻らないと対応できない」というのはないようにしています。
(データも可能な限りどこでも見ることができるようにしています。)

質問のメールがあったり、仕事の依頼のメールがあったり、セミナーや個別コンサルティングのお振込み、カード決済がしていただいたりしたら、どこにいても何をしていても通常のスピードで対応する主義です。

私の通常のスピードとは平日かつ翌日まで。。
当日に対応できないこともありますが、翌日なら確実に対応できます。
自分の中のルールというのは絶対に守れるものにしておいたほうが守りやすいものです。
もし、当日すぐにという対応せざるを得ないのであれば、その仕事はやらないようにしています。

とはいえブログでは編集後記という日記部分で、大まかにはどこどこにいるというのを明かしていることもあります。
今日だと宮崎と書いていますが、昨日のことなので、問題ありません。
(たまにインスタで「今」を投稿することも)
ブログをご覧の方は、私がどこにいても対応する、私がどこででも対応することは別に苦にせずやっているということはご存知いただけていますし。

 

どこにいるか何をしているかを明かさない工夫

時間と場所、そして思考に自由度をもたらすために、どこにいるか何をしているかをあえて明かさないのもおすすめです。
その代わり、次のような工夫が欠かせません。

メール対応

やり取りはメール、一部チャットツールで対応させていただいています。
チャットの場合もツールとして使ってるもので、特にリアルタイムのやりとりという目的ではありません。
密なコミュニケーションは内部でこそ必要なもので、外部では必要ないと思っているからです。
電話は一切使いません。
電話だと出ることができないことがありえますが、メールは一切なく必ず受け取ることができます。
そして確実に返せるものです 。

電話の折り返しというのが大嫌いで、あまり怒らないタイプなのですが、「折り返して電話ください」と言われると、「折り返しても絶対出るとは限らんやん」と思ってしまいます。
席を外してるとか。
「電話で結構です」と言われても、こちらは結構じゃないし……と。

一方でメールはいつでも受け取ることができますし、確実に(ほぼ確実に)届くものです。
仕事の依頼についてもすべて依頼フォームで受け付けるようにし、依頼内容は、メールで私に届き、メールでご連絡いたします。
(詳細はお電話でとあるとお断りする確率は高いです)
連絡方法に、電話番号を入力していただくことはありません。
私がいつでも電話ができる状態ではないからです。
移動中やカフェにいるときは電話できません。

メールなら移動中にもできますし、飛行機内でもできますし(Wi-Fi対応なら)、カフェでもできます。

場合によっては「メールだとどこでも対応できます」ということを積極的に伝えましょう。
メールだとオフィスのパソコンでしか見れない、電話だとどこでも受けることができるという考え方もあるからです。

ネット環境

いつでもメールするわけではありませんが、どこでもメールできるようにしておくためには、ネット環境が欠かせません。
スマホとパソコンと別々の SIM を契約しているので、どちらかがつながるようにしています。
海外に行くときは(それほど行くわけでありませんが)、ルーターを借りて万全の状態にしてすれば問題ありません。
3か月の入院中も、ネット環境の確保は必須でした。

スマホパソコン、タブレット

スマホまたはパソコンを持ち歩いておくというのも大事です。
スマホだけでもできないことはありませんが、詳細のメールをお送りするときはパソコンが欠かせませんし、無理にスマホでメールしようとすると非効率な場合もあります。
だからこそ、私は常にパソコンを持ち歩く主義です。

パソコンだとデータを加工して(ときにはプログラムを書いて)返信することができますし、パワポで画像をつくって返信することもできます。

パソコンを常に持ち歩いてどこでも遜色ない仕事ができるようにしておくのが、時間と場所の後ろめたさを解消することにもなっているわけです。
今宮崎の実家のリビングでブログを書いており、いつもと遜色ない環境にしています。

ブログをご覧の方は、気にせずご連絡いただければ!

音声認識試験入力用にマイクも持ち運び用のものを持ってきました。

愛用しているYetiは1.5㎏、このSnow Ball ICEは、600gで軽くて小さいです。
認識精度は、ちょっと落ちるかなという感じですが。

なお、9月3日新発売の充電器も、宮崎でさっき受け取りました。
待望のUSB-C、2ポートです。

おととい新刊の原稿をPDF で受け取り、そのチェックも飛行機での移動中、滞在中にやるようにしています。
どこでも仕事を実現するには紙をなくすことも欠かせません。
まあ、紙の原稿持ち歩けばいいのでしょうが……重いし、機内で広げるのは難しいですし、何より美学に反しますし。

独立して自由なはずが、なんだか落ち着かないという方は、どこでも対応できる環境づくりを工夫してみていただければ。

 



■編集後記

昨日は、宮崎の実家へ。
父が入院していてそのお見舞いです。
自分の入院中、8月はじめに父の手術、入院があり、行けなくてやきもきしていたところでした。
なんで重なるんだ……と。
思ったより元気そうでした。
今日は初の外泊。
入院中の外泊のわくわく感、わかりますわ。
88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと | EX-IT

 

「1日1新」

Android10
マイク Snowball
空港からバス→タクシーで実家へ
片松葉杖で飛行機
父の病院

 

■娘(2歳)日記

保育園へ送っていく時間に合わせて飛行機をとったのですが、昨日は、ママDay。
結局、3人で保育園前まで行きました……。

 

■リハビリ日記

宮崎へ移動自体がリハビリ。
飛行機へは、念のため片松葉杖で。
噂通り気圧の変化で骨折箇所が痛む。
車は問題なし。乗り降りにちょっと苦戦するくらい。

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