LeicaのスマホLeitz Phone 1のカメラをPixel 5と比較

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Leica初のスマホ Leitz Phone 1を発売日に買ってみました。
別のスマホと比較してみます。

※Leica M10とLeitz Phone 1 by Panasonic G9 PRO

Leica初のスマホ Leitz Phone 1

Leicaとは、もともとはカメラのブランド。
私も愛用しています。

Leica M10を買って1年。後悔と喜び。

そのLeicaが完全監修したスマホが、Leitz Phone 1。
早速買ってみました。

こういった大きいレンズが付いています。
カバー付きです。
4歳の娘が「このスマホはカメラになるんだね」というほど。
(他のスマホもそうなのですが)

Leicaのマークが入ったシリコンカバーもついてきます。

実は、Leitz Phone 1、中身はシャープで、カメラ部分がLeicaなんです。
シャープからもAQUOS R6というほぼ同じものが出ています。
ただ、Leitz Phone 1は、Leicaが完全監修。
違うところもあり、そこにひかれて、私はLeitz Phone 1を買いました。

まず、ブライトフレーム。
これは、Leicaのカメラにもついている機能で、このように、写真を撮る範囲が枠(フレーム)で表示されます。
通常だと、撮る範囲=画面の範囲です。

日常を切り取るという感覚が、このブライトフレームにはあります。
Leitz Phone 1でもこれが使えるのです。
この場合は、フルサイズというデジカメの規格(最もセンサーサイズが大きいもの)に換算して24mmという焦点距離。
通常、スマホでは、26mmから28mm前後が多いです。

これだと、48mm。
標準レンズといわれる50mmに相当します。

もう一度タップすると、19mm。
より広く写る焦点距離です。

また、LEICA LOOKSといわれるモノクロモードも搭載しています。
スマホでモノクロを使えるのはうれしいポイントです。
(Leicaはモノクロも定評があります)

さらに、ウィジェットとして、このようにLeicaが厳選した写真を切り替えながら楽しめるのもポイントです。

いい勉強になります。

そして、このLeitz Phone 1の最大の魅力の1つは、カメラのセンサー。
1インチという大きなものが使われているのです。
(これは、AQUOS R6も同様です)

1インチセンサーの違いはあるかどうか

センサーサイズを、ざっくり図解してみました。
サイズが大きいほど、光を取り込み、明るく、ボケがあり、よりいい写真が撮れます。
(当然、写真には、その他の要素もありますが)

通常、スマホには、1/2.3くらいの大きさのセンサーが使われていますが、このLeitz Phone 1は、1インチ。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)にも匹敵するものです。
その上には、ミラーレス一眼でも使われている、マイクロフォーサーズ→APS-C→フルサイズと大きくなっていきます。

この1インチセンサーのLeitz Phone 1と、1/2.3ほどのスマホ GooglePixel 5を比較してみました。
左がLeitz Phone 1、右がPixel 5
(ちょっと写る範囲は違いますが)

Leitz Phone 1のほうが、より自然な色で、後ろもボケています。
スマホはどうしても鮮やかな色になるものですが、Leitz Phone 1は、Leicaの色使いを再現しているともいえるでしょう。

左がLeitz Phone 1、右がLeica M10。
さすがに違いますが、雰囲気や色味は、似通っているかと。

外で撮ってみました。
左がLeitz Phone 1、右がPixel 5。
Pixel 5は、空の色が鮮やかです。

右はiPhone 11。
より鮮やかになります。

右は、Leica M10。
遠くの雲まで描写しているLeica M10は、さすがではあります。

夜、比較してみました。
左がLeitz Phone 1、右がPixel 5。

どちらもナイトモードに切り替わります。
こうなると画像処理の差にもなり、違いはそれほどないかなという感じです。

室内で小物を。
左がLeitz Phone 1、右がPixel 5。
1インチのLeitz Phone 1は、普通にボケます。

それぞれ、背景ぼかし、ポートレートモードで。
どちらも画角は変わってしまいますが、自然にボケています。

1インチセンサーとして、明るい、背景がぼける、色が豊か(これはスマホの機能の味付けかもしれませんが)というメリットはあるといえるでしょう。

Leitz Phone 1 スマホとしての使い勝手

このLeitz Phone 1、スマホとしての使い勝手はどうか。
私の感想をまとめてみました。

・6.6インチのディスプレイは見やすい
・縦長なので、持ちやすい
・212gは、ちょっと重め
・CPUは、Snapdragon888、メモリ12GBで快適
・ストレージは、256GB。ちょっと多め(減らして安くして欲しかった)
・値段は、約19万。AQUOS R6は、11万(ドコモ)、13万(ソフトバンク)なので、大きな差。デザインやLeitz Phone 1ならではの部分をどう考えるか。
私は断然こっちです。
・おサイフケータイ、防塵防滴、顔認証・指紋認証も完備。特に指紋認証はうれしい
・Googleアシスタントをサイドのボタンで起動できるのはうれしい
・レンズカバーは、写真をさっと撮れないので使わない方向性。
・カメラはそれほど寄れない。
・望遠側にズームできない
・マニュアルで写真を撮るモードもある
・RAWで保存可能
・販売はソフトバンク。免許証提示や手続きなどちょっと手間。
・ソフトバンク絡みのアプリが最初から入っている(消しましたけど)
・SIMフリーで端末のみ一括で購入可能。私はそうしました。ソフトバンクの通信料は高いので。

使ってみたところは、YouTubeでもアップしています。

普通に考えれば、買わないスマホでしょう。
高いですし。
ただ、その魅力は間違いなくあります。
Leicaを体験してみたい、Leicaが気になるという方にも、おすすめです。

 

 



■編集後記
昨日は、オンラインブランディング講座、YouTubeの日。
YouTubeはLEITZ PHONE 1がらみだったこともあり、だいぶ時間がかかってしまいましたが、なんとか。

1日1新Kindle『1日1新』
LEITZ PHONE 1
目黒区民プール 幼児プール

■娘(4歳4ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
今住んでいるところは、坂がありません。
以前住んでいるところは、坂が多く、娘と行くとベビーカーで移動するのが大変です。
下るときも、急な坂があるので気をつけなければならず。
プールではすべり台も楽しみ、その後、ベビーカーでぐっすりでした。

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