確定申告、決算の数字は、モレ・ズレ・ダブリをチェック

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数字をチェックするときには、モレ・ズレ・ダブリに注意しましょう。

※会計ソフトの画面 by Nikon Df+105mmF2.8

数字のモレをチェック

会計ソフトの数字をチェックするときに、1つ1つデータを見ていくと時間がかかります。
まずは、推移表というものを見ましょう。
推移表だけ見ればいい。freeeスタータープランならExcelで集計。
freeeの推移表をExcelのXLOOKUP関数で加工する場合の問題点と解決策

月別に数字を比較できるものです。

これをみて、売上が多い・少ない、経費が多い・少ないところをチェックしていきましょう。

「なにか理由がなければ数字は変わらない」という鉄則があります。
売上、経費が多少増減することはありますが、そうでないのに増減していれば、間違っている可能性がある尾です。

さらに貸借対照表を見ます。
貸借対照表は現実にあるもの。
これが本当にあるかどうかを確認しましょう。

たとえば、預金。
実際の預金残高と金額が同じである必要があります。
ネットバンクで連動していれば、同じ可能性は高くなりますが、そうでない場合もあるので確認しましょう。
手入力していれば、なおさらです。

・売掛金→売上で、まだ入金されていないものと合っているか。昔のものが残っていないか。
・仮払金→仮に入れておいたものが残っていないか。原則として決算・確定申告時には仮払金は0
・前払費用→前もって払ったものが残っていないか、前期(前年)のものが残っていないか
・工具器具備品、ソフトウェアなど→消耗品費で落とせるのに、残っていないか。
PCを買ったときの経理を間違えるとどうなるか。30万円未満なら経費「消耗品費」、30万円以上なら「工具器具備品」
・買掛金、未払費用、未払金等→仕入や経費でまだ払っていないものと合っているか。過去のものが残っていないか。
・預り金→法人の場合、源泉所得税や住民税、社会保険料が残っていないか。
・前受金→売上のうち、まだ提供していないものと合っているか、過去のものが残っていないか。
・長期借入金→銀行からお金を借りている場合、残高と合っているかどうか。利息分が合っていない場合もあり。

また、現金は実際にないのなら、法人なら社長借入金、個人なら事業主借で処理しましょう。
仕事用の口座から現金をおろした場合の経理・仕訳・勘定科目(個人事業主・法人)

こういった数字のチェック後、異常があった場合に可能性があるのは、
・モレ
・ズレ
・ダブリ
です。

まず、売上がモレていないか、経費がモレていないかを確認しましょう。

特に売上は注意が必要です。
経費は多少モレていても問題ありません。
仮に経費がモレていると、利益が増え税金が増え、自分が損するからです。
もちろん経費が100%入っているのが理想ですが。

売上のモレがないか、売掛金や前受金を確認しましょう。
経費は、社長借入金や事業主借で処理していれば、モレがある可能性は高いです。
金額が大きなものだけでも再度チェックしましょう。

数字のズレをチェック

数字のチェックで、間違いの可能性があるのは、ズレ。
決算月や12月に提供した売上で、入金がその翌月以降というものも入れなければいけません。
逆に入金が決算月や12月でも、その提供が翌月以降なら、入れる必要はないのです。
(前受金)

これは、一部ということもあり、3回コースのコンサルティングやレッスンで、そのうち1回だけを入れる、そのうち1回だけを入れないということもありえます。

経費も同様です。
決算月や12月に使ったモノや利用したサービスで、翌月以降に払うものも経費として入れることができます。
カードで払ったり、請求書払いだったり。
逆に決算月や12月に払ったものでも、まだ届いていない・利用していないものは、経費として入れてはいけません。

経理のルール(法律)では、
・〜できる、〜できない
・〜しなければいけない、〜してはいけない
をしっかりと抑えましょう。

税金を減らせるもの、「〜できる」となっています。
「〜しなければいけない」というルールを守りつつ、「〜できる」を積極的にやっていかなければ損をするわけです。
税金が増える分には、国(税務署)から指摘されませんから。

数字のダブリをチェック

さらに可能性があるのがダブリ。
同じデータを2回入れている、または、データで連動しているのに入力しているというケースです。
これもありえます。

カード明細とレシート、レシートと領収書、預金振込と請求書などといったダブリに気をつけましょう。
「あれ?これ入れたかな」と思いつつ、入れるとダブる可能性があります。

預金、売掛金、買掛金、前受金などを合わせておけば、ダブリも減るものです。

モレ、ズレ、ダブリを減らすには
・仕事用の現金を準備して経理する
・仕事用のカードを準備して経理する
という方法がありますが、これはこれでデメリットがあります。
仕事用の現金、カードを使わずに経理を簡略化しつつ、そのかわりチェックを入念にするほうがおすすめです。
(現金商売だと現金で経理する必要はありますが)
「しっかり入力、ざっくりチェック」ではなく、「ざっくり入力、しっかりチェック」していきましょう。

「しっかりチェック」は、単発相談で承っております。



■編集後記
昨日は、朝にひとり税理士実務セミナー【効率化アイテムの選び方】を開催。
その後はオフ。
家族で出かけました。

自分会議の末、Lマウントとの決別を決意。
いろいろ下取りに出し、ニューカメラと交換しました。
届くのは火曜日です。

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■娘(4歳10ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
誕生日が近づき、プレゼントが変わりました。
リカちゃんのバーベキューセットから、シルバニアファミリーの家に。
去年も欲しがっていたのですが、他のものにしていました。
人形はお小遣いでも買えますし。
お年玉やパパからのお駄賃で、意外と持っています、お金。
0歳から贈与している分もありますけど。

 

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