自分の世界観が整っているか。自分の世界観のつくり方。

独立後、自分の世界観がどういったものか。
思想、軸とも言えるものです。
この世界観を整えると、伝わりやすくなります。


※世界観を崩している事例……ポケモンじゃないものが…… by Nikon Z9+50mmF1.8

異質な世界観が混じっていないか

世界観。
どうあるべきか、方向性、軸など、独立後、モノ・サービスを提供する上で、整えておきたいものです。

まずは、異質なものが混じっていないかどうか。
冒頭の写真のように、似ているけれど異質なものが混じっていると、その世界観が崩れてしまいます。
表に出さなくても、それが出てくるものです。

たとえば、私が、まったく異なる世界観の仕事をしていると、それが伝わってしまうでしょう。
スーツを着て週1回出社し、電話を使い、紙を使い、会議もするというような。

出社しなくても自分で電話、紙を使う仕事があると、その世界観が崩れます。

違う立場の方、そのときどき、それぞれに味方するというのも好ましくありません。
異質になりますので。
独立しましょう!という世界観で、経営者向けに人が辞めないノウハウを提供しているような。
(こういったこと結構ある気が)

このブログでは、いろいろと発信していますが、世界観は整えているつもりです。
もし違う世界観で仕事をするなら、サイトを分ける、見せ方を工夫する必要はあります。
いろいろと試してみるということと、世界観を整えるということは違う話です。

そして、売れるから、できるから、ニーズがあるからといって、世界観を崩さないようにしましょう。

他人の世界観で戦っていないか

自分の世界観で戦っているかも大事です。
僭越ながら、拝見していて「本当はこれやりたくないんじゃないかな」と感じることもあります。
「誰かにやらされているな」「影響を受けすぎているな」ということも。

もちろん、結果的に似通ってしまうということはあり得ます。
最初は他人の世界観で戦い、早いうちに自分なりの世界観をみつけましょう。
その期間は、目安として長くても1年。
どっぷりつかって学ぶとしてもそれくらいで、できれば短くしたいものです。

自分の世界観でなければ、伝わりませんし、どのみち通用しなくなります。

他人1人の世界観に染まるのも好ましくなく、かといって、複数の方の世界観を取り入れるだけなのも好ましくありません。
他人からヒントを得つつも、自分の世界観として整え、統一してくことが欠かせないのです。
自分の世界観ができれば、他人の世界観も取り入れやすくなります。
軸ができているわけですから。

その自分の世界観をつくるのが難しいわけですが、対策としては、
・他人の世界観にずっぽりハマり過ぎない、適度に距離を置く
・「試す→検証する」を高速で回転させる
・誰の世界観にもないことを率先してリスクをとってやる
ということがあります。

同じ人と付き合いすぎない、学びすぎないのも大事です。
他人の世界観よりも怖いのは、世の中の世界観。
いわゆる「常識」ってやつです。
これに染まってしまうと、おもしろみがなく、違いがなく、強みもなくなります。
会社、学校のように横並びになる必要はありません。
出る杭こそが自分の世界観です。

そして、試すことを高速で。
行動した先に世界観があります。

誰の世界観にもないものを探し、ときにはつくりましょう。
それが自分だけの世界感につながります。

ネットとリアルの世界観が一致しているか

世界観を出していくために発信するという方法があります。
ネット上に発信すれば自分の世界観を事前に伝えることができるのです。

ただ、気をつけたいのは、ネットとリアルの世界観の統一。
たとえば、私が効率化といっていて、時間に追われまくっていると、効率化して時間をつくろうという世界観が崩れます。
経理をやりましょう!といいつつ、「丸投げして、本業に集中してください!」というのも世界観が崩れるのでやりません。
やりたくないですし。

行動しましょう!と言いつつ、自分が行動していないというのも……。

これを統一するには、
・発信したことはやる
・できないこと、やらないことは発信しない
というだけです。

もちろん、発信したからやらなきゃという自分へのプレッシャーはどんどんかけていきましょう。

発信がなければ世界観があっても伝わりません。
結果、世界観が大きく違う方、仕事を引き寄せてしまいます。

そうならないように、自分の世界観をつくり、磨きつつ、伝えていきましょう。
イメージ、ブランディング、においとも言います。



■編集後記
昨日は、午前中にRPA講座の収録。
午後は、お客様のオフィスにて個別コンサルティング。
効率化、クラウド会計ソフトについてでした。

クラウド会計ソフトを入れて効率化!というわけではないので、そのあたりのケアも含めて。
会計ソフト会社が言ってるのは嘘ですから……。

1日1新Kindle『1日1新』
渋谷コインスペース
Anker Nano Power Bank
お客様先でクラウド会計ソフトをレクチャー

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
娘が帰ってきておやつは、米粉の蒸しパン。
レンジでつくるタイプです。
グラスフェッドバターとともに。
おいしかったのか、2/3を娘が……。