0歳児と海外旅行の最大のリスクは、飛行機が飛ぶかどうか。リスクヘッジとしてできること。

今日現在、ハワイにいます。
が、ここに来るまで大きなトラブルがありました。
0歳10ヶ月の娘とともに海外に行くにあたって、それなりのリスクヘッジをしてきたつもりですが、それを覆すものです。
その出来事を記すとともに、考えられうるリスクヘッジについて考えてみました。
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※2018年1月22日の成田空港にて iPhone X

0歳児と海外へ行くリスク

2017年3月12日に生まれた娘。
2018年に入り、10ヶ月目となりました。
離乳食、高速ハイハイ、つかまり立ち、「アー」とか「ウー」「はちゃ」「あちゃ」「デデデデ」などで意思表示、パパ大好きというスペックです。
0歳児と海外に行くことは、賛否両論でしょう。

「どうせ覚えていない」というのも1つの意見です。
私たちは、一緒に過ごすということを重視し、海外に行くことに決めました。
(この件については、別記事で書く予定です)

パスポートを取り、

すでに海外へは行っています。
娘の最初の海外はロシア(ウラジオストク)です。

今回は、ハワイ(ホノルル)。
海外ははじめてではないとはいえ、長時間の飛行機ははじめてです。

0歳児の海外旅行のリスクとして、まず挙げられるのは、機内の過ごし方。
そこは、バシネット(赤ちゃん用のベッド)を準備してもらうことでリスクヘッジしました。

その他
・風邪をひく
・現地で体調を崩す
・現地の食事が合わない
などというリスクが考えられます。

それぞれそれなりのリスクヘッジをしてきたつもりです。
しかし、最大のリスクがありました。
それは、飛行機が飛ばないこと。

想定内といえば想定内ですが、多少遅れたり、空港から自宅に戻ったりという程度でした。
今回は、成田空港で夜を明かすことになってしまったのです。

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2018年1月22日 親子3人 成田空港に泊まった件

念のため早目の出発

2018年1月22日の21時20分成田空港発でハワイに旅立つ予定でした。
しかし、この日、関東地方は大雪。
出発した16時頃、すでにこうなっていました。
21時20分発なので、17時半くらいに出ればいいところ、早目に出たのです。
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早めの便に変更し一安心

空港に到着すると、雪の影響はやはりあるとのこと。
早目に着いたので、今ならより早い20時30分に変更できるとのことでした。
早く旅立つに越したことはないので、便を変更し、一安心。

・・今考えると、このときに夕方の便が飛びだっているか確認すればよかったと思っています。
窓口の方の話だと、「21時20分発だと危ない、20時半なら大丈夫!」ということでしたが、すでに夕方の便で飛んでいないものもあったので、20時半も危うかったはずです。
雪が止むという想定もあったのかもしれませんが。

嫌なアナウンス

保安検査場を通り、出国手続きをして搭乗口へ。
20時前くらいには、まだ飛びそうでした。
が、20時20分頃に、アナウンスが流れます。
「雪の影響で遅れる見込みです。ラウンジを使える人はラウンジで待っていてください」と。

遅れるのか・・ま、しょうがないと思いつつも、「ラウンジで待っていてくれ」というのが気がかりでした。
多少遅れるくらいならそういわないはずです。
なお、成田空港の出国手続き後のラウンジは、正規料金以外のエコノミークラスでは使えません。
持っているクレジットカードは関係ない航空会社のラウンジだからです。
私たちは利用資格はありませんでした。

15分おきのアナウンス

その後、15分おきにアナウンスが流れますが、同じ内容です。
欠航の決定はされません。
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私は欠航を望んでいました。
なぜなら、このままだと成田空港に泊まらざるを得ないからです。
成田空港の発着は、原則23時まで。
国際空港でありながら24時間営業ではない、成田空港の足かせです。
以前、これにやられて、23時ギリギリに着いたことで、成田空港に泊まったことがあります。
今でも23時というのは変わってなく、今回も、22時頃に結論を出さないと成田空港から出られなくなるのです。

そうなると、娘ともども成田空港で寝なければいけません。
ダメだならダメで早く決めてほしいとは思っていましたが、航空会社(JAL)の都合もあるのでしょう。

21時頃。
雪がもしやんだとしても飛ばなそうです。
飛ぶ可能性はあるのかどうか聞くと、ありますと。
成田空港の制限についても話したら、それを認めていました。
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待合室は寒いので、
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上の通路の席に移動。
多少は暖かくなりました。
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22時に、やはり「遅れる」とのアナウンス。
その後も、「遅れる」のアナウンスが続いたのは謎です。
欠航といえない事情があったのかどうかわかりませんが。

成田空港に泊まることが決定

この時点で泊まる(ソファで寝る)ことが決定です。
出国手続きをしているので、外には出れないと思っていました。
ただ、JALの方に聞くと、「振替便で朝飛ぶかもしれない」と。
それを期待して待ちましたが、これも今考えると、夕方の空の便が飛んでいない中、ありえなかったことでしょう。

23時ごろに、この後どうなるのかを聞くと、「出国手続きを取り消し、一度ロビーに出てもらって、寝袋で寝てもらいます」と。
この時点で、もう飛ばないかなと思いました。

娘は、寝る時間を過ぎていますが、落ち着かないのか、テンションが高く寝る気配がありません。
ベビーカーでウロウロしてみたり抱っこしてみたり、しても寝ず。
ひとまずは、暖かくすることが先決でした。

翌朝の作戦

こうなったら、起きたことはしかたないので、どうリカバリーするかです。
このまま朝になり、便を変更できれば、1日遅れでホノルルへは行けます。
ただ、ホテルの宿泊代は、1日分損です。
変更・キャンセルは前日だとききませんでした。
今回の場合、ツアーなら、航空券・宿泊代は戻ってきますが、これはしかたありません。

保険はどうだったかと調べてみると、遅延による損害を保障するものには入ってませんでした。
保障と言っても、2,3万円くらい出るようですが、ないよりはましです。

そんな中、「じゃあ、どうすればいいのか」の情報を集め始めました。
集まったのは、
・振替便は飛ばない。自分で変更手続きをしてくれとのこと
・朝7時に成田空港のカウンターが開くからそこで手続きしてくれとのこと
・朝8時にチェックインカウンターの電話受付が始まるからそこで手続きしてもいいとのこと
といった情報です。

朝7時が一番早いなら、このまま成田空港にいて、ひとまず代わりの便を確保することにしました。
同時並行で、成田空港付近のホテルを当たりましたが、当然満室。
タクシーもこの時間は出入りできず、帰ることもできません。
その前に出国手続きを取り消してロビーに出ることもできてませんでした。

もう、ここでいいのかなと思っていたくらいです。

3時頃起こされる

娘が0時過ぎに疲れ果てて寝て、私達もウトウトと寝ていました。
が、3時頃起こされ、出国手続きを取り消すから移動してくれと。
免税店で買い物をした人はその払い戻しもする必要がありました。
(私たちは買ってません)

娘がやっと寝たのに・・と思いつつ、移動。
ガランとした空港を進みます。
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ロビーに行くとすでに大勢の方が寝ていました。
夕方、私達よりも前の便の人は、すでにロビーに出ていたのです。
(便ごとに案内がされ、好きに出ることはできませんでした)
それほど大きなパニックにはなっていないようでしたが、異様な光景でした。
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朝7時にカウンターに行きたいので、カウンター前に行こうと移動。
娘は結局起きてしまい、授乳室で授乳し、その間に寝袋をとりにいきました。
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そのときで4時頃。始発(5時)で帰るという選択肢もありましたが、朝7時にかけました。
寝袋で少し寝ようと試みますがそうそう眠れません。
24時間営業のセブンイレブンがあり、食べ物・飲み物を補給しつつ7時を待ちました。

7時にカウンター開かず

朝7時にカウンターが空くという話は私達以外にも当然知っており、ある程度列ができていました。
7時前に、JALの方が数人出てきて準備をし、カウンターは空きそうです。
1人に話しかけると、「お呼びしますので、お名前を」と。
・・その後名前を呼ばれることはありませんでした。
このときもそうですが、その場その場で対応はしてくれるのですが、期待をもたせたり、実際にはありえないことだったりしたことが、残念です。

そして、その朝7時にカウンターが空くという情報もそうでした。
変更になったのか、もともとなかったのかわかりませんが、変更になったというアナウンスはなく、7時半頃に「ご自身で8時以降チェックインカウンターに電話してください」と。

最初からそうなら、始発で帰れていました。

8時。電話繋がらず

成田空港では対処しないということでしょう。
そのまま空港に残り電話をかけてみますが、当然つながりません。
嫌いな電話をかけたのに、余計に嫌いになりました。

30分ほど粘った挙句、断念し帰ることに。
目指すは、有楽町のJAL。
ここならチケットの変更手続きができるはずです。
ハワイを中止にして後日払い戻しという選択肢もありましたが、このために準備してきたこともあり、時間もつくってきましたし、中止にすると、宿代が全部飛びます。
できる限りのことはしようかと思ったわけです。

タクシーが動いていないようでしたので、バスを考えると、バスもダメ。
電車で移動することにしました。
電車から見えた景色。
こりゃ飛ばないよね。。という感じです。
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成田空港にいる間は何もできなかった(する気がなかった)のですが、電車に乗って一安心でき、朝のタスク、メルマガとブログを車内でやりました。
もちろんこんな自体になっているのは書けませんでしたが。

ところが電車も止まり気味。
新橋まで行く電車が、途中の押上で「ここで終わりです」と。
後続の電車に乗り換えるも、満員かつ止まり気味だったので、途中の蔵前で降り、タクシーを拾い有楽町のJALへ。

JALでチケット変更

翌日の23日13時頃、JALでチケット変更ができました。
日付は24日に出発、帰りを1日伸ばし、なんとか行けることに。
23日だと満員でした。
おそらくツアーの方優先で変更があったのでしょう。

道中、宿やタクシー(ハワイの空港から宿まで)に連絡しつつ、なんとか手続きは終了。
娘は終始元気で、大人の方が疲れ果ててました。
有楽町のJALからは、電車に乗る気力はなく、タクシーで帰宅。
ひとまず寝ました。

24日に旅立つ

そして、その翌日の24日。
到着口まで無事たどりつき、搭乗寸前になったときは感激でした。
ようやくたどり着いたと。
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ハワイが近づき、朝日が見え、
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空港に降り立つときは、感涙ものでした。
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0歳児と海外に行くときのリスクヘッジ

こんなことは二度とないかもしれませんが、リスクとして考えておいたほうがいいのではないかと思い記事にしました。
こういう状態になると、赤ん坊も関係ありません。
情報も錯乱していましたし、ベストな選択もとれませんでした。
JALの対応にも疑問があり、一応お客様の声として送りましたが、まあ、そつない対応だけでしかたありません。

最大のリスクは飛行機がとぶかどうかであり、それに備えるには自分次第ということです。
もうちょっとなんとかできなかったかと悔み、考えうるリスクヘッジを挙げてみました。

早目に空港へ行く

今回、大雪で早目に空港へ行ったのは正解でした。
便を早めたのは意味がありませんでしたが、それが功を奏することもあるでしょう。
また、大雪で遅れるのなら、思い切って翌日に変えることもできるでしょう。
成田空港に泊まるリスクを考えると、それも1つの方法です。

保安検査場を通過するのをギリギリまで待つ

保安検査場を通過して出国手続きをしてしまうと、話がややこしくなります。
ギリギリまで待って天候の状況をみるのも1つの手でしょう。
通過前なら帰宅することもできます。

航空機遅延費用の保険

海外旅行時には保険に入るのですが、その中に航空機遅延費用の保障があるか確認しましょう。
ホテル代や交通費、食事代が多少は返ってきます。
(2,3万円)
私は入ってませんでした。
持っているクレジットカード付帯保険に入っていなかったのです。
これだけ別途入ることもできます。
大雪ならそのときにピンポイントで入ることもできるはずです。

ツアー、パックで行く

ツアー、パックで今回予約していれば、旅行自体を中止にしても、すべて戻ってきます。
ツアー・パックにしておくのもリスクヘッジでしょう。
とはいえ、それだけでツアーにするのも・・ですが。

今回、航空券はマイル、宿泊は、別途でした。

キャンセル、変更がきくホテル

宿泊を別途とるとしても、キャンセル、変更がきくホテルにしておくのも手です。
こういったときのために。

情報は複数人に聞く

JALの方は真摯にかつ、即答してくださいましたが、その情報に惑わされた部分もあります。
情報の大原則、複数人に聞くをやっておけばよかったと思っています。

羽田空港にする

成田空港は陸の孤島であり、選択肢が限られます。
リスクヘッジに羽田空港発着にするというのも手でしょうね。

リスクがあってリターンがある

今回、心身ともに疲れ果てましたが、なんとか乗り切り、ハワイで過ごせています。
0歳児特有のリスクもあり、海外旅行のリスクもありますが、それらのリスクを乗り越えてこそのリターンもあるわけです。

今回、親として選択ミスもし、リスクヘッジも足りなかった部分があり、大いに反省しています。
このトラブルやリスクを覆すには、日程を変更してでもハワイに行くことしかないと切り替えました。
有楽町JALに向かったのは、まあよかったのかなと思っています。

ただ、損切りとして、始発で帰るのがよかったのではという反省はありますが。
(朝7時カウンター情報があったとはいえ)

今回の被害額は、
・宿2泊分
・ルーターレンタル2日分
・成田空港1往復分
というところでした。

そのリスクを乗り越えたのリターンを今受け取っています。
EX IT 3

娘も元気です。
EX IT 4

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まあ、いろいろとありますが、リターンを得るには、リスクもあるということを今回学び直しました。
十分リスクヘッジをして、リターンを楽しみましょう。
(0歳児とハワイ旅行のネタは別途記事にします)

・・・と、日本に帰る頃にまた雪とのことで、できる限りのリスクヘッジしなきゃと思っているところです。


【編集後記】

昨日は、バスでカイルアへ。
きれいな海で、6年前に来たときにも感激しました。
カイルアビーチの近くには、ラニカイビーチがあり、さらにきれいです。
波が多いカイルアから早々にラニカイへ移動。
ドローンも飛ばせました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

家族でカイルア・ラニカイ
バスでカイルア
オノ・シーフード
夕方版KCCファーマーズマーケット
ハワイでドローン

【昨日の娘日記】
ラニカイでは、浅瀬でボートに乗せて遊びました。
砂浜では、砂を食べようとしてそれを止めるのが一苦労でしたが。
東京付近だとなかなか海遊びができないので、九州に帰ったときにまた連れていければ。
(自宅近くの海はとても遊ばせられないので・・)

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井ノ上陽一のVALU
■著書
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方
ひとり税理士のIT仕事術―ITに強くなれば、ひとり税理士の真価を発揮できる!!
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
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