量が理由で仕事を断らざるを得ない状況を避けるには

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仕事の依頼を、量の問題で断らなくていいように、心がけています。

※うれしいけど食べきれない量 by Leitz Phone 1

仕事を断らざるを得ない状況

ひとりでできる仕事量は限られています。
いっぱいいっぱいであれば、その仕事の依頼を断らざるを得ない場合もあるでしょう。

食べきれない量の料理がきたら、どうしようもありません。
料理なら新たに注文しなければいいのですが、仕事の場合は注文しなくても依頼をいただくもの。
次から次に、料理が目の間に運ばれてくるがごとく、仕事が舞い込んでくることもあります。
断らざるを得ません。

そうなってしまうと、非常に申し訳ないことです。
そして、「もったいない」という気持ちもあるでしょう。
もし、その仕事を受ければ、売上=お金になるのですから。
その仕事を断ることにより、その後の仕事がなくなってしまう可能性もあります。

ただ、質を落としてまで無理に仕事を受けても意味はありません。
かえって迷惑をかけてしまいますし、お金よりも大事なものを失いますので。

私は、物理的、量で仕事をお断りしなくていいように工夫しています。
もちろん、できないことはあります。
・明日が期限で、大量のアナログの作業があるもの(デジタル=データならなんとかなるかもです)
・今月中に本を1冊かきあげてほしい(今日は16日なので、できるかもしれませんが)
・今年中に本を5冊書いてほしい(今が8月なので、できないこともありませんが)
などといったことは難しいです。

ただ、
・今週末に講演をしてほしい
・今日どうしても相談したい
・本を書きませんか
などといった仕事は、量だけの理由で断ることはしません。
量以外の理由(内容や条件、違和感)でお断りすることはあるかもしれませんが。

量が理由で仕事を断らざるを得ない状況は、避けたいものです。
そういう状況は、リスクもありますし、なによりも疲弊してしまいます。

もしそういう状況になったら、何かしら対処したいものです。
早めに。

 

仕事量が増えてきたときの対処

仕事が増えてきたら次のように対処しています。

納期(締切)の調整

新規の仕事の納期を調整できれば、その仕事を断らずに済みます。
まずは、これをやりたいところです。
どうしても……という場合はしかたありませんが。

既存の仕事、今取りかかっている仕事の納期を調整するのは、できれば避けたいものです。
契約、約束しているものですので。
ただ、どうしてもという場合はしかたないでしょう。

外部の力を借りる

外注する、効率化スキルを教わる、相談するなど、外部の力を借りることも大事です。
その仕事の利益は減るかもしれませんが、致し方ありません。
外注だと、その場限りですが、効率化スキルを教わり、身につけることができれば、その後も使えます。
受けることができる仕事量がアップするわけです。

なお、私の場合、効率化の相談もよくいただいております。
個別コンサルティング
そういったときにお伝えするのは、仕事の整理(減らす)、後述する基準の見直し、効率化スキルの伝授です。
効率化スキルは、プログラムを提供する、その場で書くこともあり、その際は、考え方やしくみをお伝えし、ご自身でも扱えるようにしています。
「ご自身で扱える(ある程度は)」ということが大事だと思っていますので、請け負ってプログラムやExcelファイルなどを納品することはしていません。

仕事を見直す

仕事量が増えてきたなぁと感じたら、仕事を受ける基準を見直しましょう。
値段をはじめとする条件は見直したいものです。
値上げも1つの方法です。

今までの仕事も見直し、
・断る
・やめる
ということもやっていきましょう。

もし仕事がいっぱいいっぱいになりつつあったら、こういったことをやりつつ、今を改善し、今後に向けて備えていくわけです。
次のようなことをやっています。

量で、仕事を断らざるを得ない状況を避けるには

普段の仕事を圧縮しておく

普段の仕事をできる限り圧縮しています。
具体的には、
・めいっぱい仕事をしない
・効率化できることは効率化
・効率化スキルを常に勉強
などといったことです。

めいっぱい仕事をしていたら、効率は落ちます。
時間があればあるだけ膨張するだけですから。
1日のうち、睡眠7時間、生活3時間をひいた残りが14時間だとすれば、それをすべて使って、食べることに直結する仕事をしないようにしましょう。
仕事量の余力を常に持っておくということです。

「その余力を使って仕事をすればもっと稼げる」と思うかもしれませんが、余力は持っておきたいもの。
・リスクヘッジ
・仕事以外のこと
・直接売上につながらないこと
にも時間が必要ですから。

私はその余力を持っています。
もし、仕事量が増えてきたら、
・自分の遊びの時間(映画、ゲーム、日々のオンラインヨガ)
を削り、それでもダメなら
・勉強の時間(読書や実践)
を削り、それでもダメなら
・家族の時間
を削り、それでもダメなら、
・習慣
を削ります。

削るのは、あくまで瞬間、そのときだけですが。
「今日はブログまだ書いてないから、ママとお風呂入ってね」ということはあります……。

幸いこれまで習慣を削ってまで時間をつくったことはありません。

コントロールできる仕事をつくる

ある程度自分でコントロールする仕事をつくるのも大事です。
自主開催セミナーは、開催タイミングや内容をコントロールできます。
ブログやYouTube、メルマガ、執筆、音声配信も、タイミングを選べるものです。

そして、ブログも、そのときの仕事量によって、量をコントロールしています。
仕事量が多めのときに限って、量の多い記事を書きたくなることも多いのですが。

どうしてもというときはしかたありませんが、「今日まで」「明日まで」「週明けまで」「朝イチで」という仕事を普段から受けていません。
コントロールできないからです。

自分でコントロールできる仕事が増えれば、新たに受ける仕事量、キャパシティを上げることができます。

 

メニューを見直す

請け負う仕事が多いとどうしても時間がかかってしまいます。
請負じゃない仕事も増やしていきましょう。

値付けや条件もコントロールしやすいものです。
量の限界を超えることができます。
たとえば、出版(記事の執筆だと量に追われる可能性あり)、セミナー、動画販売などといったものです。

・何人にご購入いただいても、仕事量が変わらないもの
・それなりの単価のもの
というメニューもつくっていきましょう。

上記のような工夫はしていますが、私が量で仕事を断ったことがないのは、人気がないからでもありますけどね。
売れっ子になりすぎないってのも大事です。
(「売れっ子=仕事量が多い・有名」と、「食べていく」のは、また違ったりします)



■編集後記
昨日はオフ。
Apple Arcadeのファンタジアンをプレイ。
(オフだからというわけでもなく)
ミストウォーカーというところがつくっています。
知る人ぞ知るブルードラゴン、ロストオデッセイをつくったところです。
おもしろうなのですが、スマホ・タブレットのゲームはなんとなく続かず……。
インターフェイス(タップ)の問題かもしれません。
おもしろそうなのですが。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
Apple Arcade ファンタジアン
馬渡餃子

■娘(4歳4ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
遊び疲れて、夕食時に眠そうに。
「寝る?」と聞くと、こっくりうなづき、ベッドで寝始めした。
限界まで遊んだようです。

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