スキルと自転車とレベル1

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何かを身につけたいときに、スキル・自転車・レベル1を意識するのがおすすめです。


※もはやママより速い自転車 by Sony α1+90mmF2.8

何事も「スキル」と考える

独立後、「〜できるようになりたい」ということがあるでしょう。
できるようになれば、お客様へより貢献でき、自信がつき、より楽しめます。

その身につけたいものを「スキル」と考えましょう。
スキルとは、先天的な才能ではなく、後天的、つまり鍛錬により習得できるという位置づけです。

才能なりセンスなりというのはあり、到底超えられない壁というものがあると思っています。
ただ、スキルであれば身につけられないものでもありません。
独立してからでも。

私が身につけたスキルは、こういったものがあります。
・早起き
・続ける
・新しいことをする
・特定の営業
・Python、GAS、RPA(独立前にはなかった、やっていなかった)
・文章を書く
・ブログを書く
・本を書く
・気にしない(独立前はもっと気にしていました)
・値付け
・動画収録、編集
・写真撮影、編集
・速読
・タスク管理、時間管理
・お金管理
・税理士業の特例の分野
・セミナー自主開催
・スイム(トライアスロン)
などなど。

こういったスキルを身につけるときに自転車をイメージしています。

スキルを身につけるには自転車のごとく

6歳にして自転車に乗れるようになった娘。
パパは、8歳で自転車に乗れるようになったので(遅い……)、パパよりも速いです。
(なお、泳げるようになったのは、娘は、5歳、パパは11歳。)

自転車の練習をしてはいたのですが、なかなか乗れませんでした。
そのうち乗れるようになるだろうと思っていたらいつの間にか乗れるように。
「なんで自転車に乗れなかったか、わからないでしょ?」と聞くと大きくうなづいていました。

自転車の乗れるようになることこそ、スキルです。
できるようになると、一生できます。

そして、その「できる」と「できない」のポイントは、紙一重。
娘の場合は、
・毎日練習するようになった
・練習方法を工夫した(ブレーキ・片足の付き方・転び方を教えた、イメージを見せた、足をついて進むなど)
・本気になった(さすがに乗れるようになりたかった)
といったことが、自転車に乗れるようになった理由だと思っています。

スキルを身につけるときには、
・日々鍛錬、繰り返し鍛錬
・その方法を工夫
・本気になる、必要性を感じる
ということが大事かと。

この意味で、「スキルを身につけるのは、自転車のごとく」というわけです。

特に、繰り返し鍛錬、本気になるというのが大事かと。
私が挫折したものは、繰り返し鍛錬しなくなった、本気になっていなかったということが理由でした。
・英語
・特定の営業手法
・紙の整理整頓
・電卓
・テンキー
・雇われること
・まったくの初めての方と接すること(こちらを知ってくださっている方、ブログやメルマガなどを通じて会う方は大丈夫です)
・特定の属性の人
・税理士業の特定の仕事
・人を雇うこと
・同じ場所で仕事をすること
・夜の付き合い
・その他書けないこと
などなど。

本気になればなんでもできるというわけでもなく、スタート地点がどこかにもよると考えています。
才能・センス・性格・向き不向き・経験でスタート地点が異なり、スタート地点が低ければ、それ相応の鍛錬が必要ですが、不可能でもありません。

一方でなんの苦労もなく自転車に乗れるように、有利なスタート地点にいる(自転車だと運動神経)場合もあるでしょう。

他に見につけたスキルにより、スタート地点が変わることもあります。
・ブログを書いていれば、本を書くスキルを身につけやすい
・Excelマクロを使えれば、Pythonを使うスキルを身につけやすい
・Windowsを使えれば、Macを身につけやすい
というように。

これをスキルの派生と呼んでいます。
関連スキルを派生させていくと、複数のスキルを身につけやすく効率がいいのです。
その意味で、ベースとなるスキルを身につけておくことをおすすめします。
書く、話す、読む、IT、お金、営業、時間=効率化などといったものがベースとなるスキルです。
私はこういったベースとなるスキルを提供しています。

そしてスキルはどこまで目指すか、高みを目指しすぎないということも大事だと思っています。

スキルはレベル1で十分

自転車のスキルが3段階あるとして、乗れる状態をレベル1と考えれば、世の9割は、レベル1で十分でしょう。
・速くこぐ
・長くこぐ
・自転車の上で逆立ちする
といったことは必要ないでしょうから。

楽しく乗れて、ある程度移動できれば自転車はレベル1でいいはずです。

これをあらゆるスキルで考えています。
レベル1だけでいいと。
レベル2、レベル3は、必須ではないということです。
プロであっても。

レベル1は、「できるようになること」「ひととおりできる」ということ。
それで十分考えると、気が楽になるでしょう。
レベル2、レベル3ができるようになったから、レベル1ができるというわけでもありません。
レベルを変に上げすぎると、失うものも多い気が。

世の中に求められているのも0→1、レベル1です。
「自転車に乗れるようになるサービス」ってめちゃくちゃ需要があるような。
自転車ではありませんが、そういったサービスを私は提供しています。

このブログはもちろんレベル1。

効率化のレベル1だとYouTube
効率化で独立を楽しく 【平日12時更新】 – YouTube

営業のレベル1だとVoicy
井ノ上 陽一「ひとりしごとの営業術〜ちょうどいい・効率的・好きな仕事〜」/ Voicy – 音声プラットフォーム

お金=経理のレベル1だと、新刊でも提供しているものです。
『【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本』

※8/25に無料セミナーをします。
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もっと高度なこと、もっと難しいことというのは、必要ないかなと思っています。
効率化でも営業でもお金でも。
レベルがたとえ高くても、使わないもの・望まれないもの・ニーズがないものは意味がありません。

高度なものがいい、偉いという周りに流されず、レベル1を鍛えていきましょう。

そして、レベル1ができるようなったからといって油断はできません。
自転車に乗れるようになっても、
・スピードの出しすぎ
・車にひかれないように
・自転車のメンテナンスを怠らない
といった注意点はありますから。

これはスキルでも同様です。
できるようになったことができなくなることはないとはいえ、おごることなく鍛錬は続けなければいけません。

このレベル1は、「基礎」とも言います。

できるようになりたいことがあれば、
・鍛錬すればなんとかなる可能性がある「スキル」と考え
・自転車をイメージ(他のものでもかまいません)し、繰り返し鍛錬し、工夫し、本気になる
・レベル1を目指し、そのレベルに達しても鍛錬を続ける
ということが大事かなーと。

レベル3を目指すよりも、求められるレベル1を無数に持って磨きつつかけあわせたほうが、強みになりうるものです。

レベル1だからといって、決して楽ではありませんが、ぜひ目指してみていただければ。



■編集後記
昨日は、引き続き宮崎。
午前中は娘と青島へ。
貝を探したり、海水浴したり。
いったん帰ってランチして、母と娘と3人で都井岬という宮崎最南端へ。
4月にひとりで行き気に入ったので。

野生の馬、景色を楽しめ、食事もおいしいです。
ブログは宿についてからでした。

1日1新Kindle『1日1新』
母と娘と都井岬へ。
青島で娘と海水浴

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
午前中は青島海水浴場へ。
前日の大雨警報で、10時からオープンでした。
それまでは、貝探しを鬼の洗濯板というところで。

10時から海水浴。
波が多少荒いのですが、それを楽しんでいました。
いったん戻って、お気に入りのうどん屋「百姓うどん」へ。
その後母の買い物をして、都井岬へ。
野生の馬がいるところで、喜んでくれました。
座敷での食事も含めて。

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