スマホは便利で写真もきれいです。
ただ、今はスマホで写真を撮っていません。
その理由を書いてみました。
※スマホとカメラを比較中 by Sony α7SⅢ+PZ16-35mmF4
写真は、スマホでいい
写真を撮る方法として、大きく2つあります。
それは、スマホかカメラか。
(た、タブレットは……)
スマホの性能も上がってきて、カメラでしか撮れない写真は減ってきています。
「写真は小さくて軽くて安いスマホでいい」という考え方もあるでしょう。
カメラに比べればスマホは安くて、ネットにつながって、他のこともやまほどできます。
ただ、私は写真をスマホで撮りません。
10枚中1枚あるかないかくらいです。
・記録用に撮る
・カメラで広い範囲を撮るレンズを持ってないとき(スマホなら広く撮れる)
・スマホでの撮影のみ許可されている場合(しょうもないルールかと思いますが)
といった場合に限られます。
動画はよく撮りますが。
写真はスマホではなくカメラで撮っています。
カメラの売上台数も年々減り、「え、カメラ(なんてまだ使ってる人いるの)?」という反応も。
「仕事ですか?」と聞かれることも多いです。
まあ、仕事のときが多いわけですが。
スマホとカメラ、改めて比べてみました。
スマホとカメラの違い
左がスマホ、右がカメラです。
カメラもいろいろありますが、このカメラは、Sony α1+50mmF1.2。
中古価格だと買った当時で70万円くらい。
今もそれくらいです。
じゃあ、その価値があるかどうか。
価値があるときもあれば、そうでないこともあるというのが現状です。
たとえばこの写真。
スマホ(iPhone 15 Pro)は、色が派手に出るので(ウソっぽい。AI画像のように)、設定は変えています。
左のほうがかっこいいかもしれませんが、右のほうが現実に近いです。
写真に何を求めるかによっても判断は変わります。
これも左がスマホ。
右のほうが自然です。
これも左のほうが寒さ、空気感が出ています。
スマホはきれいすぎるのです。
スマホは擬似的に背景をぼかすことができます。
以前のように不自然なボケはなくなりましたが、ボケすぎるかなと。
撮れる距離も制限があります。
左のスマホは、カメラがボケすぎていますが、右側はカメラ全体が入っています。
差があるのは、望遠。
これもレンズの構造上どうしようもないことです。
左はスマホ。
画像も粗くなります。
右はカメラ&望遠レンズ。
色味もやはり違います。
スマホで撮れない写真だとこういったものも。
このあたりもスマホだと撮れないかなーというものです。
ただ、写真はともかく(大事ではありますが)、私がスマホで写真を撮らない理由の1つは、スピードです。
さっと撮れるかどうか。
スマホだと、このように「スマホを取り出す→カメラを起動する→構える→撮る」とステップが多いのです。
iPhone 15シリーズならアクションボタンがありますが、スマホのカメラは使うまでに時間がかかるような……。
私がどんくさいのかもしれませんが。
(Androidだと、ボタン2回押しでカメラが起動するので重宝していました。それでも1ステップ多いです)
カメラだと、ストラップまたはリュックに取りつけており、「カメラに電源を入れながら構える→ファインダーを覗いて撮る」とすばやく撮れるのです。
そのかわりカメラの右側に電源があることが欠かせません。
カメラを取り出しやすいように持ち歩くことも。
そして、このファインダーを覗いて撮るのがまた楽しみであり、効率的です。
これはスマホには到底できないこと。
そして、シャッター音を消せるのも(消せないカメラもありますが)カメラのメリットです。
さっと撮れるのはシャッター音を気にしなくていいからということもあります。
スマホも純正以外ならシャッター音を消せるアプリがありますが。
その他、レンズを選べ、特に単焦点レンズというズームできないレンズがカメラの楽しみです。
スマホだとズームできてしまいます。
ズームができると、一瞬考えてしまうもの。
それを排除した世界は楽しいものです。
まとめると、
・スマホでは撮れない写真もある(撮れる写真もある)
・空気感が撮れる
・すばやく撮れる
・ファインダーがある
・シャッター音を消せる
・単焦点レンズを使える→自然なボケを出せる
といったところが、スマホで写真を撮らず、カメラで撮っている理由であり、カメラを常に持ち歩いています。
写真に関してはスマホが追いつく日が来るかもしれませんが、すばやく撮れること、ファインダー、単焦点レンズなどは、実現しないでしょう。
カメラを使う理由はそれなりにずっとあるということです。
それを踏まえて、今カメラを買うならということでまとめてみました。
カメラを買うなら【2024年1月21日版】
カメラ選びでは、「何が撮りたいかが大事」と言われますが、私はそうではないと思っています。
何が撮りたいか、わからないものですから。
ひととおりレンズをそろえて撮ってみてから考えるのがおすすめです。
お金はかかりますが。
その中でもコスパのいいものを紹介します。
カメラの種類は小さくて軽いミラーレスに限るとして、
・マイクロフォーサーズ
・APS-C
・フルサイズ
の順に、おおむね高く、重く、大きくなります。
ただ、最近は、APS-Cでも高く、フルサイズでも軽く小さいものも多いです。
どうしても軽くて小さいのがいいのなら、APS-Cのほうが本体もレンズも軽くなります。
ただ、今回はフルサイズに絞って紹介します。
(フルサイズのほうが画質はいいと言われていますが、劇的に違うわけでもありません。暗いところに強いのは差があるかと。そして、フルサイズにしておけば、フルサイズに買い替えるということがないのもメリットです。)
レンズの種類としては、
・広角(〜28mm)、標準(35mm、50mm)、中望遠単焦点(70mm〜135mm)望遠(200mm〜)、マクロ
・単焦点、ズーム
という種類があり、おすすめは、広角ズーム、標準単焦点、中望遠単焦点、望遠ズーム。
まずは標準単焦点でしょうね。
今だとこんな感じです。
標準単焦点と、ご相談の多い望遠レンズを挙げてみました。
いずれも中古で目安の値段です。
ヤフオク、メルカリはやめておき、マップカメラ、キタムラ、フジヤカメラあたりで探し、程度のいいものなら問題ありません。
60万円
・Sony α7Ⅳ+70-200mmF2.8Ⅱ
45万円
・Sony α7Ⅳ+50mmF1.4 or 35mmF1.4
35万円
・Nikon Z f +50mmF1.8 or 35mmF1.8
30万円
・Canon R6 + 50mmF1.8
・Canon R8 + 100mm-400mmF5.6-8
25万円
・Canon R8 + 50mmF1.8
・Nikon Z6Ⅱ+24-200mmF4-6.3
・Nikon Z6Ⅱ+50mmF1.8 or 35mmF1.8
20万円
・Nikon Z5+ 50mmF1.8
15万円
・Canon RP + 50mmF1.8
Sonyならα7Ⅳでしょうね。
古いものでもそうそう安くありません。
ただ、ソニーに安くていいレンズがなく、純正以外のシグマ、タムロンなら安く買えます。
純正で選ぶなら、ちょっと高いです。
安いものを買うよりも決定版で買っておいたほうが結局は損しません。
(私は散々損しています……)
小さいα7CⅡは割高かと。
α7Cはやめておいたほうがいいです。
安かろう……ですので。
望遠レンズも安いものから高いものまで。
ただ、最新の70-200mmF2.8Ⅱの出来がよすぎて(軽く、性能もアップ。私も愛用しています)、他のレンズに10万円出すならこれを買ったほうがいいというレベルです。
70-200mmF4マクロもいいですけどね。
Canonなら、小さくて軽いR8が22万円くらい。
手ぶれ補正はありません。
レンズもいいものが安く、50mmF2.8は3万円くらいです。
Canonは安くいいものも出し、高くいいものも出し、中間がありません。
手ブレ補正がある、1つ前のR6は、まだまだ人気で高いです。
R6 mkⅡはまだ高いかなと。
RPも安くていいのですが、シャッター音と電源が左側というのが私は苦手でした。
望遠レンズは、100-400mmF5.6-8が8万円ほどであり、軽くて使いやすいです。
私も持っていました。
ただ、写りはそれなりかなーと。
Nikonは、小さくて軽い安いというのがそれほどなく、中くらいの値付けです。
Z5は最も安く、オートフォーカスが弱めですが、アリかと。
Z6、7は、カードが特殊なものしか使えず、もうちょっと出して、Z6Ⅱがいいでしょうね。
Z7Ⅱは、解像度が高い版です。
新型のZ fは私も今使っていておすすめです。
27万円というのは、バーゲンプライスかと。
ただ、手に入りにくいです。
Nikonの望遠レンズは、重くて高く、70-180mmF2.8は諸事情で今ひとつだったので売りました。
意外と(?)24-200mmがおすすめです。
安く(10万円前後。セールなら8万円)、200mmまで撮れるので。
こちらの記事も参考にしていただければ。
2021年以前のカメラ・レンズがお得
■編集後記
昨日は、習慣のみでオフ。
外でYouTubeを撮ったり。
PS5のスパイダーマン2、Redemption Reapersを。
Redemption Reapersも名作です、今のところ。
■1日1新→Kindle『1日1新』
近くの公園(はじめての場所)でYouTube
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
引き続きママと2人旅中。
朝と夜にLINE電話を。
夜は、いとこと遊びに夢中でした。
会えてよかったです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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