作業がなくなるExcelやマクロの功罪

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Excel、特にマクロは、人の手による作業を減らすことができます。
人件費や時間を削減することができるのです。
雇う側にとってはメリット、雇われる側にとってはデメリットとなりうるでしょう。
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作業はPCに任せる

例えば、Excelのデータを会計ソフトへ取り込む作業があります。
人手でやると結構大変です。
Excelを見ながら、又はプリントアウトした紙を見ながら、1つずつ会計ソフトに入力しなければいけません。

Excelの機能やマクロを使うと、かんたんに取り込むことができます。

 

 

解説動画(音声がでます)

Excelやマクロの特筆すべき点は、一度しくみを作ってしまえば、どんなに数が増えても処理時間はほとんど増えないことです。
人がやると、仕事量に応じて所要時間が増えてしまいます。
PCと違い、ミスの可能性も高くなっていくでしょう。

PCに任せることができる作業を人がやる理由はないといえます。
(もちろん、人にしかできないことも多いです)

 

 

 

雇う側の視点

Excelやマクロを導入すると、人手がいらなくなります。
当事務所で人を雇っていない理由の1つは、必要ないからです。
普通のやり方でやっていると、2〜3人の作業担当の方が必要となると思います。

上記の例だと、通常、「データを会計ソフトに入力する」人が必要ですが、マクロを使っていれば、その分のコストや時間をセーブできます。
人を1人採用すると、採用コスト、給料、通勤費、社会保険料などいろいろかかってきます。
こういった人件費をセーブできるのは大きいです。
さらには、その人件費の分を販売価格に転嫁しなくてもすみます。

 

 

雇われる側の視点

逆に会社員の立場で考えると、<作業ができる><データ入力が速い>というスキルの活躍の場がなくなりつつあります。
少なくとも当事務所では今後データ入力担当者を採用する予定はありません。

といっても、世の中、Excelやマクロ、その他の効率化がまだまだ進んでいないため猶予はあると思いますが、今後の選択肢を広げる意味でも、スキルは身につけておくべきでしょうね。

 

 





【編集後記】
昨日の午前中は、トライアスロンのバイク練習。
先日メンテしてもらったあと、はじめて乗りましたが、結構パワーアップしていました。
来週のレースが楽しみです。

 

 

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