昨日、横浜トライアスロンに参加してきました。
昨年9月以来2度目の参加
横浜トライアスロンは、山下公園側で行われる、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのレースです。
昨年9月以来、8か月ぶりの参加でした。
横浜トライアスロンは、もともと5月に開催される予定でしたが、震災のあった2011年に、9月へ延期となり、昨年2012年も9月開催だったのです。
今年は5月に開催され、来年以降も5月開催と思われます。
気候を考えると、9月の方が気温が高いため、5月の方がうれしいですね。
今回から、大会への参加は抽選となりました。
チームメイトの中には落選してしまった方も多く、チーム内では5人しか参加できなかったのが残念です。
場所柄か、エントリーフィーがちょっと高く24,500円します。
(通常、この距離だと15,000円)
前日に受付があるので、土曜日、日曜日の2回会場に行かなければいけないという事情もあります。
なんといっても山下公園そばを泳ぐのが特徴的ですが、においがしたり、具合が悪くなったりすることはありません。
海の中の視界は、回りの人が近づいてくるとわかる程度です。
前方確認や息継ぎ時に見える景色(みなとみらい、氷川丸、ベイブリッジなど)はきれいで、楽しめます。
山下公園そばを泳いだ!横浜トライアスロンレポート | EX-IT
自己ベスト更新!
昨年9月の横浜トライアスロンが、スタンダードディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)では、ベストのレースでしたが、今回は、総合で12分(スイムが2分、バイクが8分、ランが2分)、縮めることができました。
トライアスロン引退までに、2時間半を目指します!
仕事に活かせるトライアスロン
トライアスロンをやっていると、特にレース時に仕事や人生に関することを考えます。
メタファー(たとえ)として、活かしていることも多いです。
今回のレースで感じたことのうち、3つ挙げてみます。
仲間を作る
私はトライアスロンチーム「イオマーレ・マルティーヨ」に所属しています。
まあ、所属と行っても、強制的なものでもありませんし、全員がレースに参加しているわけでもありません。
ゆるくつながり、それぞれが練習し(共同で練習もあり)、レースに一緒に出るという感じです。
今回は、レースに参加しない仲間もかけつけてくれました。
ほんとうにありがたいことです。
情報交換の他、同じユニフォームを着ていると、レース中にすれちがうときにも元気がでます。
「トライアスロン(という個人競技)なのに、チームがあるんですか?」
とよく聞かれることがあります。
むしろ、個人競技だからこそ仲間が必要なのです。
これはフリーランスの働き方でも同じことが言えます。
雇われず、雇わない働き方でも、外に仲間を作ることができますし、欠かせません。
同じ組織に属してなくても、作れる絆が重要なのです。
同じ組織、会社、業種といっても、必ずしも絆があるとは言えませんからね。
仲間には、お客様も含まれます。方向性、価値観がおおむね一致していないと、仕事上の付き合いも、いいサービスもできないと考えています。
考える
強靱な肉体、生まれ持った才能があれば別ですが、がむしゃらに練習しても、力を入れてもトライアスロンは楽しめません。
体に負担をかけず、いいパフォーマンス(結果)を出すことを考えると、「考える」ことが重要です。
がむしゃらに走っても、けがをするだけですし、けがをするとトレーニングができませんし、トライアスロンすら嫌になるでしょう。
体力的にもピークは過ぎていますし、日々のメンテや食生活も必要です。
・フォームについて習う、本を読む
・食べるものに気をつける
・プロテイン等の補給
・体のメンテ
・道具選び、メンテ
・トレーニング方法の研究、改善
など、様々なことを考えています。
仕事でも同じでしょう。ついつい無理をして長時間働いたりしてしまいますが、仕事の「方法」を考えることも欠かせません。
極端な話、仕事のやり方を考える:仕事をする=8:2くらいでもいいくらいです。
感情をコントロールする
レース中に、イラッとすると、悪影響ができます。
心拍計をつけて心拍を計測していると明らかです。
やはり心拍が上がります。
特に呼吸の確保が欠かせないスイムでは顕著です。
スイムでは、結構ぶつけられたり、寄せられたりします。
ラインが引いてあるプールとは違い、海ではしかたないことなのです。
ここで、「イラッ」とすると、呼吸が確実に乱れます。
前回、石垣島トライアスロンでは、かなり乱れてしまい、途中立ち泳ぎで呼吸を整えざるをえませんでした。
スイムだけではなく、バイクやランでも同様です。
極限状態で動いているときに、感情の乱れは避けなければいけません。
仕事でも、感情をコントロールするようにしています。
「イラッ」とすること、落ち込むこと、やる気がなくなることを極力排除しようとしています。
普通に仕事をしていると、感情の乱れを感じることが難しいのですが、トライアスロンをやるようになって、ちょっとした変化にも敏感になった気がします。
ーーーまとめーーー
私の座右の書の1つ、村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』には、次のような一文があります。
”走ることは僕にとっては有益なエクササイズであると同時に、有効なメタファーでもあった。”
本当にこのことを感じます。
タイムや体の変化(つらさ、痛み)で違いを感じることがあるトライアスロン(マラソン)をやると、メタファー(たとえ)として仕事や人生に活かせることがよくあります。
やはりスポーツはおすすめです!
トライアスロンの後は、中華街でランチ&ビールをして帰宅。
ウェットスーツの洗濯をして軽くご飯を食べて、即爆睡でした。
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