バルミューダ加湿器Rain。新しさに値段をつける。

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その新しさに惚れて、バルミューダの加湿器Rainを発売後即買いました。
新しさに値段をつけるのはアリだと思っています。
バルミューダ Rain
※自宅にて iPhone X

値段をどう決めるか

ひとりしごとでは、値段を決めるのも仕事です。
自分が提供するモノ、サービスの値段を決めなければいけません。

高すぎると誰にも買われないでしょうし、安すぎると自分がつらくなります。
そのいいバランスを見出すのはかんたんではなく、自分がずっと考えるべきものです。

値段を決めるには、
・原価から考える
・相場から考える
・かかった時間から考える
などといった方法がありますが、1つの方法として、新しさもあります。

「他にはない」という新しさは値段を決める要因です。

かっこいいバルミューダの加湿器Rain

新しさといえば、バルミューダ。
扇風機、トースターなどを新しさを打ち出し、加湿器もあります。

加湿器、Rainを発売当初に買ってみました。
その新しさに惚れたからです。
見た目はこんな感じ。
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従来の加湿器とは明らかに違います。
大きいといえば大きいのですが、従来の加湿器(加湿空気清浄機)と比べるとそれほど変わりません。
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表記は有機ELでかっこよく、新しさを感じさせます。
モビルスーツのコックピットっぽいですし。
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この部分を回すと、設定を変更できたり、目標湿度、風量を変えたりできます。
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給水方法も新しく、なんと直接給水できるのです。
やかんで。
(やかんでないと、水がこぼれる可能性があります)
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従来の加湿器はタンクを外して、それをキッチンか洗面所に持っていき、水を入れて持ってきます。
それと比べると、重くなく、かつ、多くの水(4.2リットル)を一度に給水できるので楽です。

そして、Wi-Fi対応。
スマホアプリがあり、外出先からの操作もできます。

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加湿能力は、スペック上は17畳。
我が家の場合、11畳のリビングに加え、3畳のキッチンがつながっているので、実質14畳と考えても、十分加湿されています。

・見た目
・給水
・Wi-Fi
という新しさと性能を兼ね備えた加湿器です。

新しいもの好きの娘(10ヶ月)も気に入っています。
EX IT

新しさに値段をつける

このバルミューダのRain、最大の欠点は、値段。
定価49,680円(税込)です。

標準的な加湿器で同等の加湿能力がある機種だと、2万円前後。

Rainは、利便性やデザイン、性能、省エネといった特徴があるとして高いのは高いです。
新しさに価値を見出すかどうかでしょう。
実際、置いているとおしゃれで気に入っています。

そもそも私が新しいものに飛びつくイノベーターということもあるのですが。
新商品を購入する層は、
・イノベーター 2.5%
・アーリーアダプター 13.5%
・アーリーマジョリティ 34%
・レイトマジョリティ 34%
・ラガード 16%
といわれています。
(私が買ったRainは2代目なので、Rainについてはアーリーアダプターかもしれませんが)

どの層がいいというわけではなく、イノベーターやアーリーアダプターならでは損失もあります。

新しさに価値を感じ、高くても買うという層があるというわけです。
実際、このRainは、今(2018年1月11日)、手に入りにくくなっています。
Amazonはプレミア価格(20万)なので買わないようにしましょう。
ヨドバシ、ビックなどは完売扱いです。

公式サイトは、3月上旬の発送。
https://www.balmuda.com/jp/rain/

楽天で、2月中旬かつ定価のところがあります。

高くても売れるという理由の1つは、新しさでしょう。
自分が値段をつけるときに、この新しさを意識しています。

「新しいもの、他と違うものを提供しようとしても、少人数しか買ってくれない」と思いがちですし、現にイノベーターやアーリーアダプターーの割合は少ないものです。
ただ、少なくて問題ありません。

ひとりしごとで、大多数に買っていただくことは難しく、できたとしても安くしないと難しいでしょう。
それならば、新しさに値段をつけて、イノベーターやアーリーアダプターにご利用いただくというのも1つの方法です。

売上=単価×数 なのですから、「高い×少なく」でも「低い」×「多く」でも問題ありません。
たくさん売ろうとすると、大手や中小との戦いになります。

Rainの例で言えば、もし性能がいいから49,680円という値段がついていたらそれほど売れなかったでしょうし、私も買っていません。
新しさに価値があるわけです。

私自身、「他にはない」「新しさ」ということも考えて、値段をつけています。

新しさを出すには、
・古きものを研究する
・自分が「新しい」を体験する

・たくさん売れなくてもいいとい割り切る
といったことをやってみましょう。

 

 


【編集後記】

昨日は、タスク×時間管理セミナーを開催。
お伝えする手法は、効果はあるのですが、現実を突きつけられるのでつらいことも。
時間もお金も現実を見ないと使い方がうまくならないので、やむを得ません。
ぜひ続けていただければと思います。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

目黒の会議室
ファミマのホットコーヒー
南紀白浜トライアスロン申込

【昨日の娘日記】

財布が好きで、見つけると突進してカードやお札といった中身を出してしまいます。
どういったものかはわかっていないのでしょうが、取り出すのが楽しんでしょうね。

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