カメラを選んだ理由 FUJIFILM X-Pro3編 | ファインダー・見えない液晶・写真の色が魅力!

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カメラを選ぶ基準をまとめてみました。
今回は、FUJIFILM X-Pro3です。

※FUJIFILM X-Pro3 by Leica M10 50mmF1.4

FUJIFILMを選ぶ理由

FUJIFILM X-Pro3を買った理由のⅠつは、
・FUJIFILMのカメラを使いたい
というもの。

FUJIFILMは、フィルムメーカー。
その独特の色味は、魅力がありました。
私が、淡い色調が好きということもあります。

そのFUJIFILMのカメラには、フィルムシミュレーションという機能があり、写真にフィルムのような効果を加えることができるのです。
その1つ、「クラシックネガ」は使ってみたいなと。

こういう色です。

FUJIFILMは、APS-Cのカメラ。
フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズという種類があり、そのうちAPS-Cは持っていませんでした。
ネタ、興味のためにも、これはそろえねばと。
Sony、Nikon、CanonもAPS-Cのカメラはありますが、どちらかというと軸はフルサイズ。
APS-Cに注力しているFUJIFILMを選びました。

また、手術・入院のごほうびの意味合いも。
入院中に仕事を楽しむためのIT Ver.2021
手術・入院前にも、何か届いた気もしますが、まあ気のせいでしょう。

そして、FUJIFILMのカメラですばらしい写真をアップする友人のInstagram。
「FUJIへおいでよ」といつも呼ばれている気がしたのも、買った理由の1つです。
https://www.instagram.com/s_ishida_1976/

 

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FUJIFILMを買うと決めましたが、どの機種を買うか、最後の最後まで悩みました。
いや、決まっていたといえば決まっていたのですが。

悩みまくるFUJIFILMのラインナップ

FUJIFILMの主なラインナップで私が検討したのは、2021年10月現在、次のとおりです。
T30Ⅱは2021年11月発売。
X-Pro2は、1つ古いものですが、検討に入れました。
似たような……と表現したら怒られるかもしれませんが、一長一短でうまいラインナップともいえます。

E4 S10 T30 T30Ⅱ T4 X-Pro3 X-Pro2
実勢価格 10万円 11万円 8万円 17万円 18万円 10万円
重さ 364g 465g 383g 378g 607g 497g 495g
センサー CMOS4 CMOS4 CMOS4 CMOS4 CMOS4 CMOS4 CMOSⅢ
ファインダー 有機EL 有機EL 有機EL 有機EL 有機EL ハイブリッド ハイブリッド
EVF大きさ 0.39型 0.39型 0.39型 0.39型 0.5型 0.5型 0.48型
EVFドット 236万 236万 236万 236万 369万 369万 236万
EVF倍率 0.62倍 0.62倍 0.62倍 0.62倍 0.75倍 0.66倍 0.59倍
液晶解像度 162万 104万 104万 162万 162万 162万 162万
液晶可動 チルト バリアングル チルト チルト バリアングル チルト
液晶位置 通常 通常 通常 通常 通常 内蔵 通常
手ブレ補正 なし なし なし なし あり なし なし
防塵・防滴 なし なし なし なし あり あり あり
フィルムシミュレーション 18 18 16 18 18 17 15
形状 クラシック NEW クラシック クラシック クラシック クラシック クラシック
グリップ なし

私の選択基準は、
・ファインダーが見やすい
・軽いほうがいいけど多少は許容(1kgのカメラ使っていますし)
・安いほうがいいけど多少は許容(下取り交換に出したカメラが20万円ほどなので、それ以内)
・手ブレ補正はあったほうがいいけど、なくてもいい
・防塵防滴は欲しいけど、なくてもいい(欲しいレンズが防塵防滴ではないので)
・フィルムシミュレーションは18種類ほしいけど、ないものがあってもしかたない
というものでした。

形状のクラシックとNEWというのは、ダイヤルで操作できるかどうか。
ダイヤルの操作性のほうが私は好みです。
メニューで選択だと手間もかかるので。

普通に考えたら、
・画質は上位機種と同じ、お手頃、軽くて小さいE4、T30。特にE4はかっこいい。T30Ⅱまでは待てない。
・お手頃、手ブレ補正あり、グリップが大きくて持ちやすい、フィルムシミュレーション18種類のS10
・手ブレ補正あり、防塵防滴、ファインダーが見やすい、意外と安い、フィルムシミュレーション18種類のT4
のいずれかでしょう。

T4のファインダーは、かなり見やすいです。
性能もいいですし。
ファインダーは、236万ドットと369万ドットの差はそれなりに感じます。
倍率も大事で、T4は、0.75倍で見やすいです。

私が持っている中で、ファインダーがもっと見やすいPanasonic S1は、576万ドット、0.78倍。
倍率はこれに迫ります。

ただ、そのファインダーでいうと、圧倒的に気になるものがあったのです。
それがX-Pro3。
X-Pro3のファインダーは、アドバンスドハイブリッドファインダーといい、2種類のファインダーを使い分けることができます。
ファインダー好きの私としては見逃せません。
(Leica M10もファインダーで選びました)

2種類のファインダーとは、
・ミラーレス一眼の通常のファインダーであるEVF(Electronic View Finder=電子式ファインダー)
・一眼レフに搭載されているOVF(Optical View Finder =光学式ファインダー)
です。

EVFは、
・暗いところでも見やすい
・ボケや明るさなどが反映される
という特徴があり、
OVFは、
・実際に目にする光景と同じものを見ることができる
という特徴があります。

OVFだと、このように、向こう側が見えるのです。

イメージとして、EVFではこのように見え、このとおりに写真となり、

OVFでは、このように見え、白い枠(焦点距離により大きさが変わる)が写真となります。
ボケや明るさは撮った後じゃないとわかりません。
自分の視界を切り取るという感覚は、EVFにはないものです。

 

さらに、X-Pro3は、もう1つとんがっています。
通常、カメラの背面には液晶があり、その液晶を見ながらシャッターを切ることができますし、撮った写真を確認することもできます。
X-Pro3には、液晶がありますが、そこに表示されるのは、選んだフィルムシミュレーションのみ(他のデータにもできます)。
このままでは、液晶を見てシャッターを切ることも、撮った写真を確認することもできません。

 

このように開くと、通常の液晶が出てきて、これを見ながらシャッターを切ったり、撮影した写真を確認できます。
ただ、せっかく2つのファインダーがあるのに、ここを開くのは無粋でしょう。
「この撮った写真を確認できない」というのが唯一無二であり、面白く、ほれた理由です。
(S10、T4と最後まで考えましたけど)

1つ前のX-Pro2だと、通常の液晶がついていて、8万円ほど安いので、揺れましたが、
・センサーが1つ前の世代
・通常の液晶じゃ面白くない
・フィルムシミュレーションのクラシックネガがない(FUJIFILMは機種ごとにフィルムシミュレーションの数が違います。バージョンアップで追加してくれればとは思いますが。有償でも)
・ファインダーが236万ドット
ということから、やめました。

そんなわけで、FUJIFILM X-Pro3が届きました。
状態のいいものがあったので、マップカメラの中古を下取り交換で。
FUJIFILM X-Pro3には、ブラック、DRブラック、DRシルバーとありますが、最も安いブラックにしました。

レンズは、FUJIFILM 35mmF1.4。
フルサイズ換算50mmで、大好きな焦点距離です。
新しく33mmF1.4が発売されましたが、まずは、こっちかなと。

 

選んだのは、X-Pro3

FUJIFILM X-Pro3のファインダー(特にOVF)、見えない液晶、フィルムシミュレーション「クラシックネガ」を楽しんでいます。
松葉杖(この1ヶ月使用)の質感もいいなぁと。

フルサイズ(Leica M10 50mmF1.4)のF2と同じくらいのボケです。
F2で十分ですが。

フルサイズでF1.4だとこんな感じです。

LeicaのスマホLeitz Phone 1でも撮ってみました。
(通常モード)

 

フィルムシミュレーションで気になっていたのは、ACROS。
モノクロの1種で、このグレーの表現力はすばらしいです。
F1.4で。

F4で撮ると、映り込みもいい感じに。

Leica M10のモノクロモード。

Leitz Phone 1のモノクロモード(Leica Looks)。
それぞれ持ち味があります。

 

カメラ選びの参考にしていただければ。
カメラネタは、Twitterでも日々つぶやいています。

カメラ入門@井ノ上 陽一

 



■編集後記
昨日は、朝、個別コンサルティング。
その後Kindle執筆を中心に。

車椅子に乗ってひとりでカフェに行ってみました。
松葉杖よりも安全ですが、疲れるかな……。
車椅子の性能にもよる気がします。
前回(病院から借りた)はもっと進んだような……。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
車椅子・ひとりでカフェへ
ランタンスタンド
人工芝

■娘(4歳6ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
保育園でときどき塗り絵をもらってきます。
昨日は、プリキュア。
大事そうに持って帰ってきて、早速塗っていました。

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