独立後も役立つ転職ノウハウ

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私は独立前に 、4回転職を経験しました。
そのときに考えていたことは今でも役に立っています。
転職とは仕事選び。
独立後も仕事選びは続くからです。
今回は、転職のときから意識していた3つのポイントを挙げてみました。

※汐留のビル群 by Leica M10

どんな人とどんな仕事をするか

転職のポイントの1つ目は、仕事の環境。
どんな人とどんな仕事をするかです。

どんな人がいるか。
条件がよくても、職場の人間関係次第で、その仕事の評価は変わります。
転職のときに難しいのは面接する方としか接触ができないこと。
人事担当者や社長だけでしか判断できません。

今だとネットで検索して事前に調べることもやっておきたいことです。
(ネット上に情報がないところは……)

あとは、実際に話してみての第一印象で決めざるを得ないでしょう。
第一印象がよくない、嫌な予感がする、違和感があるなら、その仕事を選ばないくらい割り切っていたほうがいい気がします。
たとえ、条件がよくても。

転職時に、連絡が遅くて、「むむむ……」と感じたのですが、そこに入ってしまい、後悔したことがありました。

ただ、もし第一印象がよくても実際はそうじゃないというケースもありますので、なかなか難しいものです。

一方でどんな仕事をするか。
これも入ってみないとわからないところも多いですが、ある程度仮説を立てて、質問してみるしかありません。
私は、税理士事務所や経理としての転職時、「自分1人で担当するかどうか」を重視していました。
下積みが1年、2年とあったり、誰かと組んで仕事をすると、自分の力が伸びないからです。
変に組むとめんどくさいというのもありますし。

独立後も、どんな人とどんな仕事をするかは重要な要素です。

どんな人か?については、転職と同様、第一印象で決めるのも手でしょう。
私は、こちらから先に自分のことを発信しておき、そこで判断していただくようにしています。
発信のしかたを工夫すれば、自分に合わない方からの依頼をいただくことは激減しますので。

転職の場合も転職サイトで自分のことを先に出しておくということもできますし、当時から私はやっていました。
(なんだかんだ、そのスタイルで転職が決まったのは4回中3回でした)
それでも、入ってみて「話が違う」ということは、100%ありました。

独立後はより自由にかつ自分のサイトで発信しておくことができます。
発信することは、ミスマッチを減らし自分の身を守るためでもあるのです。

仕事内容も同様で、先に発信しておけば、自分ができる仕事、やってみたい仕事の依頼を受けることができます。
「なんでもやります!」「お気軽にお問い合わせください」だと、ミスマッチとなるのは当然でしょう。

独立当初は、ブレも大きかったのですが、今はブレていません。
転職よりもやりようはあります。

給料はいくらか?

転職のポイントの2つ目は、給料がどのくらいもらえるかどうか。
やはり気になります。
「300万円〜500万円」とあったらだいたい300万円だったりしますし、採用時の条件はあてになりません。
今考えると自分の想定する給料を提示して、だめだったらしかたないという選択肢もあってよかったなと思っています。
独立後はまさにそうですので。

こちらから値段を提示してそれをご承諾いただいた方からのみ、ご依頼をいただくように流れにしています。

もちろん値段だけが仕事を決める要素ではありませんが、双方にとって重要な要素の1つであることは間違いありません。

そうはいっても、お金の話はしづらいもの。
だからこそ、独立は、さらりとかつ確実に、メニュー(値段と内容)を出しておきましょう。

給料が提示されていない、提示の範囲が広いとなると、申込み時に不安になるもの。
同様に考えて、独立後の提示はしておいたほうがいいでしょうし、提示する値段の範囲はないほうがいいでしょう。
1万円〜 というような。

残業がないか?

転職時に、最も気になっていたのは、時間。
残業があるのかないのか。

もちろんやむを得ない残業はしかたないのですが、日々慢性的に残業があるというのは避けたかったからです。
組織的に残業が常であれば、なかなか個人のスキルでどうこうできるものでもありません。
残業、長時間労働問題は、個人のスキルというより、マネジメント側の問題、政治的な問題だったりもしますので。

残業すれば残業代で収入が増えるからいいという問題でもありません。
正しい稼ぎ方ではないでしょう。
(それが嫌で、公務員を辞めました)

また、残業代がでないところも結構ありますので。
(5つ中3つは出ませんでした。まあ、残業してませんでしたけど)

税理士試験を受けていたときの転職では、特に残業があるかないかを確認していました。
残業が多いと、勉強ができないからです。
結果的に受験が長期化して、自分の時間を失います。

かといって、受験が終わったら残業できるかというとそうではなく、転職時には「残業があるか」を常に確認していました。

私の考えでは、「残業はない」というところは本当になく、「残業が数時間」というところはもっとあるような気がします。

独立後も、残業という概念は必要で、定時というルールは欠かせません。
ただ、何時から何時ときっちりと仕事をするわけではなく、「今日は何時まで」と決めたらそれを守るだけです。
独立後は、いつまでも仕事をすることができますし、「残業すればするほど稼げる」(こともある)という悪魔の誘惑もあるあります。
自分で時間を区切っておかないと残業だらけとなるでしょう。

そして、長く働いて稼ぐというのは、私としてはやりたくなりことです。
限界もありますし。

また、私が残業を好まない理由の1つは、効率が下がるからです。
残業ありきと考えていたら効率は上がりません。
いつまでに仕事を終えると決めておいたほうが、仕事の効率は上がるものです。

「どうせ今日も残業だし」というとなると効率化も考えませんので。
独立後も、残業をしていないかどうか、プライベートを犠牲にしすぎていないかを常にチェックしましょう。

 

独立後で難しいところは、えいやっと転職できないこと。
独立前であれば、転職して環境をがらりと変えることもできます。

独立後はそういうわけにはいかず、ちょっとずつ変えていくしかありません。
(転職できないこともありませんが)

人・仕事内容、収入、時間といった環境を変えることは不可能ではなく、自分の働く環境というよりも生きる環境をちょっとずつ整えていきましょう。



■編集後記
昨日はオフ。

品薄で手に入らなかったSIGMA fpのEVF(ファインダー)。
ネットで在庫があり、注文して、届きました。
一度、体験会で使ったことがあり、気になっていた一品。
いい出来です。
いい値段でしたけど。

「1日1新」
出雲さしみ醤油
おこめ心地

■娘(4歳2ヶ月)日記
昨日は、朝は小雨だったので、書店へ。
うんこドリルのおけいこ、シールを買いました。
最近、うんこドリルにハマっています。
夕方は晴れたので公園へ。
保育園の友達とシーソーもできました。
夜は、イカをさばくのを手伝い。
最近、イカが大好きです。

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