Parrot Bebop Droneレビュー。ドローンで体験できる新しい視点。

いろんな意味で話題になっているドローン。どんなものか試してみました。
※この写真は合成です。
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安いタイプのドローンは即故障・・

ドローン・・いろいろと話題になっていますがそのテクノロジーには非常に興味がありました。
医療、宅配、災害調査など、今後の用途が注目されています。

ドローン、Droneは、「ブーン」という飛行音によるものといわれており、「無人航空機」のことです。

どんなものかなぁ〜と思って、この一番安いドローンを買ってみました。
(6,000円)

ただ、数回飛ばしたあと、モーターが故障。
ネットで検索すると同じような症状の方も多く、ぶつかったり落としたりした影響ではないと思います。
操縦もずっと難しく、安定していませんでした。
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ドローンは練習が必須!

その後買ったのが、今使っているParrot Bebop Drone。
ドローンでは定評のある会社です。
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最もメジャーなのは、DJI社のPhantom3。

しかし、Phantom3は、大きく重く、値段も高かったため、Parrot Bebop Droneにしました。
好きな赤があったのも決め手の1つです。

安いドローンを使っていたときにも「練習が必要」と感じたので、まず練習です。
ラジコンのような操作なのですが、独特の操作方法もあり、ちょっと操作を間違えると、墜落やときには事故も起こしかねません。
室内で練習しつつ、ネットで見つけたのが練習場。
ドクター中松さんの自宅をドローン練習場として開放しているという情報をつかんだのです。

早速いってみました。

ご自宅は5階建てくらいになっており、その踊り場のような空間を利用できます。
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高い場所の練習もできます。
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それほど広くはありませんが、十分な練習ができました。
「練習しないから事故が起こる」ということで、練習場を開放してくださっているドクター中松さんには感謝です。

場所は、東急東横線学芸大学駅から徒歩10分ほどいったところにあります。
料金は1時間1,000円。
事前予約制で、shopあっとまーくdr.nakamats.comまでメールで申し込む形です。

電源もあるので、バッテリーを充電することもできます。

Parrot Bebop Droneレビュー

Parrot Bebop Droneについてレビューします。

操縦はスマホ、タブレットでも可能

操縦するのは、スマホ(iPhone、Android)、タブレットでも可能です。
ただ、無線が届く距離は300mに制限され、無線がとぎれることもあります。
無線がとぎれると制御不能になり、落ちるしかありません。
スマホやタブレットでの操縦は、重々気をつけた方がいいでしょう。

こんな感じで、ドローンのカメラ映像がうつしだされます。

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設定変更(スピードや最大高度など)もスマホやタブレットで可能です。

スカイコントローラーがおすすめ

Parrot Bebop Droneは単体のものもありますが、スカイコントローラー(Sky controller)とセットになったものもあります。
値段は倍くらいになるのですが、安心して操縦するにはこちらの方がおすすめです。
無線が届く距離は2kmで、スマホよりも断然操作しやすくなります。

スマホでアクションゲームが操作しにくく、コントローラーで操作する3DSやプレステの方が操作しやすいのと同じ感覚です。

このように、タブレット(私の場合はiPad Air 2)を併用します。
いくつか操作方法はありますが標準のものだと、左のスティックで上昇・下降・左右の旋回、右のスティックで、前進後退・左右へのスライドです。
(エースコンバットを思い出します)
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本体とコントローラーはそれなりに大きい

本体はともかく、コントローラーはかなり大きいです。
この2つだけでバッグが埋まります。。
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カメラ内蔵。動画、写真が撮れる

ドローンにはカメラが内蔵されており、動画や写真が撮ることでき、その動画や写真は本体内蔵の8GBのフラッシュメモリに保存し、PCやスマホに転送できます。
(音は録れません)

上空は最大199mほど上がることができ、2kmまで離れても操作できる性能です。
ただ、100mくらい上げるだけでも落ち着かなく、上空の風に吹かれるので、2kmも離して操縦はまだまだできませんでした。

あいにくの天気でしたが、宮崎のシーガイアを上空から撮った写真。
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晴れた日に撮った海岸
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うまくコントロールすれば、自分たちも撮れます。
(父の友人たちと)
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先日書いたこの記事の写真はドローンをコントロールして撮りました。
夜でちょっと暗くなってしまいましたが。
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リンク

動画はこんな感じです。
曇りの日に撮った動画

晴れた日に撮った動画

バッテリーは10分

バッテリーは本体のみのセットなら2つ、スカイコントローラーセットなら3つついてきます。
1つのバッテリーでだいたい10分くらいしか持ちません。

室内ではガードをつける

室内でとばすときには、こういったガード(ハルといいます)をつけます。
材質は発泡スチロールのようなもので、衝撃にはつよい素材です。
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離陸、着陸は自動

離陸、着陸は専用ボタンがあり、それを押すと自動でやってくれます。
徐々に高度を落とし、ゆっくりとおりてくるさまは、ちょっと感動です。

GPS機能も搭載

GPS機能が搭載されており、飛び立った位置を覚えていて、そこに戻ってくるような指示もできます。
これがドローンの特徴の1つです。

垂直離陸、着陸、空中停止ができる

4枚の羽根で動くヘリのような構造ですので、垂直に離陸・着陸し、空中停止もできます。
※音が出ます。結構大きいです。

ドローンは買いか?

おすすめです!といえるほど手軽な金額ではないのですが、新しい体験、視点を買っているので、まあよしとしています。
ただ、都内ではドローンを安全に飛ばせるところがほとんどありません。
都立公園は禁止とされています。

事故を起こさないためにも、練習が必須なのですが、その練習場所がありません。
室内やドローン練習場で練習しつつ、飛ばせる場所を探そうかと思っています。
(お客様やセミナー、コンサルでお越しいただいた方でご希望であればお見せします。)

自分でドローンを操縦して、画面の中にうつる光景は刺激的です。
これまでの写真や動画は、基本的に自分がいる場所から見えるものしか撮れませんでした。
ドローンだと、そうではなく、場所に関係なく写真や動画が撮れます。
「視点を変える」、「視座を上げる」と、よくいいますが、自分の目を超越した光景を見るのは、まさに「視点を変えてくれる」ものといえるでしょう。

ドローンの新製品もこれから出てくるでしょうし、さらに安価なものも出てくるはずです。
ただ、一足早くこの体験をしたいと思うのでしたら、今買って試しておくのもいいかと思います。

追記:その後、このドローンを買いました。小さくて高性能です。





【編集後記】
昨日の朝の便で宮崎から東京へ戻ってきました。
暑い東京にびっくりです。。
いったん帰宅してから打ち合わせ2件、夜はトライアスロンチーム「ポセイ丼」のチームメイトのバイク購入付き添いでした。
毎回のことながら、バイクを買う瞬間(その後も?)は、少年に戻ります。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

茶酒 金田中
表参道ヒルズ(はじめて入った)
渋谷LA LOBROS
あたらしい保険加入
新チームメイトとトライアスロンショップ