プロトタイプ「さくっと一通りつくる」のすすめ

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新しいことをやる、導入したいことをやるには、プロトタイプの考えがおすすめです。
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※自宅にて Pixel 3

 

新しいことをやるときのネック

 

「新しいことをやりたい」というときに、

・時間がかかるかも
・お金がかかるかも
・うまくいかないかも
・なんだかよくわからない
・失敗したらどうしよう
などネックになることは山ほどあります。

 

ただ、それでもやりたいことならやってみるべきでしょう。

何かしら違いを出すなら、新しいこと、他がやっていないことが近道です。
規模、業歴、実力を覆すなら、新しいこと。
そう思って、何かしら新しいことを発掘しています。

そんなときに、完璧じゃなくてもいいからやることが大事です。
さくっと一通りやってみる、つくってみることにやってみましょう。

 

 

さくっと一通りつくる

 

じっくりやっていると時間がかかりすぎてしまいます。
さくっと一通りだとそれほどかかりません。
全体像を見るくらいで十分です。

そのうえで、やるかやらないかの決断もできます。
新しいことの本当のネックは、「それをやってもいいのかどうか」ではないでしょうか。
もしやらなくていい、必要なかったという見切りができれば、気が済むでしょうし、それはそれですっきりできます。

その判断をするためには、ちょっとした投資は必要です。
その投資がお金の場合もあれば、時間の場合もあるでしょう。

今回も、ちょっとしたお金と時間を投資しました。
お金は2万円ほど。時間は、3時間ほどです。
投資する時間としては、最大8時間(1日の仕事時間)にしておきたいものです。
そのくらい投資しても損はありません。
お金は人それぞれでしょうが、新しいことへの投資予算が多ければ多いほど有利ではあります。
それが月に1万円でもあると、かなりの投資ができるものです。
そもそも無料で試せることも多いですし。

今回つくったのは、eラーニングサイト。
思いついてさくっと調べてさくっとつくったので、ほんとうに試作段階です。

https://www.shu-gyo.com/

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ネーミングも思いつきで、ドメインとってサイトをつくって、一通りつくってみました。
この場合は、eラーニングの1つを一通りです。

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スマホにも対応しています。
レッスンがあり、最後に確認問題をつくれるしくみです。

 

どういった料金体系にするかも決めてないため、無料でひとまず公開しています。
課金システムまで整えると時間がかかるからです。
(1つずつ購入、まとめて購入、月額で学び放題など考えています)

動画を入れるか入れないかも検討中で、ひとまずGIF(動く静止画)で入れてみました。
こういったシステムをいくつか試しつつ、ひとまず18,000円ほどのプラグイン(追加機能)を買っています。
英語版なので、随所の日本語化もすすめなければいけませんし、何よりも教材をつくっていかなければいけません。

ただ、だいたいどういったものかはわかりましたし、枠はでき、続けていこうという決断はできたので、さくっとつくる効果はあったかなと思っています。

プロトタイプのすすめ

 

「さくっと一通りつくる」というのは、プロトタイプという考えです。

Wikipediaによると、
デモンストレーション目的や新技術・新機構の検証、試験、量産前での問題点の洗い出しのために設計・仮組み・製造された原型機・原型回路・コンピュータプログラムのことを指す。

とあります。

こんなかっこいいところから知ったわけではなく、もともとは小さいころから見ているガンダムで知った考えです。
ガンダムにもプロトタイプガンダムというのがありますし(劇中には出てきません。設定上のみで)、ガンダム自体が試作機としてつくられています。
さくっとはつくっていないでしょうが。

プロトタイプを早いうちにつくっておいたほうが、やるべきこともどういうものかもわかります。
それで、あんまりだったら、やめればいいだけです。

プロトタイプは次のような画面で役立ちます。

新しいことをやるとき

冒頭に挙げたような新しいことをやるときに、プロトタイプをつくってみると理解が早いですし決断も速くなります。
これは、つくるだけではなく、買うときにもあてはまるものです。
なんだかわからなかったら、ひとまず一番安いものを買ってみます。

Macデビューしたときも、よくわからんので一番安いものを買ってみました。
プログラミングもそうですし、IT全般もAiもすべてそうです。

新しいメニューをつくるときも、プロトタイプをつくります。
プロトタイプの段階で出すことも多いです。
実際に仕事としてやってみないとわからないこともありますので、完成品を待っていたらいつまでたっても新メニューはできません。

 

新しいものを勉強するとき

新しいものを勉強したいときも、プロトタイプの考え方です。
つくるというわけではありませんが、入門書をさくっと読んだり、ネットで調べたりして一通り勉強します。
本を10冊買うと、約2万円。
新しい分野の投資予算としては考えておきたいところです。
(図書館とかTSUTAYAを利用する方法もありますが)

ただ、新しいものを勉強するならやってみるのが一番ですので、やってみることができるものなら、まずはやってみましょう。

依頼があったとき

新たな依頼があったとき、既存のお客様からの依頼や質問があったときにも、プロトタイプをつくります。
このようなものでしょうか?と。
これは、独立前に上司から仕事を頼まれたときにもやっていました。

今だと、本や記事執筆、講演の依頼をいただいたときに、「こういうものなら」とプロトタイプを示しています。

 

 

スピードは、独立後の武器です。
ひとりならそのスピードを極限まで上げることはできます。
そのスピードを実現するのがプロトタイプという考え方です。
さくっと一通りつくるクセをつけておくと、行動力が身につきますし、違いもつくれます。



■編集後記

昨日は、午前中に税務調査後のやりとり・調整で税務署の方と。
午後は、ブログ道場を開催しました。
ブログ入門のその次の話をしています。

音声を収録し、販売開始しました。
ブログ道場 – 株式会社タイムコンサルティング

■昨日の「1日1新」
Yetiで立って話してセミナー収録

 

■昨日の娘日記

昨日は、セミナーの懇親会があったので、お迎えは妻に。
「パパがいいー」とそのときは泣くみたいです。
昨日は、先生の異動でお別れの挨拶。
娘だけ別の理由で泣いていたとか……。

気に入っていた先生が2人異動になったので、来週から寂しがりそうです。

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