焦って出版しなくていい。出版の種類と私がやらない出版

幸いにも出版していていることもあり、友人・知人から相談を受けます。
1つ言えるのは、「焦って出版しなくてもいい」ということです。
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出版の効果

「いつか本を書きたい」

と私もずっと思い続け、目標としていました。
幸い、2010年8月に1冊目の本を出すことができています。

これまで4冊の本を書き、今2冊の本を書いているところです。

本を書いて劇的に何か変わったかというと、変わったともいえますし、そうでもないともいえます。
収入に関して言えば、本の価格×印税率(通常10%)×発行部数(実売部数の場合もあり)で計算しますので、かけた時間に対してそれほど割のいいものでもありません。
本を出してから、仕事が殺到していることもないです。

ただ、本を通じての貴重な出会い(仕事を含む)はありました。
また、自分の知識やスキルを体系的にまとめることができたという効果もあります。
Excel、税金、経理など、まとまった分量を体系的にかつ、第三者(編集者さん、営業さんなど)の力を借りて書くのは、かなりの経験値となり自分をレベルアップさせることができるのです。

お金(印税)をいただいて、宣伝もしていただき、Amazonや書店に自分の本が並び、出会いがあり、レベルアップもできるとなると、出版はやはり目指すべきものでしょう。
日々その努力をしてきましたし、今もやっています。

出版の確率を少しでも上げるためにやっておいた方がいい5つのこと | EX-IT


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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気をつけよう!同じ出版でもいろいろある

ただし、焦って出版する必要はありません。
出版にもいろいろあるので、気をつけましょう。
私が知っている限りで、書いてみます。

1 通常の出版

印税収入(通常10%)を得ることができる出版。
前述の通り、10%ではなく8%や7%である場合、発行部数(印刷部数)ではなく実際に売れた部数である場合があります。
出版社によって、支払いのタイミングは異なることも多いです。

2 ライターをつける

通常の出版で、自分は書かずに、話した内容をライターさんに書いてもらうものです。
印税はライターさんと折半(割合は条件によります)します。

3 一部買い取り

発行された本の一部を買い取りをお願いされる(条件とされる)ケースもあります。
500冊、1,000冊を買い取ると、それなりの負担です。
印税率が10%でもこの買い取りがあると、実質は8%、7%と印税率が下がることになります。

4 自費出版

出版の費用をすべて自分でまかなう出版です。
1,000万円ほどかかるケースもあるそうですが、これを広告宣伝費と考えるのも1つの手ではあります。
一概にはいえませんが、自費出版の場合、編集・営業の力が弱いこともあり、それほど売れるとは思えません。

Amazon専用で、注文があったら印刷して届けるという形の出版もあります。
銀河なんたら(英訳してください)というところで、複数報告や相談を受けていますが、条件も悪くコストもかかります。
書店に並ばないのであれば、意味がありません。

5 電子書籍のみ

今は、電子書籍のみの出版社も増えてきました。
販売価格も低く、印税も少ないのですが、これから伸びることも考えられます。
自分で電子書籍を出すことも可能です。

6 共同出版

数十万円のお金を払って、あたかも自分が書いた本のように見せる企画です。
他の人が本を書き、「中小企業の〜を考える会」「〜研究会」という名前で帯だけ自分の名前というケースがあります。
最近は、「〜の会」という名称ではなく著者名として自分の名前が掲載されるものもでてきました。
ただ、Amazonでは、複数人が著者として表示されてしまいますし書店ではわかってしまいます。

私が断った出版、やらない出版

上記のうち、私がやっているのは、1のみです。
今後も1しかやりません。
(5の電子書籍のみはやる可能性があります)

今後も本を出し続ける、本を書き続けたいと考えるなら、1の通常の出版も目指した方がいいでしょう。
そのほかの選択肢では、実績として弱いからです。
すばらしい編集者さん、営業さんがいる出版社は、買い取り、自費、共同出版の話がありません。
(自費出版部門や関連会社をもっていることはあります)
1の出版を目指すなら、おのずと、そういった出版社さんと仕事ができることになるのです。
実際に書いてみて痛感したのは、出版は共同作業・チームプレーということでした。

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いい出版社さんとお仕事できることが、自分のレベルアップにもつながります。
(もちろん、それに見合うように自分を磨くことも欠かせません)

自費出版の話は、過去に一度だけ来ました。
独立当初で、条件は230万円。お金もないし断りました(^^;)

その他断った出版の話もあります。
・自分が得意ではない分野
・書けないことはないけど、他の人にも書ける本
・今の本と似たような本(他の出版社)
・特定のサービスを紹介する本(ヒットしているサービスですが、私は全面的に応援できないものです)
・印税率と支払いの条件が悪すぎた
・編集者さんがそれほど熱心ではなかった

こう考えると、仕事を選ぶ基準と同じ基準です。
出版だから特別、出版だから多少悪い条件でもいいというわけではありません。
出版は、「出版業」としてプロフェッショナルとしての仕事なのです。
妥協はできないですし、自分じゃなくてもできるならやらないほうがましでしょう。

仕事と考えると、私の場合、自分で書くのは必須です。
書く時間がないから最初から仕事としてうけるべきではありません。

私がやらないのは、
・著者名が他の人に変わってもわからないような本(自分以外でも書ける本)
・ライターさんをつける
・一部買い取りの条件がある場合
・自費出版
・共同出版
・自分のスタンスを合わない場合
・楽しく書けない本
などです。

一番やりたくないのは共同出版ですね。
自分のコンテンツ(知識・スキル)でないものに自分の名前をつけて売るのは、やりたくありません。本を読んでいただいて、もし仕事や出会いにつながったとしてもうれしくないでしょうし、逆に失礼な話でしょう。
「いや、あれはお金を出して名前をつけただけでして・・・」なんていえません。

焦らず、機会を待ち、いい本を書きましょう。
1冊目で適当に妥協して出すと次に続きません。
プライドを持って本を書きましょう。

話が来た出版社を知らない場合、その出版社からでた本を見ても知っている本がない場合、自分がその出版社の本を読んだことがない場合は気をつけるというのが1つの判断基準です。





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【編集後記】

昨日、逗子での海練の後、イケア港北に行ってきました。
新横浜駅からシャトルバスです。
いろいろ買った中でお気に入りは、このライト。
ブログネタにしたいくらいです。
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【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

友人Fと海練
新横浜からIKEA港北へ
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