残価設定クレジット(ローン)でカメラ・レンズを買った場合の経理

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Sonyの残価設定クレジットでカメラ・レンズを買った場合、仕事上、どう経理するか。
そのパターン別にまとめてみました。

※カメラのレンズ by Sony α7SⅢ+70-200mmF2.8

残価設定クレジットのメリット・デメリット

残価設定クレジットとは、クレジット(分割払い)なのですが、残価が設定されています。
カメラ、レンズなら、Sonyで使えるものです。

たとえば、カメラ(α7Ⅳ)なら、総額328,900円。
残価は115,000円で、213,900円を24回(2年)で払っていきます。
※1回目が9,200円、2回目から24回目が8,900円

2年後にカメラを返却すれば、115,000円は払う必要がなく、328,900円を213,900円で買えることになるのです。
もし、その後もカメラを使うなら、115,000円を払います。
今、328,900円を払わなくてもいいのです。

通常、こういった場合、手数料(利息)が必要となるのですが、Sonyの場合は必要ありません(今は)。
単純に支払いのタイミングだけで考えればいいということです。

通常の分割払い(24回)と違うのは、月々の支払いが少ないこと。

デメリットとしては、
・2年後、返却するときに、傷や付属品不足などがあれば、減額され、残価に加えて追加払いの可能性がある
・実質的に2年使い続けることになる(2年後に残価を払えば、売れないことはありませんが)
・新品を買うので、中古のほうが安ければお得とはいえない(クーポン、株主優待券などを使うことは可能)
というものがあります。

レンズはともかくカメラの場合、2年後は新型が出ているでしょう。
残価を払わず、返却し、新型を買うという選択もできます。

新品で買う、つまり発売後すぐに買うなら、残価設定クレジットもありかと。

では、この残価設定クレジットでカメラ・レンズを買った場合の経理をどうするか。
30万円以上かどうかで、パターンが変わります。

 

残価設定クレジットで、30万円以上のカメラ・レンズを買った場合

前提として、カメラ・レンズをはじめとするモノを買った場合、
・30万円以上なら、「工具器具備品」で5年をかけて経費(減価償却)にする
・30万円未満なら、「消耗品費」として、そのときに経費にできる
という経理をします。
(青色申告かつ、累計で年間300万円が限度。申告書に明細をつけることが条件)

カメラ・レンズの経理。勘定科目・30万円未満の判断・中古。

30万円未満のカメラとレンズを一緒に買った場合で、合計すると30万円以上ならどうするか。
最初にそのカメラとレンズを買うならセットで考えましょう。
すでにカメラ、レンズを持っていて、レンズを買うなら、レンズ単体で判断します。

残価設定クレジットで30万円以上のカメラ・レンズを買った場合を考えましょう。
・総額328,900円
・残価は115,000円
・1回目が9,200円、2回目から24回目が8,900円、合計213,900円を2年で分割

この場合、総額は30万円以上なので、「工具器具備品」。

工具器具備品 328,900円 未払金 328,900円

と経理します。

残価を除いた213,900円を「工具器具備品」にするという考え方もあるでしょう。
ただ、払い方によって、カメラの価値が下がるわけではありません。
カメラを買ったときの価値、金額は、あくまで328,900円です。
(あとは、厳密には、未払金、長期未払金とでもわけるのでしょうが、わけなくてもいいかなと)

残価設定クレジットで買おうが、現金で買おうが、カード一括払いで買おうが、通常の分割払いで買おうが、経理は変わりません。
それが原則です。
払い方によって、経理が変わり、税金が変わるということはありません。

そして、毎月の支払時、たとえば、1回目の9,200円を払ったときは、

未払金 9,200円 預金 9,200円

と経理します。

最終の25ヶ月目に、残価を払ったときは、

未払金 115,900円 預金 115,900円

となり、未払金は0になります。
工具器具備品は、減価償却をした残りです。

残価を払わず、返却した場合は、未払金115,900円が残ってしまいます。
そのときの工具器具備品を減らしつつ、調整しましょう。
減価償却を2年して、仮に12万円残っているとすると、

未払金 115,900円  工具器具備品 120,000円
固定資産売却損 4,100円  

となります。
(消費税は、120,000円に対してかかります)

「固定資産除却損」「固定資産売却損」のどちらにするか。
25ヶ月目に売ったと考えると、売却損のほうがいいでしょう。

減価償却をして、仮に10万円残っているとすると、

未払金 115,900円  工具器具備品 100,000円
  固定資産売却益 15,900円 

となります。
(消費税は、100,000円に対してかかります)

いずれにせよ、25ヶ月目に「未払金」は0になるということです。

一方、30万円未満だと、経理が変わります。
(同じ処理をしてもかまいませんが)

 

 

 

残価設定クレジットで、30万円未満のカメラ・レンズを買った場合

残価設定クレジットで30万円未満のカメラ・レンズを買った場合を考えましょう。
・総額297,000円
・残価は98,000円
・1回目が10,400円、2回目から24回目が8,200円、合計199,000円を2年で分割

30万円未満なので、「消耗品費」で経費にするなら、

消耗品費 297,000円 未払金297,000円

とします。

25ヶ月後に残価を払った場合は、

未払金 98,000円 預金 98,000円

となり、

25ヶ月後に残価を払わず返却した場合は、

未払金 98,000円 固定資産売却益(雑収入) 98,000円

となります。
(消費税は、98,000円にかかります)
2年前の消耗品費の分が戻るという感じです。

経理上の有利不利、税金上の有利不利はありませんので、それ以外の要素で残価設定クレジットを使うかどうかを検討していただければ。

中古が出回っていないタイミングで新品を買うならありかなと思います。
返却時の減額が怖いところですが。
付属品も2年なくさず、捨てずにいる必要はあります。

残価設定クレジットで10万円安く買って、2年後に10万円の残価を払って手に入れて、また売るということもできます。
Sonyの査定で減額があっても、他のところだと減額されない可能性もありますので。

なお、分割払いは、
・手数料がかからない
・一括でも買える
という場合のみしておいたほうがいいという考えです。
一括だと払うのが厳しいものを無理して買わないほうがいいでしょう。
家は別として。

 



■編集後記
昨日は、タスク実行デー。
め、めんどくさい手続きも2件。
新レンズが届き、試しつつ、カフェ→プールへ。
今週受けたマンツーマンレッスンの復習をしつつ。

夜は、娘といちご新聞を買いに行き、クリームシチューづくり。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
栗原はるみのクリームシチュー
辰巳国際総合プールのサブプール
Sony24-70mmF2.8Ⅱ

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
シチューやカレーをつくるときは、「魔法の粉」(ルー)を使うよとずっと話していて、今も気に入っています。
魔法の粉の担当は娘です。
いつもは野菜もいれてもらうのですが今回はパパが。
具材はいつも相談(許可をもらう)。
今回は、鶏肉、ブロッコリー、にんじん、じゃがいも、玉ねぎでした。

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