家族旅行を経費にするのは、なかなか難しい

家族旅行は、それなりにお金がかかります。
事業をやっている人なら経費にしたいところですが、現実は厳しいです。
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※出雲にて DSC-RX100M3

支出の金額が大きいときの誘惑

家族で旅行すると、それなりの金額になります。
それなりの金額を払った場合、事業をしていると誘惑があるはずです。

「経費にしたい」と。

経費にすれば、利益を減らし、税金を減らせます。

どっちみちお金を使うなら、経費にしたいところです。
家族旅行の20万円を経費にできれば、だいたい6万円ほどの節税になります。

実質的に、20万円ー6万円=14万円で家族サービスができるということになるのです。
一休や楽天、じゃらん以上の値引きになります。

家族旅行を経費にするには

家族旅行を経費にするのは非常に難しいでしょう。
仕事と関係ないからです。
それでも経費にする場合は、次のような場合が考えられます。

1 家族旅行自体が仕事になる ○

家族旅行自体が仕事、たとえば、家族旅行をしてそのノウハウを書いた本を出しているというなら、経費になり得ます。
売上を上げるために必要だからです。

「家族旅行のブログを書いている」というのも経費に入れることができる可能性があります。
ただ、「ブログ」自体の認知度が低い=前例がないため、税理士、税務署を納得させるのに苦労するのは間違いありません。

2 仕事に家族を連れて行く △

仕事先に家族を連れて行けば、家族旅行と仕事を兼ねることができます。
たとえば、遠方で講演をし、その講演に連れて行く、出張に家族を連れて行くという場合です。

ただ、この場合でもその旅行の全額が経費に落ちるわけではありません。
自分の分だけ経費にしておくべきです。

3 家族旅行先で仕事をする △

家族旅行の宿泊先で原稿を書く、宿泊先でひとり会議をするといったように、家族旅行先で仕事をすれば経費になるのでしょうか。

そこでやる必然性があるかどうかにもよります。
あえて経費にするなら、宿泊代のうち仕事をした分かつ、自分の分を按分して入れる感じです。

4 慰安旅行にする ×

家族も役員にしているケースも多いです。
慰安旅行にしようと考えることもできます。

ただ、慰安旅行、福利厚生費は、従業員のためにやるものです。
家族だけの会社で、福利厚生費が認められるかどうか?というと厳しいでしょう。

福利厚生費(慰安旅行)も家族プラス従業員がそれなりにいれば経費になり得るというのも不公平な気もしますが・・・。

5 一か八か入れる ×××

年に1回ぐらい大丈夫だろう・・と一か八か入れるのはおすすめしません。
税務署に提出するのは、決算書のみ。
たとえば、「旅費交通費」が年間で、318,471円で、家族旅行76,827円が含まれていてもわからないといえばわかりません。
税務調査で、税務署に見られなければばれないのです。

ただ、これをやってしまうと、なんでも経費になってしまいます。
経費の基準があいまいだと、誘惑に勝てません。
結局は、大きな間違いをしてしまうのです。

白紙の領収書をもらったり、架空の領収書を作ったりしてしまいます。
経費にするときには、少なくとも自分の中で明確かつ正当な理由を作りましょう。

疑われるからこそ経費に入れない

・家族旅行でインスピレーションを得ている
・家族サービスも仕事の1つ
・家族が喜んでくれると仕事もはかどる
など、いろいろ理由をつけることはできるかもしれません。
ただ、どんな理由をつけても、家族旅行を経費に入れるのは厳しいです。
上記の1、2、3でそれなりの納得がいく理由がある場合くらいでしょう。

そもそも家族旅行、家族との出費は疑われています。
経費にしやすいもの、経費にしにくいものがあるのです。

なぜか、ほとんど遊びの飲み代、ゴルフ代は経費になりやすい傾向がありますが、家族?と思われるととたんに厳しくなります。
疑われようと、自分が経費と判断するなら入れてもかまいません。
家族旅行を経費にするなら、それ相応の覚悟と根拠を作りましょう。

法人の場合、家族旅行を経費にしたいなら、その分給料をもらってプライベートの支出としていけばいい話です。
そのほうが、とやかくいわれませんし、楽でしょう。
(個人の場合は給料という概念がないため、できませんが)






【編集後記】

昨日は終日、新刊IT仕事術、執筆。
急ピッチで書いていますが、ちょっと遅れ気味です。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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