ラクスルのオンラインデザインで小冊子(セルフマガジン)をつくる方法

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セルフマガジンをリニューアルしました。
今回はラクスルというサービスで、印刷を頼み、デザインもオンラインでやっています。

※届いたセルフマガジン by Leica M10
 

セルフマガジンとは

セルフマガジンとは小冊子であり、知識・スキルを提供し、自分の仕事を紹介するものです。
ネットでお申し込みいただいた方へ無料で郵送しています。
かさこさんが提唱しているものであり、コンテストにも募集しました。
(敢闘賞いただきました。)
第2回セルフマガジン大賞発表!全48エントリー冊子の全講評1 : かさこ塾かさこブログ2ちゃんねる5ちゃんねる
2016年につくって配布開始して以来、一度リニューアルしてつつ配布を続けていたのですが、2020年コロナとなり「配送もちょっとなー」と思っていたこともありリニューアルしたいなと思ったこともあり、配布を中止。
2020年9月に申し込み受付を再開しましたが、リニューアルに時間がかかりようやく昨日届いたのです。
(早くにお申し込みいただいた皆様、申し訳ございません。明日発送します。)
全16ページに、『雇われない・雇わない生き方』のノウハウについて、5つのテーマ×3項目の15のポイントでまとめました。
・お金管理のポイント
・時間管理のポイント
・複数の売上の柱をおすすめする理由
・書く仕事をつくるポイント
・話す仕事をつくるポイント

今日、1月28日中にお申し込みいただければ、明日発送しますので、もしよろしければ。
(それ以降は月に一度発送する予定です)
『雇われない雇わない生き方』無料送付 | EX-IT
紙を使わない、郵送が嫌いな私が、このセルフマガジンをやっているのは、理由があります。
1冊(私の場合は16ページ)に自分のことをまとめるというのが、かなり勉強になり、自分を見直すきっかけにもなるのです。
PDF で送ったり、Kindleにしたりする方法もありますが、「1冊」という紙媒体にこだわっています。
もともとは、お目にかかった方にお渡ししたり、店に置いていただいたりしていたものでした。
今、そして今後はそういった機会は減るでしょうが。
セルフマガジン経由で知っていただくことも多く、私が実際にやってみて、ぜひともおすすめしているものの1つです。
繰り返しますが、紙の仕事が嫌いでデジタル一辺倒な私があえてやっているというところで、そのおすすめ度を察していただければ。
このセルフマガジンをつくるまでには、多くの困難があり、特に、
・どこで印刷をするか
・どうデザインをするか
という課題があります。
ラクスルを使えば、両方とも解決するのです。

ラクスルのオンラインデザイン

セルフマガジンをつくるなら、デザイナーにお願いするということも考えましょう。
ただ私は外注するのが苦手ではありますし、あえて自分でできる範囲でやっています。
そのノウハウも提供できるからです。
これまではパワポでつくっていました 。
今回もパワポで一通りつくっています。

パワポでのセルフマガジンのつくり方はこちらの記事に書きました。
自分ができることを紹介するセルフマガジンの作り方。『雇われない・雇わない生き方』無料配布開始。
私の場合、デザイン関係のソフトを一通り使えるサービス Adobe CC を使っています。
Adobe Creative Cloud(Photoshop・illustrator)を年間3万円払って使い続けるメリット
その中の Illustrator を使ってやることも考え、試みたのですが、なかなかうまくいかず月日がすぎるだけでしたので、今回も挫折しました。
(次回こそ)
写真加工ソフト Photoshop は自分なりに使えるようになりましたが、Illustratorは、まだまだ。
そんな中、これまで頼んでいた印刷サービスで、テンプレートを改めて探していましたが、いまいち使いにくく、別のテンプレートを探していていました。
そこで、印刷もやってテンプレートもあり、しかもオンラインでデザインできるラクスルを見つけたのです。
ラクスルの存在は知っていたのですが、オンラインでデザインできるようになっていました。
このようにブラウザ上でデザインできます。

テンプレートもあり、私も一部使いました。

パワポでつくった原案をオンライン上に切り替えています。
その他、Photoshopを使って文字や画像をつくったりということはいました。
オンラインデザインだと、画像が切れないようにどこに配置すればいいか、文字はどの枠内に入れればいいかというのがわかります。
文字は赤い線、画像は、外側の線です。

文字はこうやって入れていき、

画像のアップロードもできます。

つくったデザインをもとに印刷を発注すれば自宅に届くのです。
このデザインをアップするのを1ページずつ(見開き)やらなきゃいけないのがちょっと大変ですが。

以前は1000部頼みましたが、今回は500部頼みました。
500部で7営業日後の到着なら、28,000円ほどです(送料込み)。
1000部頼むと、3万2000円ほどなので、1000部頼みたくなりますが、今回は500部で、なくなったら改善して発注しようかと。

「3万円!高い!」と思われるかもしれませんが、広告を出したり、紹介料を払ったりすることを考えると、安いものです。
仮に仕事につながらないとしても、知識・スキルを提供できます。
何よりもつくっている過程で自分、そして自分の仕事を見直す効果は絶大です。
こういうことをしないと、日々に流されて見直すことなどできませんので。
ラクスルのいいところは、1部だけ印刷を頼めること。
これだと安心です。
送料込み550円で、東京だと翌々日には届けてくれます。
このテストを3回やりました。
1回目は設定を間違えて、大きくなってしまうというミスも。
1部だけ頼んでおいてよかったです。
(これはこれでいいのですが)

毎回、内容、デザイン、紙質を変えてテストしました。

最終的な設定は、こちらです。
表紙は、厚手にし、全体はマット(つやけし)にしました。

16ページというのは最初から決めています。
32ページにしようかとも思ったことがありますが、あえて16ページと制限してつくりこむほうがいいと感じたからです。
テストを繰り返したのですが、最終的にはちょっとずれているところがあります……。
なかなか難しいです。
ご容赦いただければ。
発注前に、ある程度を自動でチェックをかけてくれるのもありがたいところです。


文字が切れないように自動的に縮小されたりもします。
このラクスルのオンラインデザイン、楽ではあるのですが、注意点もあります。
 

ラクスルのオンラインデザインでできないこと

ラクスルのオンラインデザインで、「これができないな」と思ったことは次のようなことです。
・文字の行間を任意にに開ける
・文字の一部だけ色を変える
・文字間を詰める
・文字に縁取りをつける
・好きなフォントを使う(種類が限定)
行間を任意に調整したいときや、一部だけ文字の色を変えたいときは、文字を別々のパーツにしました。

文字間を詰めるのはできないので、Photoshop でつくって、それを画像で保存してそれを貼り付けています。
パワポでつくってそれを画像で保存したりスクリーンショットで貼り付けたりもしています。
まあ、できないことも当然あるのですが、デザインソフトを使うよりは、敷居がかなり低く、パワポよりもできることは多いです。
もちろんパワポでつくってもいいでしょう。
・セルフマガジンの内容を考え、それを言語化すること
・どうやって印刷をするか
・デザインをどうするか
・製作コスト
・発送する手間、コスト
など乗り越えるべき壁はそれなりにありますが、前述のとおりおすすめですので、ぜひつくってみていただければ。

セルフマガジンのつくり方はメルマガ(全3回)でも解説しています。
セルフマガジンをつくるメルマガ

発送の手間に関しては、Excel マクロやカットできる定規、テープのりなどを活用しています。
セルフマガジン178部郵送。Excelマクロ・ドットライナー・アルミ定規で仕事のしくみ作り。
3歳の娘が宛名貼りとか封筒入れとか手伝ってくれるといいなと思っていますが……。



■編集後記
昨日はちょっとゆるめに習慣のみ。
あとはゆっくりしました。
夜に、新刊の最終原稿PDFが届き、今日はそのチェックをやります。
これで完成です。

「1日1新」

ジャック イン ザ ドーナツ

■娘(3歳10ヶ月)日記
昨日は、オムライスをつくり、よく食べてくれました。
娘の分はちゃんと包みます。
(パパ、ママの分は、ちょっと手抜きで)
ミネストローネは、ちょこっとだけでした。
違和感あったかもです。

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