注意書きを減らすための営業

仕事をしていく上で、お客様への注意書きが必要な場合もあるでしょう。
ただ、その注意書きが多い状況をどう考えるか。
可能な限り減らしたいものです。

※「静かに!」 by Sony α7SⅢ+70-200mmF2.8Ⅱ

注意書き、多いな……

自分がサービスを受ける側、モノを買う側のときに、「なんか、注意書き、多いな」「警告、多い!!」と感じることもあります。

・看板
・張り紙
・アナウンス
などなど。

適切なサービス提供をするためには、こういった注意書きが必要なこともあるでしょう。
みながマナーを守るわけではありません。

ただ、本当にこちらことを思ってのことかどうか。

たとえば、
・シートベルトをお締めください
・イヤホンの音もれに気を付けて
・背もたれを倒すときは配慮を
・席を立たないでください
・5000円、1万円の両替はできません
・おつりはでません
・席を立たないように
・毎回停留所に止まります
そして
・お静かに!
などなど、どれもしかたないことかもしれません。

ただ、繰り返しディスプレイに表示される、張り紙があちこちに、アナウンスが繰り返されるというのは、どうだろう……と。
もちろん、不特定多数のお客様か、そうでないかで考え方は変わります。

今回は、不特定多数のお客様ではない仕事(私もそうです)での注意書きについて書いてみました。

注意書きが多いことはいいことか

ひとりで仕事をしている場合で、不特定多数でない仕事をしているとき、注意書きはどう考えるか。
注意書きが多すぎるのがいいことかどうかです。

たとえば、
・必ず〇日までに提出してください。提出がない場合は、〇〇円を上乗せさせていただきます。
・セミナーの開始時刻には、遅れないようにしてください。今後のセミナーへの参加をお断りさせていただく場合がございます。
・〇日までに必ずお振込みをお願いします。
・至急ご確認ください
・すぐに返信をお願いします。
などなど、注意書きが多いということは、それらが守られていない、または守られない可能性が高いということ。

それがいいことか、注意書きを厳しくしないと守られない、仕事ができないという状況が好ましいかどうか。
好ましくはありません。

注意書きは減らしていきたいものです。
私自身、減らしてきました。

決済情報のメールも、随時変えています。
「これは、ちょっとうるさすぎるかな」「もっとお客様を信頼しよう」と。

通常のメールでも、「〇日までに返信をお願いします」といったことは入れていません。
注意書きを厳しくしなくても問題のない状況、お客様とのお付き合いを目指しているからです。

そうするためにはどうするか。
注意書きを減らすための工夫として、営業があります。

注意書きを減らすための営業

営業して、仕事の入り口を整えておけば、その後注意書きを減らすことができます。
注意書きを増やさなければいけないお客様がいらっしゃらないような営業をすればいいのです。

もし、注意書きを増やしたくなったら、営業を見直しましょう。
仕事の入り口をゆるくすると、注意書きは増えます。
不特定多数の方々との仕事のように。
仮に仕事が増えても、注意書きで疲弊してしまうでしょう。

安易に仕事を受けてしまわないようにしたいものです。
紹介、知り合い、友人には気をつけましょう。

多い注意書きは、その注意書きが必要ないお客様には、無駄なものです。
できる限りなくしたいもの。

ステップとしては、
1 仕事の入り口を広めにして、注意書きで制御
2 仕事の入り口を絞り、注意書きを減らしていく
というものです。

仕事の入り口を絞りすぎると食べていけなくなりますので、このステップで徐々に変えていきましょう。
発信していれば、こういったステップが可能なのです。
注意書きにしなくても、発信の中に、自分のスタンス、好きなこと・嫌いなことはうまく組み込めますから。
その発信=仕事の入り口を整え、それをご覧いただいた方からご依頼を受ければ、仕事の精度は上がっていきます。

ただ、迷惑営業(営業目的でメール、電話、問い合わせフォームからの連絡など)を防ぐための注意書きは最低限必要です。
注意書きがない=無防備だと、やっかいですから。

お客様への注意書きをなくしていくようにしましょう。
そして、業種によりますが、ひとりで不特定多数の仕事をするのはおすすめしません。
ある程度絞り、特定小数にすれば、注意書きも減らせます。

 



■編集後記
昨日は、朝から娘と2人旅。
道中、仕事をしつつ、現地でYouTube。
そのまま宿泊しています。

1日1新Kindle『1日1新』
ハウステンボス
ホテル日航ハウステンボス
女王シュークリーム

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
朝から長崎・ハウステンボスへ。
花と風車がプレゼンで気に入ってくれたようです。
1.5日パスを買い、到着後、早速入園。
チューリップを見たり、いろいろ食べたり、メリーゴーランドに乗ったり。
夜もライトアップを楽しみました。