消費税増税(5%→8%)にともなう郵便関係の変更点。はがき&切手・会計処理・Webサービス(Webゆうびん・Misoca)

4/1からの消費税増税にともなって、郵便料金も変わります。
切手やレターパックなどをすでに買っている場合は、注意が必要です。
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2円切手が必要

料金が上がるもの

よく使われる郵便で、料金が上がるのは、50円はがき、80円切手です。
50円→52円
80円→82円になります。

すでに50円はがき(切手)、80円切手を持っている場合、4/1以降に出すときは、2円切手を追加で購入して貼らなければいけません。

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レターパックの350円、500円もそれぞれ360円、510円になります。
10円切手を追加で貼る必要があるのです。

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料金が変わらないもの

次によく使われるであろう、定形外郵便(A4サイズの封筒)は、
・50g以内 120円
・100g以内 140円
ですが、これは変更ありません。

そのまま切手を使えます。

新料金は、こちらを参考にしてください→http://www.post.japanpost.jp/fee/simulator/kokunai/one_two.html

4/1以降って・・・?

以前、電話できいたときは、「4/1の最初の集荷までは消費税5%」という回答でした。
また、報道でもそういった説明がされているものが多いです。
前回、3%→5%のときは、最初の集荷まで旧税率という扱いが多かったようでした。

今日、窓口できくと、「3/31集荷分までが消費税5%」という回答。

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どちらにせよ、ぎりぎりに出さないことですね。

料金不足の時はどうなる

もし4/1以降に、旧料金で投函したらどうなるのでしょう?
これも聞いてみました。
「差出人に戻す、又は、受取人に負担してもらう」そうです。

とはいえ、手間もかかるでしょう。
受取人に負担してもらうなら手渡ししてその場で料金をもらわなければいけません。
以前、「不足分を払ってください」というメモがつけられていた郵便物を受け取ったことがあります。
同じような対応をする可能性はあるでしょう。

先方に負担をかけないように、きっちりと料金分の切手を貼りたいものです。

交換はできる?

切手を追加で買って貼るのがめんどくさいのであれば、新料金のはがきや切手に交換することもできます。
はがきや切手なら、5円の手数料をはらえば交換可能です。
(書き損じの年賀状でよくやっています)
今回の場合、2円の差額があるので、2+5=7円を払えば、交換できます。

レターパックの場合、40円で交換できるようです。

会計処理はどうなる?

会計処理はどうなるのでしょう?
切手やはがきは、買ったときに経費にしていることが多いはずです。

追加で2円切手や10円切手を買った場合、所得税や法人税上は問題ありません。
ただし、消費税上、問題があります。

たとえば、3/1に買った80円切手を買った場合は、

通信費 80円(うち消費税は3円) /現金 80円

という処理です。
※消費税の3円は、80×5/105で計算

本来は切手を使ったときに消費税処理をするのですが、便宜上法律でも、買ったときに消費税処理することが認められています。

これが4/1に追加の2円切手を買った場合は、

通信費 2円(うち消費税は0円)/現金 2円

という処理が考えられます。
※消費税の0円は、2×8/108で計算。端数処理の結果0円

しかし、厳密に言うと、82円に消費税8%が含まれているわけです。

通信費 82円(消費税は6円)
という処理ですので、これらをまとめると、

通信費 82円(消費税は6円) / 現金 2円
/ 通信費 80円(消費税は3円)

となります。じゃあ、実際にこれをやるかというと、



「やらないくていいんじゃん?」
と思うのです。この手間と、えられる結果(消費税を多く控除した方が、納税する消費税額が減る)を天秤にかけると、手間の方が大きいでしょう。もちろん、大量に郵便物を出す場合は別途考慮しなければいけませんが、大量に出す場合は、料金後納にしていることが多いはずです。  Webゆうびん、Misocaがおすすめ私自身は、切手を貼って郵便物を出すことはほとんどなくなりました。
(レターパックは使っています)それはWebサービスを使っているからです。Webゆうびんは、ネット上にWordやPDFファイルをアップして手続きすれば、印刷したものを郵送で届けてくれます。
1つの文書を複数の送り先へ送付することも可能です。現状、白黒だと1枚95円で1枚増えるごとに5円かかります。
これが、4/1からは、1枚97円になるようです。切手の問題もありません。
・どこからでも(ホノルルで手続きしたこともあります)
・プリンターがなくても
・切手を買わなくても
・切手をはらなくても
・投函しなくても
郵便を出せます。「メールで送ればいいじゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、郵送したいとき、又は郵送しか対応していないとき(役所、税務署など)もあるはずです。
(e-Taxを本気で普及させたいなら、メール対応を考えるべきです)PDF4枚までという制限があるのが残念ですが、私はよく使っています。

海外からでも郵送手続きができる≪Webゆうびん≫ | EX-IT

請求書を送付できるMisocaも愛用しています。
これもWebにデータをアップすれば、印刷して郵送してくれます。現在、月額利用料がかかっていますが、4/1からはなんと無料になります。
さらに1通180円(現状最大210円)で送れるようになり、プランごとの機能制限もなくなるのです。ぜひ、使ってみてください。
ネットで請求書を作成・郵送できるmisoca。8つのいい点・8つの気になる点 | EX-IT


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