夫婦の家計は、生活費だけお互い管理する

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夫婦の家計管理は、100%やるのが理想的ですが、そう簡単にいきません。
生活費だけ管理してみましょう。
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お金は、入金・支出・残高を管理

お金は、
・入金→入ってくるお金
・支出→出ていくお金
・残高→残っているお金
という要素があります。

残高を増やすには、
・入金を増やす
・支出を減らす
そして、
・残高を増やす=貯金
といった方法のうち、いずれかのことをやらなければいけません。

お金の管理は、入金も支出も残高も管理するのが理想です。
私は、家計も、事業も毎日記録し、第1営業日には、数字をまとめています。
(事業の場合は、入金・支出だけではなく、収入・経費も記録します。4月の売上で5月に入金があれば、4月の収入であり、5月の入金です)

夫婦のお金管理の問題点

夫婦のお金の管理も、入金、支出、残高を管理するのが理想です。
しかしながら、次のような問題点があります。

・支出の内容

夫婦によって支出の内容は異なります。
趣味も違えば、使いたいものも違うはずです。
たとえば、
・化粧品や美容、服にかかる金額
・ゲームやおもちゃにかかる金額
・スポーツにかかる金額
・本や勉強代にかかる金額
・調理器具、掃除器具にかかる金額(どちらか一方がやる場合)
などは、お互い理解するのは難しいでしょう。

「そんなにするの!(高いの!)」となるのは当然です。

4月だと、こういったものは、理解されないかもしれません・・・。

・トライアスロン遠征費 バイクメンテ代 10月のワールドカップ宮崎のエントリー費
・ゲーム代

・ブルーレイ代

これは、共通費なのでOKなものです。
ただ、どちらかがアイロンをかけないのであれば理解はされないでしょう。

・本代
2016年4月の本代は、109,136円。
全部読めているわけでもなく・・・そこを突かれるとつらいのですが、必要な投資です。

・どちらかが事業をやっている場合

どちらかが事業をやっている場合、お金の使い方が変わってきます。
特にフリーランスやひとり社長ならなおさらです。

入金、つまり収入は不安定であり、一概に入金を管理しても意味がありません。
会社員の給料1,000万円(額面)と、フリーランスの売上1,000万円は違います。
フリーランスの場合、そこから仕入や経費を支払わなければいけませんし、税金も後払いです。
書籍、セミナー、コンサル、スポーツ、ITなど「投資」という名目の支出も多く、つきあいもあります。
お金の使い方が理解されない可能性も高いです。

今や会社員の場合でも安泰といえず投資は欠かせません。
会社が終わったからの投資、休日の投資も理解されない可能性も高いでしょう。

・どちらかだけがお金の管理をしている場合

・生活費等を一括して渡す
・収入をいったんすべて預けて、小遣い制にする
というのも、問題があります。

夫婦のどちらかだけがお金の管理をしていることになるからです。
やりくりすることで、管理をしている方のお金管理スキルは磨かれますが、そうでない方のお金管理スキルは磨かれません。

会社でも、社長と経理という役割分担がありますが、社長もお金管理スキルは身につけておくべきであり、同様に、夫婦間も双方がお金管理スキルを磨くべきです。

限られたお金=小遣いでやりくりすることでもお金管理スキルは磨かれるかもしれませんが、その小遣いは家計の一部でしかありません。
家計でどれだけのお金を使っているか、共通の生活費を把握しましょう。

共通の生活費だけ把握

共通の生活費とは次のようなものです。

・食費(食材、調味料等)
・外食費(夫婦での)
・家賃
・子供に関わる支出
・日用品(化粧品、洗剤、食器、シャンプー等)
・水道代
・電気代
・ガス代
・ネット代
・保険料

食べていくために必要な生活費、維持費は両方で把握しておきましょう。
それぞれが記録し、月に1回合算して集計します。
もしどちらか一方だけが管理していればそれを共有しましょう。

必要であれば、いざというときのための貯金もここに加えてもかまいません。

生活費を把握しておくことで、その他の支出(趣味、投資など)にどのくらいかけることができるかがわかります。
余力がなければ、支出の余裕はありません。
生活費を下げるか、支出をあきらめるか、入金を増やすしかないのです。
生活費、いわゆる固定費を把握すれば、お金への意識が高まります。

「生活を維持し、貯金もできたら、あとは好きに使っていい」というのがシンプルです。

お金を持たせるといろんな意味で心配であれば、貯金額を多めにすればいいかと思います。

ただし、共通で管理しないだけで、生活費以外の支出は、それぞれで管理すべきです。
・ネットバンク
・クレジットカード
・モバイルSuica(通常のSuicaは不可)
なら、連動できるソフトが使えます。

マネーフォワードというソフトもありますが、このMoneytreeがおすすめです。
(無料版だとCSV出力できないのが難点ですが)

iPhone版

Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.moneytree.moneytree&hl=ja

私は、詳細をExcelで把握し、Moneytreeを資金のざっくり把握に使っています。

iPhoneアプリを立ち上げると、このように残高合計が一覧で表示されるので、便利です。
全資産は、銀行残高+電子マネー+ポイントークレジットカード支払予定額で計算されます。
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お金の問題は、避けて通れないものであり、同じ家計の夫婦ではなおさらです。
かといって、きつきつに管理するのも窮屈ですので、いいバランスを見いだしましょう。

 

 





【編集後記】

昨日は、GW中日。通常営業していました。
顧問のお客様と打ち合わせ。
現状のチェックと今後の方針など。
新しいビジネスの話もうかがい、楽しみです。

何よりも、定期的にお会いするのを楽しみにしています。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

ゼルダ無双
パルシステムの豚肉、ソーセージ
ペニーレインのラスク

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