・Dropboxの具体的な使い方その4 ネットの接続とDropboxの関係

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Dropbox特集の最終回です。
今回は、ネットへの接続とDropboxの関係について取り上げました。
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【今日のテーマ】

・Dropboxの具体的な使い方その4 ネットの接続とDropboxの関係
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ネット接続とDropbox

Dropboxの同期は、ネットに接続しているときにのみ行われます。
PC(A)、PC(B)のPCがあり、Dropboxでデータを同期しているとすると、「同期」の性質上、インターネット上のDropbox、PC(A)のDropbox、PC(B)のDropboxの3カ所それぞれにデータを持つことになります。
※同期については過去記事を参考にしてください。(当記事下部にリンクがあります)
PC(A)、PC(B)を同じアカウントでDropboxを登録し、データを完全に同期させている状態で、PC(A)でファイルを編集した場合にどうなるかをみてみましょう。
前提として、PC(A)には次のようなデータが入っています。

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PC(B)のDropboxにも、同じデータが入っています。
EX-IT


PC(A)→オンライン PC(B)→オンライン

ネットにつながっている状態をオンライン、つながっていない状態をオフラインとします。
オンラインのPC(A)で「1 Excel会計」というファイルを更新します。
すると次のように[変更日]も更新されます。(5:40→6:16に変わっています)

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この変更がインターネット上のDropboxに反映され、ほぼ同時に、オンラインのPC(B)にもその変更が伝わります。
結果、PC(B)のファイルも変更されるのです。
EX-IT

PC(A)→オフライン、PC(B)→オンライン

PC(A)はネットにつながっていなくて、PC(B)がネットにつながっているとします。
この状態でも、PC(A)でデータの編集、削除することはもちろん、Dropbox内に新規データを作成することが可能です。
オフラインだとデータの閲覧、編集ができないのではないか?と思われる方が多いのかもしれませんが、そんなことはありません。
いわゆるサーバーのようにデータを読み取りに行く方式ではなく、常にデータを同じものに保つ「同期」というしくみだからです。(それぞれのPCでデータ保管容量が必要となります)
しかし、オフラインのPC(A)で行った変更は変更はインターネット上のDropboxには伝わりません。

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したがって、PC(B)は変更が反映されていないままです。
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PC(A)をネットに接続すればインターネット上のDropboxに反映され、上記の変更がPC(B)にも反映されます。

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例として、PC(A)がモバイル、PC(B)がデスクトップで、PC(A)を外に持っていき、ネット環境がない中でファイルを編集するとこのような状況になります。
オフィスに戻り、PC(A)をネットにつなげば、デスクトップのPC(B)のファイルが最新に状況に更新されます。


PC(A)→オンライン PC(B)→オフライン

オンラインのPC(A)の変更は、インターネット上のDropboxに反映されます。

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しかし、PC(B)はネットにつながっていないため、変更が反映されません。

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次にネットにつないだときにデータが反映されます。
EX-IT
例として、PC(A)がデスクトップ、PC(B)がモバイルで、オフィスにてPC(A)でファイルを編集し、PC(B)をネットにつながないまま、外に持っていったときにこのような状況になります。
外出先で、PC(B)のファイルを開くと「ファイルを編集したはずなのに・・・・・・」となってしまうのです。
必ず外出前には、ネットにつなぎDropboxを同期させ、最新の状態にする必要があります。
モバイルルーターや外出先にネット環境があればなんとかなりますけどね。
ときどき、MacBook Airでこれをやりがちなので気をつけています(^_^;)

 

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