力を抜くことに力を入れよう 新刊『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』

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今日(2024年3月12日)は、新刊の発売日。
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』という本で、力を入れるところ・力を抜くところの見極めの本です。
特に難しいのは、力を抜くところです。

※雨の新宿税務署にて by Nikon Z f+24-120mmF4

仕事の力を抜くのが難しい理由

仕事で力を抜くのはかんたんではありません。
なぜなら、お金を受け取っているからです。
同じお金でも給料ならまだしも、独立後、お金を受け取るプレッシャーはそれなりのもの。
力を抜けないのも当然です。

私もそうでした。

ただ、力を抜かないことが本当にいいことかどうか。
運動では、力を抜くことがすべて。
そうしないと必要なところに力を入れることができません。

力を抜かない、丁寧、親身に
というのがいいことではありません。

力を抜かないことで疲弊しきってしまったら。
力を抜かずにいても、お客様が本当に望むことを提供できなかったら。
力を抜かないために、中途半端なものになってしまったら。

私は、本当に大事なことに力を入れるために、力を抜いています。
力を抜くことも大事なこと。
表現は変かもしれませんが、力を抜くことに力を入れているのです。
それくらいしないと、力は抜けません。

新刊『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』は、その力の入れどころ、力の抜きどころを解説した本です。

メルマガ税理士進化論では、購入キャンペーンでセミナー動画をプレゼントしています。
(〜3/15までにお買い上げいただいた場合)

どこで力を入れるか・どこで力を抜くか

本書はこういった構成です。

第1章 税理士業務における力の入れどころの基準
第2章 顧問契約
第3章 お客様からの税務相談
第4章 節税
第5章 開業・設立・法人成りへの対応
第6章 インボイス制度への対応
第7章 お客様のための勉強
第8章 月次決算でのチェック・ 打ち合わせ
第9章 月次決算での経営分析
第10章 資金繰り・融資をサポートする資料
第11章 年末調整等
第12章 所得税
第13章 法人決算
第14章 税務調査
第15章 相続税

税理士業務に特化し、具体的な事例を挙げています。
さすがに「税理士以外の方にも」とはおすすめしづらいのですが、仕事には力を入れるところ、抜くところがあるというのは共通点です。
比較的汎用性があるところは、「第7章 お客様のための勉強」。

一部を紹介すると、
力を入れるところは、
・勉強時間の確保
・読む、書く、話すの勉強
・営業、お金、時間の勉強
などといったものを挙げ、
力を抜くところは、
・高度な勉強
・まんべんなく勉強
・メモ
などといったものを挙げています。

高度な勉強、使わない勉強はいらないですし、まんべんなく勉強して「一般」を目指しても意味がありませんし、メモに力を入れることもおすすめしません。
メモをきれいにとることなんて必要ありませんから。

こんな感じで、力を入れるところ、力を抜くところを語っている本です。

こういった動画教材もあります。

動画 力の抜き方入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

どこで力を抜くか。
そのポイントを1つ挙げるとすると、「めんどくさいこと」です。

力を抜くポイント

力を抜くべきポイントの1つは、「めんどくさい」こと。

「めんどくさい」は、時間もかかり、ときにはお金を失い、ストレスも感じるものです。
力を抜いて、その「めんどくさい」をなくしていきましょう。

・新しい方法を試してみる
・ITを導入する
・しれっとやめてみる、距離をとる

など、「めんどくさい」を1つずつ解決していきたいものです。

その力を抜くことに全力をそそぐ、つまり力を入れることで、時間が生まれます。
その時間を、力を入れたいところに使いましょう。

めんどくさいけど必要だし……と思うかもしれません。
ただ、それが本当に必要かどうか。
お客様は望んでらっしゃらないかもしれません。

「今までやっていたから」
「こうするもの」
「独立前に教わった」
といったことすべてを疑いましょう。
そうしないと力は抜けません。

独立前の社長、上司は効率化できていたでしょうか。
そして独立後の周りの方々は、効率化できているでしょうか。
学校、会社の呪縛として、「力を抜かない」「頑張る」「言われたことを忠実に」というものがあります。
その呪縛を解かないと力を抜くことはできません。

一般的に
「え、これやらなくていいの?」
「本当に大丈夫?」
というものも、力を抜ける余地はあります。
(本書にもそれは書きました。これは……というものは伏せましたが)

なぜなら、その「一般」、世の多くの人は、力を抜くことができてなく、効率化できていないからです。
効率化できている=力を抜けている
ということになります。

「力を抜くことに力を入れる」とは、日々試すこと。
ときには、「力を抜きすぎた」ということもありえます。
(私もありました)

そのリスクを怖がりすぎず、「めんどくさい」を素直に感じ、力を抜くことに力を入れていきましょう。

 



■編集後記
昨日は、引き続き娘の誕生祝で熱海。
朝は普通に仕事をしてみんなで朝食。
レンタカーを借りたので、駅までラン3kmちょっとで取りに。
YouTubeも。

ホテルを出て、箱根園の動物園と水族館へ。
どちらもなかなか楽しめました。
やはり小さい動物園・水族館は、楽しいです。

峠道をこえて夕方の新幹線で帰ってきました。

1日1新Kindle『1日1新』
リゾナーレ熱海 イースターイベント
リゾナーレ熱海から熱海駅へラン
箱根園 動物ランド・水族館

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
熱海のホテルで、朝は7時から朝食ビュッフェ。
ベーコン、スクランブルエッグ、海鮮ラーメン、牛乳プリンがお気に入りでした。
その後、パパはレンタカーを取りに。
娘はママとキーホルダーづくりのイベントを。
合流して、うさぎの衣装も借り、イースターのイベントを楽しみました。
その後、動物園。
犬、ネコ、うさぎ、モルモットに触れ合え、大好きなハリネズミも触ることができました。
水族館では、アザラシショー、カワウソと握手を。
帰りの車は爆睡。
峠道で酔いやすかったのでちょうどよかったです。

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