アイアンマンジャパン完走記 洞爺湖入りからスタートまで

8/24(日)に参加したアイアンマンジャパン(スイム3.8 バイク180.2 ラン42.2)。
5回にわけてレポートしていきます。
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洞爺湖入り

洞爺湖へは8/22(金)に入りました。
この日に説明会、選手登録があるからです。
レースは日曜日なのに、金曜日入りが必須なのは謎ですが、早めに現地に入り万全の準備をしてもらうためかもしれません。

さかのぼること、1/28。
「鉄人会議」と呼ばれるミーティングを行いました。
新宿のバイクショップ、ワイズロードに集まり、トライアスロンバイクを下見して、近くの居酒屋「北海道」で行われた会議です。
「北海道」を選んだのも、約7ヶ月後に北海道・洞爺湖にて開催されるアイアンマンジャパン(スイム3.8km、バイク180.2km、ラン42.2km)に出場するからでした。
メンバーは、会議に参加した仙人、羅王、そしてにいさんと私の4人。
その日から、練習、調整レース、買い物など、ともに過ごしつつ、洞爺湖へ向かうことになります。

私以外の3人は、トライアスロンははじめての挑戦です。
半年あまりでアイアンマンに挑戦するときき、「無謀」と思う一方で、3人なら・・・という確認もありました。
3人とも、マラソンをやっており、基礎体力、そして精神力を兼ね備えているからです。

4月6日のデビュー戦美ら海トライアスロンは4人で参加、
6月の大島トライアスロンは大雨で中止となりましたが、6月末の宮島トライアスロン、7月のシーガイアトライアスロンとレースに参戦しました。
その間、兄さんは野辺山ウルトラ(100km)、羅王は野辺山100km、柴又100km、仙人はハセツネカップ(トレイル)、奥久慈トレイル、サロマ湖100km、野辺山100km、大雪山100kmなどに参戦。
トライアスロン5シーズン目の私を軽々乗り越えていきました。

アイアンマンジャパンは、むしろ私が一番危うい(完走できないかもしれない)くらいだったのです。

成田から新千歳へ

8/22、成田から早朝7時40分に飛び立ち、9時20分に新千歳空港へ到着する便に乗りました。
成田からだったのは格安のジェットスターを選んだからです。
確かに安かった(往復約20,000円)のですが成田往復の手間も考えると、なんともいえません。。
アイアンマンジャパンのパック(航空券・宿泊)だと、部屋割りがランダムで相部屋になる可能性もあります。
せっかくの4人ですので、宿泊は別途とり、4人部屋にし、航空券は別にとったのです。

旅にトラブルはつきもので、羅王がいない・・と思ったら徹夜明けで空港に着き待合室で寝てたり、チェックイン後羅王がいない・・と思ったら搭乗前にカレーを食べていたり。
いろいろありましたが、無事新千歳空港へ到着しました。

トライアスロンバイクは、道中の移動も考えて、その前の日曜日にバイクショップから宅配便で送っています。
約6,000円です。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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洞爺湖は、新千歳空港から約100km。
空港でレンタカーを借り、交代で運転しながら向かいます。
(みんなが気をつかってくれたのか、私の運転があやういからか、私の番は回ってきませんでしたが。。)
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ホテル到着

宿泊は、洞爺観光ホテル。レース会場にも近いホテルです。
空港から1時間半ほどで着きました。
荷物をいったん預かってもらい(チェックイン前だったため)、まずはご飯。

・・・のつもりが、なかなか店がありません。
洞爺湖は観光地といえども、それほど飲食店がないようです。
14時からの選手説明会に参加したいため、それほど時間もありません。
車で店を探しつつ、たどり着いたのはあのウィンザーホテル。
その荘厳さにおののきながら、とりあえず中に入りつつも時間がなく、ランチは断念。
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結局、普通のラーメン屋でランチをしました。
(味は・・・・・・)
海の幸を期待していた我々はちょっとがっかりです。
空港付近で探して食べるべきだったかもしれません。
途中にそれらしいものもありませんでした。

ランチ後、そのまま説明会会場へ。

説明会へ

トライアスロンでは、必ず説明会があります。
競技上の注意、気をつけることに関するものですが、大会により温度差はあります。
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説明会後、ホテルにチェックインし、事前に送っていたバイクを受け取りました。
が、その日はバイクを触る気にならず、ちらっと確認しただけで終了。

選手受付をして、17時からのウェルカムパーティーへ参加。
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宿でのご飯もあるため、ほどほどに食べました。
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ゴールゲートを確認、改めて完走を誓います。
ここを制限時間内にくぐり抜ければアイアンマンになれます。
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記念撮影も。
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ホテルに戻り、夕食。
その後は部屋で補給食の確認を4人でやりました。

アイアンマンは、長いレースです。
レース前、バイク中、ラン中の補給が肝となります。
もちろん、補給所(エイド)はありますが、自分で考えて補給食を持っていかなければいけません。
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4人で比べながら、補給談義しました。
私の補給食はこんな感じです。
全部を使ったわけではありません。最初から準備してくればいいのですが、ごっそり持ってきてレース前に選ぶようにしています。

私の補給食はこんな感じです。
もち、レンジ用ごはん、TOPSPEED(アミノ酸、はちみつ)、ここでジョミ(はちみつ)、アミノダイレクト、カーボショッツ(エスプレッソ)、ショッツ(コーラバニラ)、ジェルブラスト、炎熱サプリ、ボンクブレーカー、ハニースティンガー、ハニースティンガーワッフル、スポーツようかん、スポーツようかんスティック、ジェルブロック、クリフ、塩タブレット、ガスター10、ロキソニン。
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できるだけ食感をかえ、味もいろんなものをそろえました。
これがレース中にも功を奏します。

補給食談義をした後、温泉に入って1日目は終了。

レース前日

レース前日の8/23(土)、羅王のトラブルから始まりました。
朝食後、1人で風呂にいった羅王。帰ってくると悲鳴を上げています。
シャンプーをしているときに、肩を痛めたとのこと。
ひとまず様子をみることに。
羅王は、2週間ほど前にもバイクで無謀な乗り方をして転倒、けがをしています。
なにかトラブルを楽しむような感じもあるのですが、今回はかなり深刻そうです。

バイクを組み立てて(宅配便で送るためにタイヤをはずし、少し分解します)、試乗。
ハンドルやギアをチェックします。
今回新たに導入した新バイクグローブの調子も上々です。

試乗をかねて、にいさん、仙人とスイムのスタート地点を偵察に行きました。
(羅王は痛めた肩の様子をみるために欠席・・)

スイム3.8kmは、変則的な2周回で行われます。
1週目は、1kmまっすぐ行き、最初のブイをターンして、500m、1つめのブイをターンして800mほどすすみ、2.3km。
2週目は、1kmまっすぐ行き、最初と同じブイをターンして500mの1.5km、合計3.8kmです。

最初のブイはこんなに遠く見えます。
ただ、6月に出た宮島トライアスロンでは、2.5km先の岸に向かって泳いだのでそれに比べると気が楽です。
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偵察から戻って準備してバイクの持ち込みへ。
前日にバイクをセットしなければいけません。
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スイム試泳

その後、スイムの試泳へ。
実際のコースの一部を泳げます。
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洞爺湖は湖ですので淡水です。
これまで海を泳いだことはありますが、淡水ははじめてでした。
塩水を違い、浮力が少ないといわれる淡水。それを確かめるという目的もありました。
洞爺湖は透明度が高く、はるか下の海底が見えてそれが恐怖心を生むという話もあります。

実際に入ってみると、ウェットスーツを着ているため、浮力のなさは感じませんでした。
あえていうと、立ち泳ぎでちょっと沈むかなぁという感じです。
水面近くの透明度は高く、泳いでいる選手が見えます。
レース中でのバトルは少ない可能性が高いです。見えないとぶつかりますからね。
当初の情報があったように、はるか下の底が見えて怖いと言うことはありません。海底までは見えないからです。
塩辛くない、波が少ない、潮の流れがないという点で海よりも泳ぎやすい印章でした。

また、新ゴーグルと耳栓を試し、いい感触も得ました。

ただ、この試泳にも羅王は不参加。よほど痛いようです。。
審判員の方へ前日の救護があるかどうか聞くと、「ない」とのこと。
結局、救急病院へ行くことにしました。
内科の先生しかいませんでしたが、何もしないよりはましとの判断からです。
ここまで一緒に戦ってきた仲間。やはり心配でした。

近くの炉端焼きで、焼き鳥などを買い込み、救急病院へ。
診察後、痛み止めと坐薬をもらってきました。
やはり根本的な解決は無理なようです。

「親友に坐薬をお願いしたい」といわれましたが、お互いトラウマになりそうなので、やんわりとかわしました(^_^;)
その坐薬がなんとかきき、痛みはおさまりつつあったようですが予断は、許しません。

バイクコース下見

そのまま車でバイクコースの一部、約100kmほどを下見に。
ときおり激しい雨が降る中、車でコースを確認します。
なかなかのアップダウンでした。
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結果的にこの下見はしておいてよかっったです。
どの辺に上り坂があるかを見ることができるだけで違います。
3時間ちょっと下見して宿へ戻り、食事、風呂、レースの準備です。

前日の食事

前日の食事というと、カーボローディングという炭水化物を多めにとることが有効といわれていますが、私は普通に食事しています。
そのかわりウォーターローディングという、水を多めに取ることをトライアスロンでもマラソンでもやります。今回も暇をみつけては水を飲み、体に水を循環させるイメージでいました。

前日の準備

スイムバッグ、バイクバック、ランバッグと3種目で使うバッグにそれぞれ道具を入れます。
さらに、バイクのセットするものも別途準備します。
レースによって異なりますが、今回のレースでは、バイクのところに道具を置けません。
(置けるレースでは、バイクの下にシューズやヘルメットを置きます。)

あらかじめ自分のナンバーのところにバッグをかけておきます。
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私は次のように準備しました。
○スイムバッグ
スイムの道具を入れ、スタート時にはそれらを身につけます。
キャップ(大会側で支給)、ワセリン(すれ防止)、ゴーグル(本番用と予備の2つ。予備はウェットスーツに入れておく)、キャップ(寒いときように2枚かぶる)、ウェットスーツ
かわりに、そのときに着ていたTシャツ、ビーサンなどをいれて預けます。
私はさらに、バイクの空気入れ(ポンプ)もここに入れて預けました。
このバッグは、ゴール後すぐに受け取れます。
スマホをここに入れるのが普通ですが、今回はランバッグに入れました。

○バイクバッグ
前日、バイク預けのときにヘルメット、シューズ、バイクグローブ、サングラスは預けていました。
これらに加えて入れておくのは、ウェストポーチ(補給食入り)、バイク用半袖シャツ、バイクパンツ(上から履く用)、靴下、ゼッケン(ゼッケンベルトにつける)です。
バイク用シャツの背中側には3つのポケットがありますので、それぞれ補給食を入れておきます。

バイクバック、ランバッグは前々日から預けることができるので、前日にきちんと準備して預けておいた方がよかったと思っています。

○バイクにセットするもの
バイクにセットするのは、フロントにつけるボトル(ストローで吸える)、補給食(バイクにつけたケースに入れる)です。
前日からおいておくと、雨に濡れたり、悪くなったりする可能性もあるため、当日朝にセットします。

○ランバッグ
ランで使うトライウェア(トライアスロン用シャツ。背中のポケットにランで使う補給食入り)、ランニングシューズ、バンダナ、iPhone(当日朝入れる)を入れておきます。
iPhoneは保護材と一緒に預けないと壊れる可能性もあります(大会側では推奨していません)。
iPhoneをスイムバッグに入れてゴール後に受け取るか、ランバッグに入れてラン時に受け取るか、今回は後者にしました。
これが裏目に出たわけですが・・・。

○スペシャルニーズバッグ(バイク)
バイクの133km地点で受け取れるものです。着るものや食べるものを入れます。
私は、しじみの味噌汁(パック)とレッドブルを入れました。
味噌汁がきくかどうかわかりませんが塩気が欲しいときに有効だからです。

○スペシャルニーズバッグ(ラン)
ランの3km地点又は22km地点で受け取れるものです。
ここにはコーラのみ入れていました。
エイドでもコーラは出ますが、万が一きれていたときのためです。
(昨年のアイアンマンブログでは、コーラがなかったという声もありました)

○当日身につけるもの
アンダーシャツ(ファイントラック。汗冷えを防ぐ)、トライパンツ(トライアスロン用ウェアの下。補給食、コンタクトの予備などを入れる)、カーフガード(ふくらはぎ保護)、アームカバー(温度調節)
これらは、スタート時からつけておき、上にウェットスーツを着ます。
今回悩んだのはバイク用シャツを着ておくかどうかということ。
通常は、バイク用シャツもウェットスーツの下に着ておき、スイム後ウェットスーツを脱いですぐにバイク用の準備ができるようにします。
ただ、アイアンマンのように長いレースでは、バイク用シャツのポケットへ結構たくさんの補給食を入れるため、事前に入れておいた方が着替えの短縮になります。
そこで、今回は、アンダーシャツの上にウェットスーツを着て、補給食を仕込んだバイク用シャツは、着替えるときに着るようにしました。

その他、当日朝食べるものとして、宿から支給されたおにぎり、バナナなど、もち、ご飯などを準備します。

当日の朝は3時起き。なんとか21時半には寝ました。

レース当日

レース当日、3時起き。
ひとまずトイレにいき、さくっと温泉につかり、準備を進めます。
懸念である羅王のけがはなんとか大丈夫そうでした。
(大丈夫といっても痛みをやわらげているだけですが・・)

暗い中、宿で準備してもらったレンジで、もちとご飯をあたためます。
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もちは、小分けに10個くらい作り、レースまで食べる用です。
フルマラソンの時は、もち7個をスタートまでもぐもぐ食べます。
腹持ちがよく、スタミナ切れを防いでくれるのでトライアスロンでもやっていますが、今回は少し事情が異なりました。

3時に起き、4時に出発。
4時半に会場入り、準備(会場は4時半にオープンです)。
5時から5時半までスイムのウォーミングアップ。
準備の時間は30分しかありませんし、スイムのウォーミングアップは絶対にやっておきたいものです。
もちを食べる時間がありません。
(2時に起きればよかったのでしょうが)
結局、3個くらいを食べるだけでした。

ごはんは、おにぎりにして、お気に入りの塩をかけてラップに包みます。

4時過ぎにいよいよ出発。
レース会場まで1kmほど歩きます。
車で行こうにも駐車場が空いていないリスクもあったからです。
これからアイアンマン。1kmぐらいは誤差かもしれません・・。

会場に着き、スペシャルニーズバッグ、バイクバッグ、ランバッグを預けます。
バイクの空気を入れ、バイクケースにはおにぎり、フロントボトルには水、ここでジョミ(はちみつ)6本を入れました。
ウェストポーチには補給食と寒さ対策のカッパ。
昨年は、雨がふり寒かったからです。

イオマーレのつっしーと記念写真。
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その時点で5:15くらい。スイム会場まで数百メートルあります。
ウェットスーツを着て、5:25くらいに洞爺湖へ入り、ウォーミングアップ。
緊張もなくいい感じで泳げました。

その後スタートセレモニー。
いよいよスタートです。
4人で円陣を組み、健闘を祈り合います。
「ようやくこの日が来た」とうるっときました。

年齢ごとのグループで順次スタートするウェーブスタート制。
羅王、仙人は6:10スタート、にいさんと私は6:13スタートです。

つづく
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アイアンマンジャパン完走記 普通の人がアイアンマンになるために





【編集後記】
レースが明けて、体のダメージは、股ずれ(痛い・・・)と太もも痛がありますが、元気です。
夕方のフライトで東京へ戻ってきました。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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