RPAで大企業の効率化が実現したら、そのとき「ひとりしごと」は。

効率化のトレンドとして、RPA(ロボテック・プロセス・オートメーション。ロボットによる自動化)があります。
このRPAで、大企業の効率が上がったら、「ひとりしごと」にも影響はあるはずです。
その影響と対策について考えてみました。

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※ヒルトン東京お台場にて iPhone XS

RPAで大企業の効率は上がる?

RPA(ロボテック・プロセス・オートメーション。ロボットによる自動化)は効率化の1つの方法です。
これまでも便利なものはありましたが、敷居がより低く、今までよりも安くなったのが特徴でもあります。

RPAツールUiPathが日本語化。UiPath再入門「ネットバンクにログインして明細を表示」 | EX-IT

「RPAで年間〇〇万時間削減!」というニュースが数多く聞かれるように、効率化の効果は高いものです。

そんなに削減なんて、今までどれだけ無駄なことをしていたんだ・・・と思ったりもしますが、そこにRPAの特質があります。
プログラミングなら、昔からありましたし、クラウド、IT、システムなど、あらゆるものはすでにありました。
ただ、RPAがそれらと違うものがあるなら、今までのやり方を変えずに、効率化できることです。

たとえば、Excelのデータを、システムに入力する作業。
それを人がやっていたら、大変です。
1つずつ目で見て入れなければいけませんし、データ数が多ければ人数も必要でしょう。
チェックの手間もありますし、ミスの可能性もあります。
上司のチェックを待つ時間も無駄です。

RPAでは、これを効率化できます。
Excelのデータを見て、それを入力するということができるのです。

RPA(UiPath)でExcelから弥生会計へ。入力 or CSVインポート。 | EX-IT

通常、こういった場合は、システムやソフトで、Excelデータ(CSV)を取り込めればそれですみます。
しかしながら、それを知らない場合はできず、また、取り込めるように仕事のやり方を変えなければ効率化できません。
知識はともかく、この「仕事のやり方を変える」というのが、組織が大きくなればなるほど難しいものです。
「慣れた方法がいい」
「変えて間違えたらどうすんですか?」
「新しい方法を覚えるのが嫌だ」
というように、抵抗勢力が元気になります。

そして、システムやソフトに取り込む機能がない場合も。
高いお金を払って導入しているのに、そんなことが…と思われるかもしれませんが、実際には多いものです。
現場を理解して開発されているものなんてほとんどありませんので。

RPAはこういった事例でも効率化できる可能性があります。
(抵抗勢力はそれでも抵抗するでしょうが)
新たな知識を得なくても(RPAをつくるほうは必要ですが)、仕事の流れを変えなくてもできるわけです。

 

逆にシステムからプリントアウトしたものをExcelに入力する場合、紙を見て入力することを効率化することは通常できません。

しかしながら、RPAだと、システムを画面上でみながら、Excelに入力することができるのです。

実はこれらの事例、20年ほど前、公務員時代に出くわしたものでした。

当時、RPAはもちろんなかったので、Excelからシステムへの取り込みやプログラミング、システムからのデータ抽出→Excelでの集計というスキルを必死で覚えたわけです。

今は、そういったことをしなくても、RPAで効率化できる可能性があります。

硬直化した大企業でも生産性が上がる可能性があるということです。
RPAでやっていてうちだと、振込先が数件ですが、それが大企業では月に1万枚ともなる可能性があり、規模が大きいほどRPRの効果が上がります。

そして、今は、働き方改革キャンペーンがあり、効率アップへ目がむいているわけです。

RPA系のイベントに行くと、大企業っぽい人がわんさか。
(昨日もスーツだらけ。私くらいです、適当な格好は・・)
注目度の高さがわかります。

RPAにAIやOCRを組み合わせての効率化もすでに導入されているものです。
紙の申込書の手書きの文字を認識し、それをデータに入れ集計してということもできていますし、会議、社内のやりとり・問い合わせも減るとなると、効率は上がります。
われわれには高い金額ですが、大企業にとっては十分出せるものです。

RPAだと、「年間60万円程度で」というものがありますが、ひとりだと厳しい金額でしょう。

それが、大企業だと、人ひとり減らせるなら、残業代を減らせるなら安い買い物です。

もし、大企業の効率が上がったら

RPAを導入したからといって、必ずしも効率が上がるわけではありませんが、もし上がったらということは考えておくべきです。

大企業の効率が上がったら、

・もっといい商品やサービスが出てくる可能性(お金、人の数を活かした)

・もっと多く売る可能性

・今までは、採算が合わないからやっていなかったことを手掛ける可能性

があるでしょう。

「ひとりしごと」の場合、人の数、お金では大敗します。
これまでは、その人やお金が無駄なところに投入されていたところ、効率が上がったら、正しいところに投入される可能性は高いでしょう。

RPAで、大企業がいわば無理やりにでも効率化できるようになっていることは、ひとりしごとのリスクの1つと考えるべきでしょう。

この場合の大企業とは、同業種で大きなところだけではなく、社会全体で考えておいたほうがいいかと思います。

大企業効率化の波に備えてやっておきたいこと

大企業効率化の波に備えて次のようなことはやっておきたいものです。

自分の効率化

自分の効率化は常に意識しておくべきことでしょう。

・ITを使う
・RPAを使う
・PCをいい状態にしておく
・仕事のやり方を変える
・効率化のために仕事を選ぶ、捨てる、変える
・考え方を変える
など、といったことが考えられます。
すぐ動けるのが、ひとりの特権ですので、動く時間、考える時間は必須です。

数、量での勝負をしない

中途半端に増やしたり、大きくしたりしても大企業には勝てません。
ましてや効率が上がるのですから。

数や量で勝負すること、数や量で値段をつけることをやめていきましょう。
値段以外の違いを出すことも引き続き大事です。

個を出すこと

組織には組織のよさがあり、大企業にしかできないこともあります。
一方で個人、自分にしかできないこともあるはずです。
それが何かを徹底して意識し、個を出すことはこれからも大事だと思っています。

個を出さないひとりは、たとえ大企業にやられなくても、AIにやられてしまうでしょう。
どっちみち、自分ならではの個は欠かせません。


■編集後記

昨日は、ヒルトン東京お台場へ。
RPA DIGITAL WORLD 2018というイベントに参加するためです。
午前にセミナー2つ、いったん帰宅してご飯、夕方にセミナー2つという1日でした。

■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」

RPA DIGITAL WORLD 2018

 

■昨日の娘日記
昨日は、保育園帰りにスーパーへ。
いつもかごを持ちたがり、自分で商品を入れたいようです。
これまでは重いからあきらめていましたが、昨日は押すことを覚えて、ずっと押してました。
入れたものは、トマト、豚肉、アンパンマンソーセージ。
子供用の小さいかごがあるスーパーに行ったことがありますが、近くにはないのが残念です。