年間20万円のカード手数料をどう考えるか。ネット上のカード決済導入の是非。

ネット上のメニューでカード決済を入れると、お客様の支払いは楽になります。
ただ、導入側には手数料がかかりますので、悩みどころです。
その考え方をまとめてみました。

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※AmazonPayの決済画面   by Leica Q

カード決済を導入する側の苦悩

ネット上でお申込みいただいき、その代金を支払っていただく場合、カード決済と振込を準備しています。

カード決済(クレジットカード決済)は、

・払うとポイントがつく
・振込処理をしなくてもいい(原則としてカード番号、名義、セキュリティコードを入れる必要がある)
・支払いを先に延ばせる
・キャッシュレス還元がある場合も(期間限定)
といったメリットがあります。

一方で、セキュリティ上の不安もあるでしょう。

振込は、
・振込の記録が残るのでわかりやすい(カードも残りますが)
・今ある残高から払える安心感
といったメリットがある一方で、ネットバンクでの手続きやATMに行く手間もあります。

これを導入側(販売側)から見ると、カード決済は決済手数料がかかるのがデメリットです。
しかしながら、カード決済のメリットを考えると、導入も考えたいところでしょう。

カード決済は、だいたい4%ほど。
1万円なら400円、10万円なら4,000円の手数料が引かれ、それぞれ、9,600円、96,000円の入金となります。
これが嫌でカード決済を入れないというのは、無理もありません。

 

ネットショッピングのスピード感

 

ネットでモノやサービスを買うことが増えてきた時代。
Amazonだと、1クリックで買うことができますし、そうでなくてもカートに入れて、クリックしていけば支払えます。

このスピード感は、ネット上でサービスを提供するなら求められるものです。

ネットのメニューに申し込む

しばらくたってから支払方法のメールが来る

そのメールの情報で支払う
だと、遅く感じるでしょう。

 

ましてや、

ネットで申込

請求書が郵送されてくる

振込

だと、最初から申し込む気がなくなるかもしれません。

ネットで申し込みの場合も、メールをしなければいけなかったり、プリントアウトしてFAXしなければいけなかったりすると、私はその時点で申し込みをやめる可能性が高いです。

もちろん、魅力的な商品、メニューであれば、どんな申し込み方法、決済方法でもお買い上げいただけるのでしょうが。

 

このスピード感を導入するために、カード決済を導入するという考え方もあります。
もちろん、前述のメリット・デメリットはあるので、振込とカード決済の双方を準備しておくのが理想です。

 

 

カード手数料の考え方

 

このカード決済、2014年から導入しました。
Paypal、SPIKE、Paymoなどを使いつつ、今はAmazonPayのみです。
(SPIKE、Paymoはサービスをやめています)

 

当初使っていたSPIKEはカード手数料無料の時期もあり、カード手数料が実質的に出てきたのは、2016年からでした。

2019年は、20万円ちょっとの手数料です。
パソコンが買えます。

image

 

2019年には、それまで一部に導入していたAmazonPayですべて決済できるようにし、そのAmazonPayの手数料は4.5%と、他のサービス(4%くらい)と比べても高いのです。
そのためカード手数料総額も増えました。

私はカード手数料を向き合うため、経理上、「カード手数料」という個別の項目で処理し、すぐわかるようにしています。
決算書上は、「支払手数料」にまとめますが。
このように、向き合いたい経費は、個別に集計するのがおすすめです。

個別に期間別にデータをみても、6,734円という金額を見ると、「うぉっ」となります。
ゲームソフトが買えますし。

Screenshot_1しかしながら、私はこのカード手数料でも、カード決済してよかったと思っていますし、今後も続けます。
スピード感に加えて、次の3つの理由からです。

1 利便性

カードだと支払を楽に感じていただける場合もあります。
私が利用しているAmazonPayだと、Amazonアカウントに登録している情報やカードで払えるので楽です。
その利便性があるので、20万円でも必要な投資と考えています。

2 利益率

Amazon Payは、4.5%の手数料です。
しかし、もっと高い手数料はやまほどあります。
税理士を紹介するサービスは、税理士が70%の手数料を払うこともありますし。

目の前の手数料だけ考えると高いと感じますが、数字は考えようであり、ときにはその「感じる」ことを度外視して理屈で考えるべきこともあるのです。

売上ー手数料=利益ですので、売上(100%)-手数料(4.5%)=利益(95.5%)となります。
粗利95.5%と考えると、十分な利益です。
カード手数料が年間20万円だったとしても20万円を4.5%で割った金額の売上があったということになります。
(2019年の場合、別のカード決済会社も使っていたので、一概に計算できませんが)

こういった理由から、カード手数料がかかってもいいんじゃないかなと思っているわけです。

3 受注件数

2019年の年間(これまで)で、190件のカード決済をいただいております。
カード決済が理由の受注というわけではないでしょうが、もしカード決済という理由で受注が増えていたらと考えると、カード手数料もいたくないかなと。

そう考えるようにしています。

私が使っているAmazon Payは、
・法人のみ(現状)
・審査がある
・導入のハードルがやや高い
という特徴があり、経理も手間がかかります。

利便性は高いのですが。

WordPressでネットショップ。WooCommerce+AmazonPayの設定方法。 | EX-IT

AmazonPayの経理をExcelマクロで効率化する方法 | EX-IT

今なら、Paypal、Square、Stripeあたりが候補となります。
ネット上にメニューがあるなら、カード決済を考えてみましょう。

 

 



■編集後記

昨日は、松山にて講演。
テーマは『士業のためのIT仕事術セミナー』です。

午前中は、よさそうなカフェ&パン屋を見つけたので、ホテルから2㎞歩いて行ってみました。
パンもおいしく、IT系でセミナーのネタにも。
カフェで2時間ほど仕事して、戻ってランチして、道後温泉本館にも行ってみました。
講演の待ち合わせ時間が18:15だったので、寝てしまわないかプレッシャーでしたが。

 

「1日1新」

松山で講演
いよてつ会館
道後温泉本館
スタバ 松山いよてつ会館ビル店
松山 Sola

 

■娘(2歳)日記

昨日は、LINE電話のみ。
保育園から帰るところで、「白いパンが食べたーい」とごねてました。
白いパン(パスコ 白い食卓ロール)がお気に入りです。