仕事を片付けない・終わらせない・やっつけない

「仕事を片付ける」ということをしないようにしています。
「終わらせる」「やっつける」こともしていません。

※森の中で仕事(イメージ) by Nikon Z f+14-24mmF2.8

ブログを片付ける!

このブログ、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるでしょう。
(多くないかもしれませんが)

私がまさに今ブログを書いているわけですが、
・ブログ、早く片付けたい!
・ああ、ブログを片付けなきゃ
・ふぅ、ブログが片付いた!
という表現をしていたらどうでしょうか。

「片付ける」というのは、嫌なことを嫌々やるというイメージがあります。
だからこそ、私はこの言葉を使っていません。

これは、ブログに限らず他の仕事もそうです。
・セミナーを片付ける
・税務申告を片付ける
・コンサルティングを片付ける
という表現はしていないのです。

同様に「終わらせる」「やっつける」という言葉も使いません。
このブログで検索してみると、2012年に「終わらせる」という言葉が出てきました。
当時は、さほど意識していなかったのでしょう。
ただ、この場合は、「自分の確定申告を終わらせる」でした。
まあ、これはありかなと。

こういった言葉を使うかどうかは、逆の立場で考えています。

 

自分が仕事を頼む側なら

たとえば、自分が仕事を頼む側で、「片付ける!」と言われていたら、ちょっと凹みます。
その仕事、嫌だったのかなーと。
それなら断ってくれればいいのにとも思います。

もっと楽しくやってくださる方に頼んだほうがいいかなと。

こういうことをモヤモヤ考えるので、人に仕事を頼めません。
だからこそ人も雇っていないのです。

私がお願いした仕事を、「終わったー!もう見たくない」と言われたら……。
「遊びに行きたいのに、やっつけなきゃ」と思われていたら……。

逆の立場でそう思うからこそ、
「片付ける」
「終わらせる」
「やっつける」
といった言葉は使っていません。

この言葉、たかが言葉ですが、行動を変えることもできます。

言葉が行動を変える

昨日、YouTubeで質問をしていただきました。
その1つは、
「本を書くときに、これだけは守るってものありますか?」
というもの。

私の答えは、「言葉ですね」というものでした。

前述の「片付ける」「終わらせる」「やっつける」の他にも、使わない言葉・使いたくない言葉があります。
本を書くときにそれらを使いません。
ただ、言葉は人それぞれ。
編集者さんと意見が異なることもありえます。

そんなときもギリギリまで調整させていただくのがこだわりの1つです。
新刊には、こういった項目も。

言葉にこだわると、その行動も変わります。
「片付ける」ような仕事をなくすことができたのも、言葉にこだわったからです。
早く終わらせたいという仕事も。

そして、その言葉を使いたくないかどうかを感じること・気づくことが大前提です。
そのためにどうしているか。
ひたすら言葉を発しています。
それがこのブログをはじめとする発信です。

「あれ、なんかこの言葉、違うな」
と感じることができれば、それを封印することができます。
毎日発していれば、そういった言葉が出てくる可能性があるのです。

最近だと「子育て」を封印しました。
なんか違うなと。
子どもと接するのは、一方的なものでもないですからね。
こちらが学ぶ=育てられていることも多いものです。

「いつか」を封印して、劇的に行動が改善しました。
いつやるかを決めるようになったので。

記事にした「働く」もそうです。
「働く」「働き方」を禁句に

「作業」も消してよかった言葉。
一切やっていませんから作業。

今日は先日撮影させていただいた写真を編集して送信しました。
こういったことも「作業」を表現しませんし、そう思っていません。

行動を変えたければ、言葉を変え、その行動を変えることにつながるキーとなる言葉を日々の発信で見つけましょう。
今回挙げた例は、私が感じるイメージですので、それぞれで見出していただければ。



■編集後記
昨日は、愛知の税理士植村豪さんが東京にいらっしゃるというので、空港撮影ツアーに。
5時半に出発し、7時半に成田空港到着。
合流して撮影しつつ、周辺の撮影スポットへカーシェアで行き、羽田空港へ。
意外と回れるものです。

1日1新Kindle『1日1新』
成田空港展望デッキ
成田空港第3ターミナル
羽田ターミナル第3ターミナル展望デッキ

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
親子マラソンの話があり(1kmずつ)、誘ってみると、「出ないー」と。
走るの好きだったはずですが、気分が乗らないようで。
また誘ってみますが。