発信を真似されたときにやるべきこと

発信をしていて真似されると気になるかもしれません。
そんなときの対処方法をまとめてみました。

※「真似すんなー!」という理由でけんかしているかも(この後、下に落ちつつ続けていました) by Sony α7SⅢ+300mmF2.8

ファーストペンギンの利益を積み上げる

発信していると、他の発信も見る・読むようになります。
それなりに続けていると、「あれ?なんか自分のと似ているな」とモヤモヤすることもあるかもしれません。
そのモヤモヤが発信の妨げになることもありますが、気にしないようにしましょう。
むしろ気にしすぎなこともあります。
私も当初そうでした。

そうそうオリジナルなものはないもの。
同じものを見て、同じように生きてくれば、同じような発信になる可能性はあります。

逆にまったく真似されないのもどうかと。
まがりなりにもいいと思っていただいてこそ真似があるのですから。
そして、発信は、「真似ていただきたい」からするものではないのでしょうか。
・こうするといいですよ
・これがおもしろいですよ
・知っておくといいかも!
と発信して、真似していただくことをまずは喜びましょう。

真似されることが増えるということは、自分がファーストペンギンになってきているということ。
ファーストペンギンとは、先んじて氷の海に飛び込むことです。
リスクもありますが、リターンも大きく、独立後は必ず狙っておきたいもの。
私も常に狙っています。

ファーストペンギンとセカンドペンギン(二番煎じ)の差は、計り知れないものです。
新大陸を発見した人は歴史に名を刻みましたが、2番目の人は消えています。
真似とはセカンド以降のペンギン。
学びの過程では、真似が必要ですが、どこかでファーストを狙いたいものです。
真似でショートカットした分、そこでまったりせず、リスクをとっていきましょう。

私もブログ自体はセカンド以降でしたが、このスタイルのブログ、税理士としてブログ、そして個々のブログ記事では、ファーストペンギンの地位をとることができています。

真似された=ファーストペンギンになれたなら、その利益をさらに積み上げていきましょう。
私が知る限り、真似だけで成果を出しているケースはありません。
同じような発信でも、じゃあ、その人に依頼があるかどうか。
ファーストペンギンで利益を得てこそ成果は望めます。
(だからこそ真似だけの発信は続かないのです)

発信の真似を過度に気にしないようにしましょう。

とはいえ限度はあります。

発信の丸パクリ・アレンジへの対処

発信の真似といって、丸パクリはまた違うかなと。
私も過去にありました。

「取り下げていただけませんか?」と連絡したこともあります。
ただ、今はもうしていません。
ま、いっかと。
多くの場合、真似している人は消えますから。
これは私の真似だけではなく、「真似されている」という相談をそれなりに受けている中で言えることです。
(たまにそれで続ける方がいて、それはそれでやっかいですが)

以前は、Google検索が重要だったので事情が異なりました。
ネット上に同じ記事があり、こちらがパクリと思われる可能性もあったわけです。
今はGoogle検索の精度が下がり、気にしてもしかたないかなと。

大量にコピペ記事を投稿できる時代でもありますから。

丸パクリの記事は、だいたい「すいません!外注が」と、誰かに頼んでいるというという状況です(ホントかどうかはともかく)。
モラルなく適当にパクるのですから対処しようがありません。

Facebookで、丸パクリされたこともありました。
これは続けば言おうかと思いましたが、途絶えたので、ま、いっかと。

そして、ある意味もっと難しいのは、アレンジしている場合。
・タイトルは変える
・写真ももちろん書ける
・文体を変える
・順番を変える
・一部だけ変更
・一部だけパクリ
などなど。

こうなると、気になっても連絡しづらいものです。
以前は、この記事をアレンジパクリされました。

100%の恩返しはできないもの。恩送り=後世に何を残すかを考える。

まあ、「恩送り」というのは、一般的なものではありますが、文章も、ほぼ同じだったのです。

衝撃的だったのは、この部分も丸パクリ。
その人は、メルマガも書籍もやっていませんでしたから。
(セミナー、コンサルティングはやっているようないないような……)


恩を送る、後世に残すと考えると、残るような仕事、足跡になるようなことに目が向きます。
私が請負や作業の仕事を極力やらないのは、残らないからです。

このブログ、メルマガ、書籍、セミナー、コンサルティングなど言語化、書く・話す・教える仕事なら残る可能性が高く、影響力も広げることができます。
仕事の幅も広がるわけです。
書籍は毎日出すわけにもいかないので、ブログやメルマガを書いて残すことは、私にとって必然のことであります。


こういう真似され方もありうるわけです。

今や生成AIがあり、さらにモラルは崩壊しています。
あえて全文載せてみました。

こういうふうに聞いて、


これをそれとなく、こう変更してくれるのです。
個人的な話はうまく抜いて。

真似は、丸パクリもアレンジも含めて、気にしてもしかたのないことであり、そういう時代です。
まったく真似されたくないなら、ネット上に発信しない、出てこないという選択もありますが、それはそれで失うものがあります。

気にしないようにしつつ、真似できないものを発信していきましょう。

「ふ、これは真似できまい」

発信の目的の1つは、「真似されないものを見つけること」です。
ひたすら発信していき、それなりに真似していただけるようになった後、「あれ、これは真似してもらえないな」というものが出てきます。
そのときの考え方は、こちらの記事に書きました。

真似してもらえないときの考え方

今回の話は、この「真似してもらえない」ものを積極的に狙っていきましょうということです。

どんなものが真似できないか。
・難しいもの
・時間がかかるもの
・お金がかかるもの
・他の人にとってはめんどくさいもの
・個人的な事例
などといった「行動」です。

まあ、こういった行動も、やっていないのにやったと真似するケースもありますが……。
前述した例のように。

ただ、思考だけよりも真似されにくいものです。
思考だけで、かつ個性もなく、どこかで聞いたようないい話だと真似されてやすくなりますし、むしろ真似されて当然。
その上をいきましょう。

ブログ、書く発信でいえば、
1 読んでいただくだけ(真似しようとは思われない)

2 真似していただく

3 真似できない
という区分けができます。

すべての発信を3にするのは不可能ですが、2の「真似していただく」の中に、3の「真似できない」も混ぜていくということです。
この3こそが強み。
仮に形だけ真似されたとしても痛くもかゆくもないはずです。

3の「真似できない」、「ふ、これは真似できまい」というようなものを編み出すのが発信を続ける意味でもあります。
日々発信していけば進化していくもの。
その先に、真似できないものを見出していきましょう。
全力で真似していただきつつ、真似できないものも見出していくという一見矛盾することのバランスをとることができるのです。

また、最新の自分は、最新の発信に出ているもの。
昔の自分と比べるとレベルが上がっているはずです。
過去の記事を真似されても「ふ、もうそこにはいないのだよ」と気にしないようにしましょう。

そして、いかに最新に自分を出しているとしても、「今、水面下で大量に考えていること、動いていること」は発信していないはず。
一定のレベルに達したものだけを発信しているでしょうから。
ひたすら発信しつつ、それでも発信できないことはあるものであり、そこにこそ強みがあります。
ま、なんだかんだ発信は無料ですから。
(そういった発信できないものは、個別コンサルティングや顧問、セミナーでの質疑応答で出しています)

たとえ最新の発信を真似されたとしても、気にする必要はありません。
(とはいえ、モヤッとするでしょうが)

発信自体を真似されていても見ないようにして(feedlyでも)、真似されない発信を目指しましょう。

 



■編集後記
昨日は、3連休唯一の晴れの日。
朝は、Zoom個別コンサルティング。
フリーランスの方の確定申告についてでした。

その後、娘とハッピーセット。
いったん帰ってから、家族で自転車に乗って、豊洲市場へ。
大混雑でしたが、なんとかうどんとラーメンを。
寿司は長蛇の列でした。
それでいて無駄に高いような……。

1日1新Kindle『1日1新』
大江戸うどん
麺屋 武一
Blu-ray トップガン、トップガン・マーベリック

■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
今回のマクドナルドのハッピーセットは、カービィとポムポムプリン。
どちらも好きなのですが、カービィは売り切れだったのでポムポムプリンを。
ワークをしながら。
その後は自転車に乗って。
誕生祝いで希望している自転車を見に行きたいのですが、なかなかいいものがなく。
サイズ的にも微妙で。
プリキュア号のまま、もう1年様子を見るかどうか。