ダイエットとビジネスの数字

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ビジネスで数字を把握することをダイエットに例えることがあります。
今の数字を知る
ダイエットでは,まず現在の体重を知る必要があります。
現在の体重を知らなければ,これから,どのくらい体重を減らせばいいかが分かりません。
ビジネスでも,現在の業績を数字を把握する必要があります。
数字を把握する周期として,
年に1回,税金の申告の時に把握するパターン,
半期に1回,四半期に1回というパターンもありますが,
月に1回数字を把握するのがベストです。
ダイエットと同じように,現在の数字を知らなければ,
これから,どのくらい業績を上げなければいけないのかが分かりません。
現状を把握できない場合
体重計が壊れていては,正確な体重が計測できません。
その体重計を修理するか,新しい体重計に取り替えるしかありません。
ビジネスでは,経理の体制が整っていない場合に
正確に現状を把握できない場合があります。
今,いくら儲かっているかを把握していないということです。
そのため,次のような状況になってしまいます。
儲かっているつもりで儲かっていない→資金的に苦しくなります。
儲かっていないつもりで儲かっている場合→思わぬ税金が発生します。
この場合は経理の体制を整える必要があります。
具体的には,
・無駄なことをやめる。
・システム化する。
・数字を把握できるように業務を改善する。(請求書の締め日の徹底,社内提出資料の整備等)
等が考えられます。

目標設定が重要
ダイエットでは目標体重というものを設定します。
目標を設定してダイエットするのと,ただなんとなくやせたいと思うのとでは,
前者の方が効果があります。
ビジネスでも数字の目標設定が重要です。
目標を達成しているかどうかが,今後の意思決定を左右します。
フィードバック
ダイエットでは体重という数字を見て,
目標が達成できそうなら,そのままの生活を維持し,
目標が達成できなさそうなら,生活を改善したり,食べる量を減らしたりします。
ビジネスでも,毎月の数字を見て,目標と比較し,
その結果を実際の行動へフィードバックする必要があります。
利益が落ちていれば,業務の見直し等を行い,
もし利益が出すぎていれば,節税対策を行わなければいけません。
まとめ
体質改善,管理という言葉は,
ダイエットでもビジネスでも使います。
これらは,数字を見て判断するという点で共通するものが多く,
まずは,どちらも計測することが重要です。

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