TSUTAYA×スタバ。購入前の本が読めるカフェ体験による、読む側の固定観念の破壊・書く側の覚悟。

都心には、TSUTAYAとスタバがコラボした店舗が5つあります。
本を読む側、書く側として様々な思いをいただきました。
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※代官山 蔦屋書店にて DSC-RX100M3

「本は買って読むもの」という固定観念の破壊

本は買って読むものと考えていました。
Amazonで注文すればすぐ届きますし、本屋で選ぶよりも速いです。

新刊『毎日定時で帰っても給料が上がる「時間のつかい方」をお金のプロに聞いてみた!』にも、

「お金を増やす」ということを考えると、最適な時間のつかい道の1つは、「読書」といえます

と書きました。

本を読むには時間を使い、本を買うことによりお金も使います。
ただ、1,600円程度でできる投資としては割がいいものです。
だからこそ買って読んでも損はなく、何か1つでも得るものがあれば、十分な投資といえます。

その本を買わずに読める、しかもカフェで読める店舗。
書店のTSUTAYAとカフェのスタバが組み合わさった店舗があります。
以前からその存在は知っており、スタバにはよく行っていましたが、本を買って読まないことに抵抗がありました。
「本を買って読むもの」という固定観念があったわけです。

本を買わずに読むなんて!という葛藤もあり、これまでTSUTAYA×スタバで本を読みませんでした。

そんなある日(5/25)、TSUTAYA大崎前店に行ったとき、その固定観念を壊そうと本を読んでみたのです。
そのときは、5冊。1,600円だとすると、8,000円くらい浮いたことになります。
時間は買って読んだときと同じくらいの時間をかけますので、平均30分として、2時間半弱でしょう。

正直不思議な感覚でしたが、これはこれでありと考え、週1回程度、TSUTAYA×スタバに通っています。
読書の方法ががらりと変わったときでした。


------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

この1年の書籍代を比較してみるとこんな感じです。
6月はかなり減っています。
(1月は本の在庫が多すぎたので意図的に減らしました)
EX IT

もちろん、TSUTAYA×スタバに行って本を読むまとまった時間は必要ですが、使うお金はぐっと減りました。
本をむやみに買わずにすんでいます。
読書には大きく分けると2つのタイプがあり、1つは、リサーチのための読書、自分の専門分野の本をさらりとどんなことが書いてあるかという読書です。
経理、税金、IT、Excel、時間術、お金、フリーランスの働き方、ブログなどについても根こそぎ本を買って読んでいましたが、こういったリサーチタイプの読書は、TSUTAYA×スタバでいいかなと考えています。

もう1つは、自分の血肉とすべき読書。
このタイプの本は今でも買って読みます。

今までは本にお金をかけること自体に酔っていたのかもしれません。

都心6店舗を経験してわかったTSUTAYA×スタバ読書のポイントをまとめてみました。

1 店舗によって本の特色がある

店舗によって、ある本・ない本、品揃えが変わります。
自分の好みにあった店舗を探しましょう。
店舗の特色については後述します。

2 混んでいる日時・時間帯も多い

TSUTAYA×スタバは人気店でもあり、混んでいることが多いです。
有楽町マルイは長居できません。
混んでいる日時・時間帯はさけた方がいいでしょう。

どの店舗も午前中は、平日・土日祝ともに空いています。
(トップの写真は撮影のために寄りました)

3 検索できる

在庫はネットで検索できます。

読みたい本を検索してみてもいいでしょう。
店舗を登録しておくと、一覧で見れるので楽です。
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最近はここで見て、なければAmazonで買っています。

4 まとめて読むときは、同じ本棚の本を持って行く

店舗により2冊から5冊を席に持って行けます。
読んだ後は、元の本棚に戻す必要があるため、あっちこっちから持って行くとわからなくなるのです。
(私だけかもしれませんが)
まとめて読むときは、同じ本棚から持って行くようにしています。

5 写真、メモは禁止

ルールとして、写真やメモ(本の内容を書き写す)は禁止です。
これは守りましょう。
ここ1年、読書メモをとらないようにしているのでちょうどよかったです。
本を読んで感じたことはメモしています。

なお、コーヒーなどで汚さないように気をつけましょう。
「汚した場合は、店員に伝えてください。弁償を求めることはありません」との注意書きもあります。
汚れた本が棚に戻ることのほうが好ましくないのでしょう。

6 しくみを知っておく

TSUTAYA×スタバのしくみを知っておくと読書をしやすいかもしれません。
(カフェとしての混み具合との兼ね合いはありますが)

TSUTAYA×スタバの形態が成り立つのは、TSUTAYAが運営し、スタバを併設している形をとっているからです。

TSUTAYAがスタバにフィーを払い、スタバでの売上はTSUTAYAに入ります。
さらに、本は返品制度があります。売れなかった本は返品できるので、本を並べてもリスクはありません。
このしくみを知っていると、本を買わなくちゃという固定観念を壊しやすくなります。

気に入った本を買えばいいのではないでしょうか。
気に入った本は、もちろん買いますし、これは買ったほうがいいと思う本は買っています。

この固定観念の破壊は、本を書く側としても大いに刺激になるものです。

本を書く側・書こうと思っている側の覚悟

本を書く側としては、本が売れないと困ります。
ただでさえ、出版不況、本が売れなくなったという時代。

TSUTAYA×スタバは脅威でしょう。

本屋も確実に減っていますし、新しいビルができてもテナントとして本屋が入っていません。

本の書き手としてもこの流れは意識すべきことで、本を買わずに読めるTSUTAYA×スタバを身をもって体験しておく必要があります。
(2016年8月には、AmazonがKindle読み放題=月額980円で55,000冊を読める をはじめるといわれています)

本が売れない・本を買わずに読める時代に、本を買っていただく工夫をしなければいけないのです。
もちろん、TSUTAYA×スタバの形態がどこにでもあるわけではありませんが、考えておくにこしたことはありません。

ベストセラー作家とはほど遠い私ですが、多少なりとも本を書いている身として次のようなことを考えています。

1 個性を出す

この人の本だったら買っておきたい、この人の本は買って読みたいと思われるようにならなければいけません。
私にもそういう方はいます。
個性を出し、人で買っていただくようにしなければ、今後は厳しいでしょう。

2 深みのある内容で書く

1回読んで済む、さらりと読める本だと、読んで終わりになってしまいます。
・じっくり読みたい
・繰り返し読みたい
・手元に置きたい
といった、深みがなければ、買っていただけなくなります。

3 Kindleで出版する

書店に並ばない本を自分で出版するという手も考えていかなければいけないでしょう。
Kindleの自費出版です。
そうすれば、TSUTAYA×スタバにも影響されません。

私も今書いている本がすべて書き終われば書きます。

TSUTAYA×スタバ。本が読める都心のカフェ

私が行った都心のTSUTAYA×スタバの6店舗についてまとめてみました。
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TSUTAYA 大崎駅前店

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07:00~26:00
電源席あり(窓際)
一度に5冊まで

自宅から近いのでよく行く店舗。
オフィス街かつ住宅街なので、土日もそこそこ混んでいます。
7時から開いているのはポイント高いです。

電源席は、窓際で余裕があるタイプ。
本棚の位置も近いです。

一度に5冊まで席に持って行けるのもうれしい点といえます。
ただ、トイレが遠いのが難点です。
3階がTSUTAYA×スタバで、1階・2階(2階にも本がある)がTSUTAYAでトイレは1階になっています。

TSUTAYA 有楽町マルイ店

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月~土: 11:00~21:00
日祝: 10:30~20:30
電源席なし
一度に2冊まで

有楽町マルイの8階にあり、人気店です。
常に混んでいます。
マルイの営業時間に合わせて11時からしか開きません。

本の在庫は意外と多くここにしか本もあります。
電源席は確認したところなし。
トイレは同フロアにあります。

TSUTAYA 神谷町駅前店

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07:00~23:00
電源席あり(テーブル)
一度に3冊まで

神谷町駅すぐにある店舗。
本棚の近くにも席が豊富です。
トイレは同フロアにありますが、男女含めて1つのみ。

2階は中古本フロアで、ここに23席の電源席があります。
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中古本・漫画も読めるのが特徴です。
人気漫画はビニールがかかっていますし、すべての巻があるわけではないので善し悪しでしょう。

私が行ったとき(平日)は空いており、お客さんの回転も速かったです。
午後でもちらほら空いていたくらいで穴場かもしれません。

TSUTAYA TOKYO ROPPONGI店

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07:00~28:00
電源席あり(テーブル)
一度に2冊まで
スターバックス リザーブ

けやき坂にあるおしゃれな店舗。
本の品揃えもおしゃれで、美容、デザイン、旅行関係が多いです。ビジネス書は少なめ。
トイレは1階と2階にあります。

TSUTAYA 新橋店

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07:00~26:00
電源席あり(窓際)
一度に2冊まで

新橋にあるスタバ。
店舗に行くまでがごちゃごちゃしているのがちょっとマイナスです。
店舗自体は空いていて、それほど混みません。
本の在庫は少なめです。

トイレは同フロアにありますが、2つで混み合います。

代官山 蔦屋書店

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07:00~26:00
電源席あり(カウンター。広め)
一度に2冊まで
スターバックス リザーブ

3棟に分かれていて、そのうちの1つにTSUTAYA×スタバがありますが、別の棟の本ももってこれます。
真ん中の通路を通ればセキュリティにひっかからないのです。
ここも独自の品揃え(デザイン、旅行、料理、アートなど)がありますが、店舗が広いので、ビジネス書も十分あります。

人気店で混みますので、長居には適してません。
トイレは同フロアにあります。

本を読む側、書く側(書きたい方も含む)として、一度体験してみてはいかがでしょうか。

出版については、7/15にWebセミナーやります。
Webセミナー・7/15出版

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【編集後記】

TSUTAYAには、新刊毎日定時で帰っても給料が上がる時間のつかい方をお金のプロに聞いてみた!を置いてもらえていません。。。
どの店にもないので、TSUTAYA全体で「置かない」と決められているような感じです。。
ユーザーとも相性がいいと思うのですが・・。

『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』は、結構置いてもらえているんですけどね(^_^;)

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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スタバ 神谷町
TSUTAYA有楽町丸井で本を買った

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