トライアスロンで水中バトルを避ける工夫[宮古島トライアスロン2016完走記②]

宮古島トライアスロン(スイム3.0km、バイク157km、ラン42.195km)、制限時間13時間半のところ、13時間23分58秒で、ギリギリ&ボロボロ完走でした。
連載第2回はスイム編です。
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※スイムスタート前

宮古島トライアスロン スイムスタート

ウォーミングアップのときに、メインゴーグルが使えなくなるトラブル。
サブのゴーグルに付けかえて、なんとかスタートラインに。

宮古島トライアスロンのスイムは、この位置でやります。
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スタートから600m進んだら右へ曲がって1,100m、さらに右へ曲がって1,300m進んでゴールする3kmのコース。
3kmくらいのレースだと、いったん岸に上がって2周するケースが多いのですが、ここは1周です。
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外海を泳ぐので、潮の流れが強かったり、波が高かったりする可能性があります。
ただ、今回は幸いにも潮も波も影響ありませんでした。
(2015年はスイムが中止になっています)
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ロング(スイム3.0km、バイク157km、ラン42.195km)のスタートは、全員一斉にスタートします。
短いレースだと、ウェーブスタートといって、年齢や泳力別にわけられたグループでのスタートが多いです(アイアンマンジャパンはウェーブスタートでした)。

ウェーブスタートだと、後ろから速い選手がガンガンぶつかって追い抜いていくので、一斉スタートの方が私は好きです。

また、スタートは、
・海で浮きながらスタートするフローティングという形式(五島)
・陸からスタートする形式
があります。
宮古島は陸スタートでした。

スタートは、このようにおおむね速い人から遅い人が並びます。
(自己申告)
私は赤い場所に位置して、選手がある程度スタートすることにしました。
アウト(外側)で泳いだ方がすいている感じもするのですが、結局選手はいっぱいいます。
それなら、ちょっとタイミングを遅らせて、イン(内側)を泳いだ方が距離も少なくてすみますし、コースロープも目印になるのです。
トライアスロンのスイムは、「まっすぐ泳げるか」が大事で、蛇行してしまうと、ただでさえ遅いスイムがもっと遅くなります。
EX IT SS 4

水中バトルを避ける工夫

宮古島のように、透明度の高い海なら、バトルは少ないです。


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自分の手も見えないところだと、選手が急にぶつかってきたり、自分がぶつかったりします。
九十九里や磐田は大変でした。

水中バトルを避けるためには、一番後ろからスタートすればいいのですが、あまり後ろ過ぎると流れに乗れません。
人の流れに乗った方が、海では楽に泳げるのです。
また、ひとりぼっちで泳いでいると、余計不安になるので、最近は、ある程度のバトルを覚悟しつつ、流れに乗るようにしています。

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そうはいっても、海への怖さが完全になくなったのは、トライアスロン5シーズン目、2015年のことです・・・。
2014年は2レースほど、2013年は3レースほど怖くてやめたくなってました。
【関連記事】「海がこわい・海で泳ぐのが不安」でもトライアスロンをやり続ける工夫 | EX-IT
リンク

ある程度のバトルを覚悟しているとはいえ、工夫はしています。

1 平泳ぎに気をつける

危険なのは平泳ぎの人です。
脚で、顔やおなかを蹴られてしまいます。
トライアスリートの強靱な脚で蹴られたらたまりません。

平泳ぎの脚が見えたら、厳重注意です。
それほどうまくない平泳ぎは、脚が沈んでいるので怖くありません。
怖いのはうまい平泳ぎ。
ちょうど顔のあたりに脚が来ます。

今回も、鼻先をかすめること1回。
軽く脇腹を蹴られたのが1回。
ゴーグルに当たったのが1回ありました。
気をつけてはいたのですが、急に平泳ぎになる場合(前方確認や休むときなど)もあるので注意です。

後ろから見ていて、「この人は平泳ぎをする可能性があるかどうか」を見極めましょう。

ちなみに私は平泳ぎにしないでクロールだけで泳ぎます。
私の場合、平泳ぎにするとテンションが下がって逃げにつながるからです。
特に怖い時期はそうでしたので、今でも平泳ぎをやりません。

2 横や後ろから来たらそらす

横や後ろからぶつかってきた場合、そらします。
手を使って軽く押すと、簡単に方向が変わることがありますので、有効です。
ただ、それでもびくともしない強靱なタイプも多いので、そのときは逃げましょう。

チームメイト羅王(一番右)くらいだと通用しません。
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3 腕でブロックする

守るべきは顔です。
ゴーグルがとれたり、首に脚が入ったりするとたまりません。
近くに選手が来たときは、腕でブロックしましょう。
かく腕を伸ばして選手をやり過ごしてから、またかきだすようにしています。
これで水中の技(水中パンチ、水中キック、水中チョップなど)は防げるのですが、今回は思わぬ技をくらいました。

水中で、コースロープの上にたっている人がいて、「何をしてるんだろう」と一瞬思いましたが、ゴーグルをつけなおしていたようです。
と思ったら、その人が急に泳ぎだし、手が私のゴーグルに。

コースロープ上からのチョップでした。

ゴーグルがずれ、調整しなきゃと思ったとき、動転してたのか、水の中でゴーグルを動かそうとしてしまったのです。
「いやいや海中でやっちゃ意味がないっしょ」と自分に突っ込みを入れ、結局同じようにコースロープの上に立って海上で修正しました。

コースロープ上の人、注意です。

4 息継ぎのタイミングを遅らせる

周りに選手が多くいて、腕をぶんぶん回しているときは、息継ぎのタイミングを遅らせることがあります。

顔を上げると、そのパンチやチョップが当たってしまうからです。

5 いらいらしない

最も大事なのはいらいらしないこと。

気が長いとはいえないので、余計に気をつけています。
いらいらすると心拍が上がり、余計に疲れるからです。

パンチが来ても「わざとじゃない、わざとじゃない、わざとじゃない」と言い聞かせています。
ゴーグルがとれたときもそうでした。
スイムのバトルを経験して、少しだけ心が広くなった気もします(たぶん)。

スイムからバイクへ

今回のスイム、きれいにコースロープ沿いに泳げたはずですが、全部で3.2km泳いでいました。
データを見ると、後半、多少蛇行しています。
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記録は、1時間14分44秒。目標1時間15分だったので上出来です。
3.2kmをこのタイムだと、100mを2分18秒。
私の場合、プールでは100mを2分20秒から30秒くらいです。
ウェットスーツを着ると、脚が沈むという弱点をカバーできるので海の方が速く泳げます。

ただ、スイムスタートした1546位中、1322位でした・・・。

宮古島は、海がきれいで、海底まで見えます。
魚や珊瑚も見えました。
海底には、スイムキャップも3つ発見。
キャップがとれてしまったのでしょう。
キャップにはゼッケン番号が書かれていて、それがくっきり見えるくらい透明度が高かったです。
私もキャップが何度かとれかかりかぶりなおしていました。

スイムが終わると、次はバイク。
私は、クロールの手が砂浜に当たってから立ち上がるようにしています。
立ち上がって歩いていると、隣の人ががくっと崩れ落ちました。
「あれ、疲れかな??」と思っていると、私もがくっと・・。

大きな穴があってそれにはまりました。
ダメージがなくてよかったです。
選手が歩いているので、砂で濁っていて穴が見えませんでした。

スイムゴール後、砂浜を走り、中庭で着替え袋(バイクの道具が入っている)を自分で取り、着替えに向かいます。
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私のナンバーは386。
これだ!と思って袋をとり、着替えテントに向かいました。
そのとき、袋がきれいに結んで置かれていたのです。
あれ、こんなふうにしたっけ?と思いつつも、係の人がやってくれたのかな?とそのまま走って行き、中を開くと、見慣れないものが入っています。

間違えました。368と。

あわてて全力で走り、元に位置に戻して、386の袋を取ってきました。
368の選手がまだ来てなかったのが幸いです。
(368の方、申し訳ありません・・)
ここで3分ほどロス。結果的に6分前ゴールだったので危ないところでした。

そのトラブルのさなか、チームメイト(厳密には別チーム)の熊を発見。
トライアスロン2戦目の熊、無事スイムをクリアしたようです。
私が袋トラブルの間に・・。

着替えテントで、ウェットスーツの下を脱ぎ(上は走りながら脱いでいます)、ゼッケン、ウェストポーチ、ヘッドバンド、BUFF(頭にかぶる)、サングラスをつけ、走り出します。
(バイクのウェアはウェットスーツの下に着ています)

シューズは手に持って走りました。
バイクシューズは金具がついていて走りにくいからです。

スイムの道具(ウェットスーツ、ゴーグル、キャップ)は袋に入れて預けていきます。

バイク編へ続く
バイクの性能の違いが、戦力の決定的差ではない[宮古島トライアスロン2016完走記③] | EX-IT

前のエントリ
宮古島トライアスロン参戦ガイド[宮古島トライアスロン2016完走記①]

■過去のロングトライアスロン参戦記
五島2013
【関連記事】集中連載「鉄人への道」Vol.01 トライアスロンデビューは海が怖くてリタイア | EX-IT
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アイアンマンジャパン2014
【関連記事】アイアンマンジャパン完走記 洞爺湖入りからスタートまで | EX-IT
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五島2015
【関連記事】バラモンキング(五島トライアスロン)参戦ガイド。申込・交通・宿【バラモンキング2015完走記①】 | EX-IT
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佐渡2015
【関連記事】佐渡トライアスロン2015。時間にこだわる男が時間に追われまくった話。 | EX-IT
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【編集後記】
レース翌日の昨日、バイクを梱包して宅配、ちょっと観光して、宮古島から帰ってきました。
体は大丈夫で、ご飯も普通に食べています。
意外と疲れは残りません、トライアスロン。

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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