3か月の入院を明かさなかった理由。何を書いて何を書かないか。

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約3ヶ月の入院中、ブログやメルマガでは入院していることを明かしませんでした。
その理由は、日頃から書くこと書かないことを決めているからです。

IMG_20190606_093037※入院翌日に録った写真 Pixel 3

入院中のブログ・メルマガ

88日間、約3ヶ月の入院中、毎日書くことにしているブログやメルマガは続けていました。
88日間の入院。ひとりしごとで、いざというときに備えてやっておいてよかったこと | EX-IT

ただそのブログやメルマガでは入院していることは出していません。

近い友人には明かしていましたが、ネット上では伏せるようお願いしていました。
ネット上では伏せるようにお願いしている反面、来て欲しいなあという思いもあり、めんどくさくて申し訳なかったです。
めんどくさいのは今に始まったことではないでしょうか。

正直メンタル的にきつかった時期も長かったので、来てくれて何か話ができればうれしかったのです。
「入院中にお見舞いに行くとかえって迷惑」という話もありますが、今回の場合は特に、大腿頸部骨折で動けなかったのですが、それ以外は元気だったのでなおさらでした。
(症状としては、これだけでお腹いっぱいですが)。
2つ目の病院では、食事持ち込みも自由なので、無理をいって買ってきてもらったことも。
本当に申し訳ないです。
今後償います。

例外として、8/1に開催したメルマガ限定の YouTube セミナーでは明かしましたが、 やはり「まだ伏せといてくださいね」とお願いしていました。
(まだ先が見えてなかったこともありますし)
めんどくさいお願いで申し訳ないです。

入院をネット上で明かしていなかった理由は、入院に限らず何を書くか・何を書かないかを決めていたからです。

 

一定のライン以下は書かない

ブログやメルマガそして本も含めて、一定のライン以下の状況は書かないように決めています。
一定のラインというのは、外に出してもいいかどうかというラインです。
自分の心境や状況で、一本の線を引いています。

たとえば、
・つらいとき・落ち込んでいるときに、その気持ちをそのまま出さない
・せっぱつまっているとき、時間に追われているときにその状況を出さない
・風邪をひいているときにそれを出さない
などといったものです。
入院ももちろん含まれます。

書くことによって自分の気持ちが落ち着くこともありますが、心配をかけてもいけないかなと思い書かないこととして決めました。
この12年間でつらかったのは、2011年の夏、中耳炎で5日間、熱と痛みで苦しんだときです。
このときも書きませんでした。
痛み止めを飲んで、それが効いている間に仕事をするという感じです。

さらに今回は、つらい時期が長くなりそうだったので、ブログは退院してから書くと決めていました。
(メルマガでは書こうかなと何度か思ったことがあります。)

ブログやメルマガ上でも、近況や日記部分に違和感があったり、セミナーの告知が一切なくなったりと変な部分はあったので、その弁明として入院状況を明かすというのも手だったかもしれません。
それでも、入院を明かす必要はない、明かさないほうがいいと判断しました。

入院中もいろいろとネタがあり、それを書けないというのは、少々つらいものがありました。
(メモしておくこうやって放出しています)
まあ、それでも入院中だからかけたネタもあります。

カフェで仕事する理由の1つは、いざというときのトレーニング | EX-IT
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それでも入院しているという状況明かすのは、私が線を引いているラインより下だったため、書かなかったわけです。

 

書く・書かない のラインの調整はずっと続く

この書く・書かないのラインは人によって異なりますし、正解はありません。
そしてこの調整はずっと続くものです。

もうしたくありませんが、仮に私がまた入院したときには、ラインが変わっているかもしれませんし、書く可能性はあります。
ただ、今決めているラインであれば書かないという決断をしただけです。

この一定のラインの下にある状況、トラブル、ピンチだったとしても、それを克服してラインより上に出てきたときは書くことにしています。

・風邪が治ったら、それをネタに健康や時間管理に関するネタを書く
・つらいことがあってそれを克服したら、なぜそれが起こったのか、それをどう解決したのかというのをネタにする
・入院していたら退院後にそれについてネタにする→今まさにそれをやっているところですが。

ラインの下にあるからといってネタにできない、まったく書けないというわけではなく、「今は」書けないという意味です。
こういうことをやっていると、つらいときとか落ち込んでいるときとか、「これを乗り越えたらネタに!」という活力に変えることができます。
今回の入院中も、入院後に書きたいことが山ほどあったので、なんとか耐えられました。
本当にブログを読んでくださる方々のおかげです。
ありがとうございます。

ある意味「トライアスロンのレースも完走したら書ける!」とリタイアせずにゴールまで行ったレースが山ほどありました。
ブログ書いてなかったら途中でやめていたでしょう。

それでもリタイアしてしまったレースもありました。
(2016年バラモンキング)

202km12時間半でリタイア・・・バラモンキング2016敗戦記。気をつけたい!敗北の前兆 | EX-IT

しかし、そのときからこの記事の仕込みに入っていたのです。
……というのはかっこつけすぎですが、なんとかリベンジしました。
(2017年バラモンキング)

前年リタイアのリベンジに向けての秘策 | バラモンキング2017完走記その1 | EX-IT

つらいときに「今後ネタにしよう」と思って踏ん張るというのは、ブログを書く以前から何かしらやっていました。
・公務員を辞めて無一文になり、税理士試験にゼロから挑戦するとき、「もし合格して独立できたら将来的にネタにできるかな」と
・雇われているときに理不尽なことがあり仕事を辞めたくなったときも「将来的にネタにできるかな」と。
・独立当初いろんな間違いをして、大金を失い、人間不信に陥ったときも「将来的にネタにできるかな」と。
・独立して、方向性が違う仕事を今後続けるかどうか迷ったときも、「将来的にネタにできるかな」と。

人生何かしらつらいことはあるので、こういう形で乗り切る手もあります。
今だって、ちょいちょいありますし、無傷ではありません。
将来乗り切る糧にするなら、今は書かないでためておいたほうがいいかなと思っています。

もちろんつらいときに書きながら戦っていくという手もあるでしょうが、私はつらいときには書かないで、終わったときに書くというスタンスです。
独立後は、毎日ブログを書いているのでつらいこともありましたし、苦渋の決断をしたときもありましたが、そのときは書きませんでした。
仕事が減ってどうしよう……というときもありましたがそれも書いていません。
だからこそ乗り切れたともいえます。
(墓まで持っていく秘密もありますが)

今回の入院、乗り切った後に書かないという選択もあったでしょう。
ただ、「乗り切った後に書ける」のがあったからこそ耐えられたところもありますので、書いています。
書くタイミング、内容で、自分をコントロール、ある意味一時的に強くすることもできるのが書くメリットです。

 

 



■編集後記

昨日は、リハビリへ。
入院していた病院は、入院専門(一部外来はあるが適用外)だったので、外来で通うところを紹介していただいてました。
遠いけど定評があるところへ。
思ったより遠かったのですが……。

昨日は現状チェックや手続きを。
今後の計画は改めて連絡が来ます。
週1か2、3か月通う予定です。

現状を言語化しておくと、
・右脚の筋力、お尻の筋力が落ちている
・右脚が伸び切らない
・傷の痛みや硬直がまだある
・右脚の付け根が、急に動かす、力を入れて抜くときに痛む
・痛み止めをのむほどではない
という感じです。

「1日1新」
とあるリハビリテーション病院

■娘(2歳)日記

寝る前に、「みんな、おやすみなさいするよー。せーの!」と。
ただ、「もう1回!」と何度も……体育会系か!って感じですが。
そんな感じで昨日はなかなか寝ませんでした。

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