伝説の国語教師橋本武先生の講演会に参加してきました!

先日、伝説の国語教師 橋本武先生の講演会に参加してきました。

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橋本武先生とは

橋本武先生はこんな方です。
灘高の国語教師を21歳から71歳までの50年間務め、現在99歳。今年の7月で100歳になられます。
特筆すべきは、その授業スタイル。
『銀の匙』という1冊の文庫本を3年かけて読み込む授業を実践されました。
その結果、東大合格者数日本一という実績を挙げ、灘高を名門進学校へ押し上げることとなったのです。

教え子には、遠藤周作氏もいます。

昨年、メルマガ『平成進化論』でこの話を知り、6月25日に『エチ先生と『銀の匙』の子どもたち 奇跡の教室』という本を読みました。

なぜ、1冊の文庫本を読むという授業を行ったのか?非常に興味があったからです。

このスタイルは、最近では、「スローリーディング」と呼ばれていることもあります。


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------※この記事は、投稿日現在の状況、心境、法律に基づいて書いています。---------

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「小説を読み進めていて、気になることがあれば、徹底的に調べて体験する」というものです。
例えば、「駄菓子屋」が出てくれば、実際に駄菓子を食べてみる、「丑の日」が出てくれば、十二支について調べてみる、「凧あげ」が出てくれば、実際に凧あげをやってみるなどといった事例が紹介されていました。

その後、今年の3月26日に『伝説の灘高教師が教える 一生役立つ学ぶ力』を読んだのです。

『銀の匙』授業で行っていたように、横道にそれることが重要だと書かれています。

人生もどんどん横道にそれて楽しむべきだと。

本書では次のような表現がありました。

”遠回りかもしれないけど、長い人生の上でみればどこかで、20年、30年先に生きてくるかもしれないものも大事に”

”趣味はまさに人生の「 横道 」。それればそれるほど楽しみも増すわけです。そして、横道がたくさんあればあるほど人生が豊かになります。”

”すぐ役立つことは、すぐ役立たなくなる”

はるばる神戸へ

この本の中に、「(橋本武先生が)カルチャーセンターで今でも講演を行っている」という1文があり、早速ネットで調べてみました。
(これも横道でしょうね(^_^))
「橋本武 講演」では、なかなか見当たらず、「橋本武 カルチャーセンター」でヒットしたのが、3/27に神戸で行われる講演会だったのです。
ちょうどアポが入っていないこともあり、行くことを決めました。
決意したのは、22時過ぎ。参加できるかどうかわからず、確認もできません。
そこで、翌日の9時に東京駅に行き、そこで電話確認後、新幹線に飛び乗りました。

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講演の内容

簡単に講演の内容をご紹介します。

○『銀の匙』授業が話題になった理由

”『銀の匙』授業が話題になったのは、国として教育に問題をかかえているからではないか?”

詰め込みすぎ、ゆとりなど、教育のあり方については確かに混迷している部分があります。
その解決策の1つとして『銀の匙』授業が注目されたと言うことです。

○体験したことしか話せない

”私は体験したことしか話せません”

冒頭でこうおっしゃったことが印象に残っています
50年間の講師としての体験、そして99年間の人生で、体験したことしか話せないと。

人が伝えられることって、体験したことの範囲を越えることはできないと思っています。
このブログに書くことも体験したことのみです。
だからこそ、いろんなことを深く体験することが重要だと思っています。

私のこれまでの人生の倍以上の時間で体験を積み重ねてきた橋本先生の言葉は非常に重いものでした。

だからこそ『銀の匙』授業でも「体験」を重要視しているのでしょう。

著書の中でもこういった言葉があります。

”追体験こそが、学ぶ意欲を引き出す”と。

○「遊び」が重要

”「遊び」とは、無意味だけど面白いもの”

無意味であっても面白いことをやっていれば、記憶が刺激され学びを促進できるとのことでした。
遊んでいていつの間にか学んでいる状態が理想的だともおっしゃっていました。

意味がある・ないだけで判断していると、つまらないですしね。
「学び」だけではなく、「仕事」も同じような気がします。

○参加しているかどうか

”「遊び」が面白いのは参加できるから。「学び」が面白くないのは頭ごなしに言いつけを守らなければいけないから”

「遊び」は参加するのが前提だが、「学び」は必ずしもそうではないということです。
確かに、人から言われたことだけやっていたら、面白くないですからね。
学びは自分なりの工夫を加えてこそ面白いものだと思います。
税理士受験の時も、オリジナルの資料を作るのが楽しみでした。

仕事の自分なりの工夫ができるから、参加できるから、面白いのだと思います。

99歳の方の講演を聞くのは初めての体験でした。
壇上に上がるときは、ゆっくりと歩いてらっしゃいましたが、いざ講演が始まると、目の色が変わったのが印象に残っています。
やはりプロだなぁと。
99歳となった今でも執筆活動や講演を行ってらっしゃることに感銘を受けました。
私もそうありたいものです(^_^)

講演の内容に近いものは、こちらの最新刊にのっています。

『伝説の灘高教師が教える 一生役立つ学ぶ力』と内容がかぶるところもあるのでどちらか1冊でもいいかもしれません。

ご興味があればぜひ読んでみてください。





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【編集後記】

昨日の夜は、トライアスロンチームの仲間とスイムの練習でした。
20:00から21:30まで、結構みっちりと。
もちろんその後はがっつりと飲みました(^_^;)




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