「税金払ってお金が減る」に慣れる工夫

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税金を払えばお金が減ります。
これはしかたのないことで、慣れなければいけません。

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せっかく貯めたのに税金で持ってかれる

独立後、お金がたまってきたなーと思ったら、税金を払って減ってしまいます。
2018年の私もそうでした。
会社の決算は6月。
通常、決算の2か月後に税金を払いますので、8月に払いました。

8月に現金やペイジーで払っていれば、8月にお金が減るのですが、私の場合、クレジットカードで払ったので、その引き落としがあった9月に、がくんとお金が減っています。

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税金は、自分でも痛いものです。
税理士は痛くないかもしれませんが、私は痛みを感じます。
「今のは痛かったぞー」と。

なお、2月に減っているのは、ハワイ旅行の分です。

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独立後の税金は後払い

独立後の税金が痛いのはわけがあります。
後払いだからです。
1年間の税金をまとめて払うので、それなりの金額になることがあります。
それを緩和するため(とりっぱぐれをなくすため)、年の途中であらかじめ払う制度(中間納税)もありますが、それでも金額が大きくなることも。

個人事業主、フリーランスだと、業種によっては売上からその都度天引きされます(源泉徴収)。
法人の場合は、そういった制度がなく、まともに税金の一撃をくらうのです。
(天引きは天引きでめんどくさいのですが)

そして、独立前も、税金は天引き。
痛みを感じないように、かつ、年末調整でちょろっと戻ってくるような制度があります。
独立前の感覚に慣れていると、独立後の税金はなおさら痛いでしょう。

これは一応税理士の私も同じでした。
個人事業の税理士と、会社でやっている仕事があり、税理士のほうは天引きがあるのですが、会社はありません。
最初に会社で納税した年(2008年)は、その痛みをはじめてうけました。
「税金はしかたないですよ」というような机上の話をしていた私もはじめてその痛みを知ったわけです。
その後、なんとか慣れるようにはなっています。

かといって、痛みを逃れようとしすぎると、道を踏み外してしまうでしょう。
いわゆる脱税です。

利益が出なければ税金が少ないので、利益を出さないように、つまり経費を使いまくるとお金はたまりません。

この減り具合でわかるように、お金全部はとられないのです。
お金を貯め、税金を払いつつ、残していくようにしないと、手元のお金は増えません。

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税金を嫌って、利益を出さないとこうなってしまいます。
手元のお金がないとリスクも増えますし、選択肢も少なくなるものです。
仕事も選べませんし、時間もつくれません。

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税金払ってお金が減るに慣れるには

「税金払ってお金が減る」。
これに慣れるには、次のようなことをやってみましょう。

税金を払うようになる

まずは体験しないと慣れません。
税金を払うようになるのが最初のステップです。
(この意味で、税理士には独立をすすめています。自分で払わなきゃ痛みはわかりません。できれば法人で払いたいところです)

法人にし、法人税、住民税などを払い、そして、消費税を払うようになりましょう。
こういう考えもありますが。
消費税がかからない範囲、売上1000万円におさえるべきか | EX-IT

消費税はまた別の痛みがあるものです。
利益で計算する法人税、住民税などは、利益が少なければ税金も少ないのですが、消費税は、利益に関係なく多くなることがあります。
消費税は単に預かっているだけではありますので。
法人税がおなかの痛みだとすると、消費税は虫歯の痛みのような。
2019年10月には、消費税が10%となり、さらにその痛みは増えます。

実際に払うようにならないと、その痛みにも慣れないので、まずは払うことです。

税金分を別にしておく

1つの方法として、税金分を別にしておく、別に考えるというものがあります。
月でざっくり税金を計算し、その分を別口座にするとか、把握しておくというものです。
別口座にするのは手間もかかるので、私は月で計算しています。

税金を払うときになって、「こんなに払うのか――――――!」となると余計に痛みを感じ、慣れません。

ざっくり計算するなら、法人税・住民税などは、

・月の利益の40%

で多めに見ておきましょう。

消費税は、業種によってかわりますし、計算方法によっても変わります。
ひとりでやっているなら、売上のみで計算する簡易課税という方法で計算することが多いので、

・月の売上の消費税(8%)×業種ごとのパーセント

で計算しましょう。
卸売業 10%
小売業 20%
製造業 30%
その他 40%
サービス業 50%
不動産業 60%

です。

サービス業で、月の売上が108万円(消費税込)なら、8万円×50%=4万円となります。

ここで大事なのが「月」の売上や利益。
毎月経理をしておかないとわかりませんし、税金も計算できないのです。
経理をしておけば、数字のしくみもわかり、税金に慣れることにもつながります。

気が済むまで節税する

税金を「ちっ、しかたないか」と思えるようにするには、気が済むまで節税することが欠かせません。
税金をもっと減らせるんじゃ・・・と思っていると、税金を払いたくなくなります。

・必要なもの、好きなもので経費になるものは、すぐかつ必ず買う
・気が済むまで勉強代に使い、仕事の質を高める
・節税はひととおり勉強し、実践する(自分への給料、社宅、出張手当など)

といったことをやっていきましょう。

学んで節税! セミナー代の勘定科目は?どこまで経費になる? | EX-IT

自分への給料と社宅家賃で経費は十分。フリーランスにできない法人だけの節税。 | EX-IT

フリーランスの方は、法人にするのも節税の1つです。

税金と戦っても、税金から逃げても解決策になりません。
受け止めて慣れていきましょう。

法人成り(法人化)すると、フリーランスは本当に得するのか | EX-IT
健康保険・年金のためにフリーランスが早目に法人化(法人成り)する価値はある | EX-IT


■編集後記

昨日は、終日お客様先にて、月次決算、打ち合わせ、年末調整など。
夜は、出版社へ。
『AI時代のひとり税理士』を受け取り、編集者さんと打ち上げでした。
12/26発売予定です。
ブログでもAmazon購入キャンペーンをやります。

■昨日の「1日1新」

吉葉
大蔵財務協会
『AI時代のひとり税理士』    受取

■昨日の娘日記
「トイレ行ってくるね」というと、だいたい「一緒に行くー」と。
どうしたものか困っていましたが、最近は慣れました。
2人で外に行ったときも役立ちそうです。

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